2012-07-21
額
椅子やら家具がいろいろと描かれた
ポスターを手に入れたので
それに似合う額をつくってもらいました。
チーク材ですっきりと
内側の面は大きめにとってあり
少し優しい印象に。
何処に吊ろうか。
ひとまずここに立てかけておきましょう。
樹輪舎さんありがとうございました。
2012-07-10
10年
うっかり忘れていましたが、
村上椅子は今年の春で10周年を迎えました。
、、もう夏ですけどね。
そして、11月で、移転オープンして5年となります。
(ついでにイスオさんは、来年の秋で職人歴20年となります。)
本人たちの感想としては、まだ10年か、とあっさりしたもので
(忘れていたくらいですから…)
お店としても、職人としてもまだまだこれから、
変わらず、日々勉強。頑張っていくのみです。
とはいえ思い返せば、イスオさんの独立からはじまり、
ゼロからの得意先の開拓、仕事の実績の積み重ね。
結婚、色々な展示会の開催やイベントへの参加、
新しい作業場とショウルームの建築
そして子供の誕生などなど、
めまぐるしく変化し続けた10年間でした。
これまで支えて下さった関係者のみなさん、
お店を愛して下さるお客さま、
そしていろんな場面で協力してくれた家族。
たくさんの人のおかげで今があります。
本当にありがとうございました。
これからも仕事の技術だけでなく、いろいろな面で
進化して行きたいと思っています。
この看板は、以前のコウバの初代看板のイメージ受け継ぎ
こちらに移転して来た時に作ったもの。
既に「ムラカミボーイ」とか言っているのも恥ずかしい歳に
なってきましたが、これは残して行きたいと思っています。
ぽこっと膨らませた頭は一度張り替えずみ。
これからも一緒に歩んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
2012-06-21
梅のジャム
しとしとと今日も雨。
梅の実の穫れる時期になりました。
今年度は忙しくて全然参加出来なかった
「いこら梅の会」。(以前のブログの記事はこちら◎)
お便りがてら、穫れた梅を少し送ってくださいました。
名ばかりの会員ですみません。。
今年は大雨でたくさん落ちてしまい、実りが少なかったそう。
斑点や傷があるものが多かったので
梅酒は諦めて、傷の部分を取り除き、梅ジャムにしてみました。
とってもきれいな橙色。
深みのある酸味が食欲をそそります!
自家製ミニ食パンにのせて、
ああ、幸せな朝食・・・。
まさに自然の恵みがぎゅっと凝縮されたものを
いただいているのだなと、ありがたくなります。
梅林での作業以外にも、梅レシピのワークショップをされたり
イベントへの出展などもされています。
興味のある方はこちらへ→◎
私たちも次年度はもう少し参加できたらいいのですが、、。
2012-06-09
梅雨入り
今日の京都は細かい雨が降ったりやんだり。
梅雨入りしたようですね。
前庭の山あじさい、とっても小さな木で
普段は全然目立たないのですが、
今こそ!とばかりに雨を受け、
生き生きと小さな青い花を咲かせてくれています。
わーっと咲く大きなあじさいも美しいけど、
私はこの素朴さが好きやなあと。
・・・
ばたばたとしているうちに、あっという間に日が過ぎていきます。
古イス市が終わって一週間、ようやく日常がとりもどせそうかなというころ、
イスオさんのおばあちゃんが息をひきとられたとの知らせ。
週の初めは急遽、お休みをいただいて鹿児島は長島まで、行ってきました。
急な予定の変更など、ご迷惑をおかけした皆さま、
申し訳ありませんでした。
車で片道12,3時間という距離のせいもあって、
なかなか頻繁に行くことはできなかったけれど、
じゃがいも畑の赤い土、山の緑、山の上から見える青い青い海、
訪ねた時々の思い出とともに、しっかりと心に焼き付いています。
やいやい世話を焼いてくれるでもなく、
話をするでもなく、静かな、おばあちゃんでしたが
そんな、ぶっきらぼうな(?)ところがすきでした。
ちゃんとお別れしにいけて良かった。
おばあちゃん、ありがとうございました。
私の一番好きな写真を。
2012-04-17
庭
前庭のジューンベリー、満開です。
白い花のいくつか集まったかたまりが
ぽわんぽわんと枝についていて、かわいらしい。
上から見てみる。
あまり計画性のない庭だけど、
目指しているのは、自然なかんじ。
ここに越してきてから約四年半、
いい雰囲気に育ってきました。
これからの季節、緑がどんどん増えて行くのが
楽しみです。
・・・
庭と言えば、先日、そうそう、こんなふうにしたかったん!と
思える庭に出会いました。
枚方にあるSEWING TABLE COFFEさん。
以前から知人の展覧会の案内をいただいたり、
(同じ敷地内にギャラリーもあるのです)
行ってきた人からすすめられたりで
一度、行ってみたいなあと思っていたところ、
近くを通る機会があったので訪ねてみました。
「星ヶ丘洋裁学校内」とあるので行ってみると
たどり着いたのは丘の上の、時の止まったような古い木造校舎。
カフェはどこに、、と思いながらガラガラと戸を開けてみると
何やら靴がたくさん並んでいて、どうも今も学校として使われているようす。
外では独特の雰囲気の洋裁少女(??)たちがひそひそとおしゃべりしていました。
うろうろしてもカフェらしき部屋が見あたらないので
訪ねてみると裏庭に行ったら分かるとのこと。
建物の裏手に進んでみると、、、すてきな庭!
適当に(失礼、、)手入れされたあらゆる木や花や草が
元からそこにあっただろう木も、後から植えられた花も
ほどよく調和して、自由に、自然に「庭」をつくっていました。
そして、さらに進むとこんな風景が。。。
雨でしっとりと濡れた緑がなんともいえない。
そのなかに、古い学校の椅子と木のテーブルがぽつんと。
ここは一体どこ??というようなノスタルジックな風景でした。
さて、そんな光景がみえる、古びた小屋が喫茶室。
お客さんはほかになく、ゆっくりとコーヒーが出てくるのを待つ時間、
本棚を眺めているのも楽しい。
静かな、優しい時間を、過ごさせてもらいました。
また、晴れた日にも行ってみたいなと思います。