2022-11-09
革張りスツール、更新しました。
スツールが完成してショウルームに並んでいます。
丁度良いサイズ感で、程よい重み(軽さ)。場所をとらなくて、でもしっかり座り心地が良い。道具として使い易く、見た目の美しさも大切。そんないろいろなわがままを叶える「普通の」スツールを定番化できたらなと、ずっと思っていました。
もとになったのは、すでに以前から店に並べているハイスツール。そちらはキッチンカウンターなどで使うことを想定してすらっと足長なのですが、バランスを調整し、脚の貫のかたちなどを少し変えて普通の高さの机に合わせて使えるようにしました。
張り地は、布、革からお選びいただけます。ナチュラルカラーの牛革もナラによく似合いますね。
(2枚目の写真のウールのチェックは残念ながら廃盤のためお選びいただけません)。
サイズ等詳細は、定番商品のページに載せています。
気持ちよい気候となりました。そろそろ紅葉も始まっているようです。
お散歩がてら、ぜひ座りにいらしてくださいね。
2022-08-10
Rosa w2000 / w1600
特注サイズのRosaを続けて納品しました。
まずは、こちら。通常の三人がけは幅180cmですが、これは200cm。
それにあわせて、奥行きも少し伸ばして全体のバランスをとっています。
背もたれが低めで圧迫感のない雰囲気はそのままに、さらにゆったりサイズになりました。
下が空いていて湿気もこもらず、お掃除しやすいのもこのソファの長所です。
搬入先は二階。階段を上がることはできても回って部屋へ入ることが不可能で、分解して運ぶにも道具も用意しておらず、どうしたものか。。と困っていたら、ちょうど来られていた造園屋さんが手伝ってくださることに。
窓から無事搬入できました。助かりました!!
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そして、こちらは幅を縮めたw160。
布によっても随分雰囲気が変わりますが、少しコンパクトなサイズが和の空間にもぴったりです。
クッションは二分割にしています。
シートが固めで後ろへの傾斜がないことと、座高が低すぎず肘があって立ち上がりやすいので、お年を召した方にも使いやすいようです。patinaをご検討されてショウルームへお越しくださいましたが、実際に座ってみられて、こちらの方が良いということで決められました。早速わんちゃんを抱いてちょこんとお座りいただいている様子、とてもぴったりはまっていて嬉しかったです。
ご依頼いただき、ありがとうございました。
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定番商品のページで、他の素材例やいろんな角度からの写真もご紹介しています。
2021-12-27
モジャライフ 再開しました
羊の形の足置き、モジャライフ。
ふわふわの素材が手に入らなくなって、受注をストップしていましたが、リニューアルしてまた作れるようになりました。
その間お断りしてしまったお客さま、すみません!もしこちらをご覧になっていましたら、またよろしくお願いします。
以前と同じ、wool 100%ですが、やや毛にコシがある感じで、動物っぽさが増しました。使ううちに柔らかくなるのではと思います。
顔が引き出しなところに変更はありませんが、
お尻(??)は以前はしっぽの革紐でとまるミニテーブルになっていましたが、そちらはなくなり、飾りの板がはまり込んでいる形に変更になっています。
そろそろ張り替えを、というお問い合わせも時々いただいていました。やっとこれで、張り替えにも対応させていただけます。
特に初期に購入された方はウールではない化繊のボアだったので、もはやぺっちゃんこの悲しい姿になっているのでは、、と思います。ぜひご検討くださいね。
2021-08-20
patina 2 (ナラ)
先日お納めしたソファ、その二。
patinaの二人がけです。生地はショウルームに置いているものと同じ、柄と無地の組み合わせで。
花柄の椅子生地というとクラシックなものが多いのですが、そうでもなくかといってスタイリッシュすぎず、かわいらしすぎずという、となると海外メーカー色々探してもなかなか見つけられません。米国maharamのこの生地は、織りで花柄を表現したその具合がなんとも絶妙で、お高いけれどやっぱりこれがいいなあ、となってしまいます。
それに今回は肘置きクッションで色を加えてみました。ミント色が爽やかで可愛いです。
次回はクッションの話をしたいと思います。
2021-08-18
patina(ブナ)
夏は一体どこへ、、というような空模様の中、お盆らしくないお盆休みが終わりました。
海にも行けず、祖父母宅へも行けず。。こどもたちの経験できたはずの色々なことがぐっと狭められた状態が続きまた季節が移っていくと思うとなんともやるせない気持ちではありますが、今おかれた場所で楽しいことを見つけて日々過ごしていきたいです。
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さて少し前にお納めしたpatina一人がけのご紹介です。
明るい青で爽やかに仕上がりました。このところの長雨の鬱陶しさも少しは晴れるような綺麗な青。イタリアのコットンリネンです。
さらっとした肌触りも心地よく、もはやpatinaの定番生地になりつつあります。でもとても色数が豊富なので、同じ色でかぶることはありません。そして色でそれぞれに雰囲気が変わるのが面白いところ。
今回選ばれたフレームの材質はブナです。できたてはすべっと白くて無垢な雰囲気、木のさらっとした素朴な質感を生かしたいので、色のつかないワックス仕上げにしています。
一方10年以上たったショウルームに置いているものは、こんなに色が濃くなってつやつやに。
なかなか外へ出にくいこのご時世、自分の空間を心地よく整えようという方向に目が向かれる方も多いようです。そんな自分だけの椅子に、このpatinaはぴったり。映画を見たり音楽を聴いたり本を読んだり。しっかり目のウレタンの座面とフェザーの背もたれクッションの組み合わせは長く座っていても疲れません。そして、幅もあまり広くないので肘で囲まれている感じがまた落ち着きます。