村上椅子

2020-10-24

張り替え

レトロソファ張り替え

秋も深まりあっという間に11月が目の前に。
今日は納品で久しぶりに嵐山に行ってきましたが、程よく賑わっていました。
以前なら秋の週末の観光地に納品なんて!という感じだったので、こんなこと言ったらダメなんでしょうけど、ホッとしたというかこれでちょうど良いのかなと思ったり。難しいけど住んでいる人も訪れる人も、そして観光業に携わる人も、みんなが心地良いバランスを作っていければいいのになと思います。

さてずいぶん前のことになってしまいましたが、古いソファの張り替え事例です。

可愛い花柄のソファ。今ではこんな布なかなかないです。

バネを下から支える麻テープの色あいも可愛らしい。

全部取り除き、バネも入れ替えて、座面にクッションを乗せるかたちに変えました。

 

別おきクッションにした訳は、どの布も素敵、、と迷われたので、それなら2種類使って楽しめるようアレンジしましょうということで。裏返すとぱっと明るい黄色の座面になります。

 

こちらは製作途中のようす、背の裏から肘裏にかけて、ぐるっと手縫いで仕上げています。

ぽこぽこした柄が可愛い、また違う雰囲気のソファに生まれ変わりました。

2020-07-13

張り替え

3人掛けソファ張替

ソファの張り替え依頼です。

クラシックなかたち、布もつやっとしたストライプでやや硬い雰囲気でしたが、少しふんわりした布を使って変身しました。

お客様のセレクトで座面のクッションは本体より少し色の濃いめの色違いにし、さりげなく変化をもたせています。
くるみボタンの配置もバランスを見て変えてみました。

木枠の縁は飾り紐をやめて連結鋲仕上げに。
これにはちょっとした繋がりがありまして。

座面のクッションを裏返すと現れるのはmina perhonenのtambourine。

 

その刺繍で表現されたツブツブとした点が連なっている様が連結鋲に似ていて、似合いそうだなと、選んでみました。

張り替えの楽しさはこうやって組み合わせを考えたりして、一点もののソファにできるところにもあります。
クッション裏に柄の生地をもってくることで、気分が変えられるのも良いし、より特別感のあるソファに仕上がったのではないでしょうか。また永くご愛用いただけますように。。

 

 

 

 

2020-06-09

張り替え

カリモクソファ張替

これまでにも何度かご紹介してきました、カリモクの肘つきソファの張り替えです。
やはりこれだけ出会うことが多いということは、このコンパクトさが一般的な日本の住宅事情や日本人の体格にあっていて、使いやすい椅子なのですね。

今回も、がらりとイメージを変えまして、お客様が探してこられたこちらの布で張り替えました。

ミックス調のさっぱりとしたベースの生地に、きれいな色の刺繍がリズミカルに並んでいます。

カクっとした黒い合皮の雰囲気から、キルティングや座面のボタンをやめてすっきりとさせ、丸みを帯びたシンプルな形に変更しました。

一人がけは、違う布で。

こちらも優しい雰囲気になりました。

もちろん、形や布を変えているだけではなく、中身のバネをしっかりとしたものに変えて、ウレタンも良質なものをいれ、かなり座り心地もグレードアップしています。

持ち込まれることが多いだけに、同じ椅子が、お客様のセレクトによってそれぞれの椅子に生まれ変わるところも、面白いなあと思って張り替えさせてもらっています。

 

2020-04-04

張り替え

カフェチェア張替

黒いエナメル調ビニールレザーの椅子の張り替えです。

張り替えの時には、せっかくだからとガラッと雰囲気を変えられる方もありますが、今回のケースは、現在お店の椅子として使われていて、長い期間かけて少しずつ持ち込まれては張り替えを繰り返すことと、背中はそのままで傷みのひどい座面だけを張り替えということで、張り替えたとは分からないような、元どおりの椅子を目指しました。もちろん、座面のクッションも交換し、パリッと綺麗に生まれ変わっているのですけどね。

椅子の底を見ると、学生のころオシャレな暮らしに憧れてちょこちょこ通っていた、北山にあったインテリアショップのラベルがついていて、これまた懐かしくなりました。

京都でアメリカンホームメイドケーキといえばここ、というお店。
いつも椅子を持ってこられると、椅子からも懐かしいような甘い香りが、、。

食べたいな〜

何て思っていたら、差し入れいただきました!

黄金に輝くアップルパイ。ご馳走さまでした。

2020-01-24

張り替え

最近の張り替えから。

肘つき椅子の張り替えご依頼(張り替え後の写真)。

釘や詰め物、作りを見ると、かなり古いものと思われます。しっかり丁寧に作られていました。今でもあるようなシンプルで細身の木枠ですが、いい味がでておりなんというか密度が違うというか、重みもしっかりとあって、新しいものでは出せない雰囲気ですね。いつものことで、撮ったはずの張り替え前写真が見当たらないのですが、、座面のゴムテープも伸びきって下に落ち、かなりくたびれた様子でした。

座面、背もたれともにS字バネを入れ、しっかりした座り心地に生まれ変わりました。
張り地はお客様ご希望の、ミナペルホネンのタンバリン柄。色味もフレームとぴったりです。

限られた生地の分量の中で、どういう柄の出方にすれば椅子が綺麗に見えるか考えつつ、座面から背もたれ、背裏までの柄のつながりも配慮し、2脚とも同じように取る。生地を広げてからいざ裁断するまでにはかなり時間をとりました。前にも書いたかもしれませんが、円に見えるけれどやや縦横の長さが違い、生地を同じ方向に取らないと少しずつ柄がずれていくので、それも要注意です。

出来上がってみれば別に気にならないところかもしれませんが、作り手としては柄が揃ってないとすっきりしない。そんなもんです。

ご依頼ありがとうございました。