2005-09-18
おばあちゃん椅子 その2

やりかけたままになっていたおばあちゃんの椅子のその後。
白と薄い黄緑の合皮で2脚ずつすっきりシンプルに張りました。
残る2脚はもらえることになったので、1脚ずつ好きな生地を選んでみました。
Kさんセレクトはあやしげな紫の花柄のモケット(毛布みたいな肉厚の生地)、私は白っぽいベージュに茶がまざったナチュラルな感じの布。
自宅は椅子だらけだけど、食卓用のまともに座れるものは2脚しかなかったので、やっとこれでお客さんにも座ってもらえるようになりました。
ますます椅子屋敷です。
2005-09-15
新装開店

今日の納品は京都下鴨にある「有卦屋」さん。
これまで創作鉄板料理やさんだったのを、改装して雰囲気を変え、居酒屋さんのような感じにされました。それに合わせて椅子も張り替えです。
もともとは赤の平織りの布で張ってあったのですが、もっと落ち着いた感じにしたいということと、メンテナンスが楽ということで、焦茶色の合皮に。
椅子の張り地を選ぶ時、小さな平面のサンプルを見て決めなければならないので、たいていの方がけっこう悩まれますが、その中でもここの店主さんは相当な迷いようでした。そこまで悩んでもらえるのは、椅子へのこだわりというか愛情が感じられてなんだか嬉しいものです。
それにしても、今そこにある空間に置くのならまだ想像ができるのですが、まずこれから改装する店の雰囲気を想像して、そこに似合う色と質感を、と思うとそれはなかなか決められないですよね。
いつも納品の時には喜んでもらえるかなあとちょっとどきどきしながら行くのですが、今日はまるで元からその椅子だったかのように馴染んでいて、気に入ってもらえました。
自分のお薦めした生地で張り替えた椅子が、お客さんのイメージ通りに仕上がって喜んでもらえる時は、やった!と嬉しくなります。
村上椅子のホームページ
2005-09-14
黒いワンピース

友人の結婚式にむけて、ワンピースを作ってみました。
黒に黒の水玉模様のさらっとした布。
薄くてとらえどころがなくて、裁断するのも縫うのもすごく大変でした。
服を作りはじめたのは確か13歳の夏のブラウス。母が私たち3人娘によく作ってくれていたので、ミシンがそばにあったからやってみた、という感じです。その後も自己流でコートをリフォームしたりワンピースを縫ったりしてきました。
趣味といえるほどの腕前でも頻度でもなく、年に1、2着作っているだけだけど、気が向いて一度始めると、寝るのも忘れて夢中になってしまいます。作る工程自体の楽しさはもちろん、だんだんかたちになってくると、早く着てみたいという気持ちも手伝って。
けっして上手ではないけれど、自分に合った、どこにもない一着が着られるのが嬉しくて、また作るのかもしれません。
2005-09-13
せまい京都

知り合いの家具工房、ポチテックのお二人が展示会をされているので、納品の帰りにのぞいてみました。秋の巡回展その1は、「田中美穂植物店コ-ヒショップ」さんで行われています。白い壁のこじんまりとしたお店にいろんな植物と木の椅子やスツールがいっぱい!!
期間限定とは思えない、ぴったり息の合った空間でした。
あの雰囲気、大好きです。
そして、もうひとつ、すてきなことが。
その場に居合わせたお客さんの顔にどうも見覚えがあるので、思いきって声をかけてみたら、大学時代のゼミのクラスメイトだったのです。
さらに話をしていくと、去年も一緒にグループ展をした家具職人の友人が、彼女の友人でもある事が発覚。まさか私とは知らずに、村上椅子のいすを気に入ってくれていたのです。
すごい偶然にびっくり!人のつながりって面白いなあとしみじみ感じた、嬉しい再会でした。
ぽちてっくてんについて詳しくはこちらまで。potitekのホ-ムページ
2005-09-10
イームズいす

前に書いた、頂戴してきたハ-マンミラー社の椅子が、こんなふうになりました。
張り地は、以前デンマークに行った時に生地やさんで見つけ、スーツケースに詰め込んで持って帰ってきたもの。写真ではよくわかりませんが、こげ茶色をベースに薄ーいそらいろとピンクの丸が並んでいる柄です。無地もいいですが、こういうふうに柄があるのも、なめらかなかたちが引き立ってなかなか良いです。
本来の仕様では、かたいゴムのチューブようなものに生地を縫い付けて、それをフレームの縁にはめてとりつけてあり、座の下と背の後ろ側には生地が張られていないのですが、特殊なミシンがないと同じようにはできないので、そこにも布を張り、縁で手縫いをして仕上げています。
張り替えたKさんによると、その手縫いがいちばん大変とのこと。
修行中の私にはまだまだうまく出来そうにありません。
村上椅子のページ