村上椅子

2006-06-16

雑記

出張シェフ


ひと足早く、父の日のおくりものをしてきました。
といっても物ではなく、美味しいものをみんなで囲む時間。

私と同じで食べるのが大好きな父のため、御馳走メニューを考えました。
ちょっと奮発していいお肉を買い、いつも買わないような食材を手に入れて、実家へむかいます。

本日のメニュー。
・鯛のカルパッチョ風サラダ
・ニンジンのオムレツ
・ひとくちステーキ
・ポルチ-ニ茸のウニクリームペンネ

ニンジンオムレツは簡単。ニンジンとタマネギとベーコンをいためて、溶き卵に生クリーム、塩コショウしたものに加え、タルト型に入れてオーブンで焼くだけです。
そして今日いちばん料理らしいのは、ホワイトソースづくり。
慣れぬキッチンのためなんだかあたふたしてお鍋を熱し過ぎ、バターがモクモクと煙を…。
ありえない失敗です…。気を取り直して最初から。
それにしてもホワイトソースって、バターに牛乳に生クリームをだばだば、
自分で作るとなんてハイカロリーなんだろう…と実感できます。
そこに、うにの瓶詰めと乾燥ポルチ-ニ茸を戻したもの、茹でたサヤインゲンを加えて塩コショウで味をととのえ、ペンネと和えてできあがり。
いすおさんにも手伝ってもらって段取りよく(?)完成しました。

お味はというと、自分でいうのもなんですが、こんなの家で作れるの!?というなかなかの出来。
少々手際の悪い出張シェフでしたが、父にも母にも、喜んでもらえました。

2006-06-04

雑記

Tシャツテン!


村上椅子のイメージボーイ(?)を描いてくれた、友人のイトマキムイさんが参加する、「2006 Tシャツテン!」が広島で始まりました。
いろんな作家さんが描いたり縫ったり染めたり貼ったりしたオリジナルTシャツを展示販売するイベントです。
イトマキムイさんのTシャツといえば、以前この日記でも紹介しましたが、私たち村上椅子のオリジナルもお願いして描いてもらっていていて、イベントのたびに愛用しています。
フリーハンドの温かみのある線で、一枚一枚かわいいイラストを描いたもの。
カラーバリエーションも豊富だし、ネーム入りのお子さま用もとってもかわいいです。
手に入るめったにないチャンス。ここ京都からはすこし遠いけど、お近くの方はぜひぜひ行ってみて下さい。

2006 Tシャツてん! (二店同時開催)

* Bean.s (HANDMADE ART SHOP) 6/2~7/2
広島市中区江波二本松2-10-24 tel 082-293-8118
* PINKERTON’S SOUK (チャイのお店) 6/2~6/18
広島市中区八丁堀8-1 tel 082-227-1970

2006-05-21

雑記

パンを焼く


今日はパンを焼く日、と決めて、出かける予定をいれないでおきました。
近所の大型スーパーで、見当たらなかったので「ライ麦粉、ありますか?」と尋ねたら、
頼りなげな店員のお兄さん、「えっ‥、ダイ麦粉ですか???えーっと…(私がもう探し終えた棚をうろうろ)ないみたいですね…。」
もういいわっ。ライ麦って、あんまりポピュラーではないのでしょうか。
てことで、諦めてシンプルなフランスパンを焼くことに。

イーストとはちみつと強力粉をまぜ、発酵させること一時間。
そのあいだに部屋の掃除などをすませます。
そして、こねて、こねて、こねて・・・。
なんにも考えず、はなうたを歌いながら、全身の力をこめてこねます。
そうそう、ずっとしたかったのは、これだった。
他のことはな~んにもしない、家にいる休日。

ねかせて、形作って、またねかせて。

焼き上がりは、オーブンが小さいこともあってか、すこしずんぐりして不格好。
お味のほうは悪くないけど、なんだかずっしりしていて、ちょっと、ちがうぞ。
もう少し研究が必要なようです。

2006-05-16

雑記

修行

随分前に三日坊主になったきりだった、ピラティスを再開しました。
今回こそは、と毎朝ちょっと早く起きてエクササイズをして五日め。
なんとか三日坊主は免れました。
運動不足で、もともと硬いからだが、さらにがちがちに…。
まずはそれをほぐすのに時間がかかりそうです。
呼吸に注意し、筋肉の動きを意識して、集中力をもってエクササイズすることが重要らしいのですが、ついついいろんな他のことを考えてしまっています。
こころを無にするのは難しい…。
さて、今回は何日続くのやら。

2006-05-11

雑記

かもめバッグ

書きそびれていたこと。
先日ひさびさに映画館に行ってきました。

観てきたのは「かもめ食堂」。
予備知識は、小林聡美さんが主演だということ、そしてフィンランドが舞台だということだけ。
それだけで観てみたいなと思っていたら、私がすてきだなと思っている作家さんもブログでお勧めされていたので、これは行かなきゃ、と。

終わった時には、自然に穏やかな顔になっている、そんな映画でした。
自分がこうありたいな、と思っていたことが、再確認できたような気がします。
さりげないけどかわいらしいファッションや、きれいな色彩、インテリアを楽しめたのもよかったです。白夜のひかりが入ってくる部屋に置かれたフロアライトのほのかな明かりが、とても印象的でした。

そして、嬉しかったのはイスオさんの感想。
今までだったら、こういうゆったりした映画、言ってみれば
はっきりした起承転結のない映画は、途中で寝てしまっていたひと。
それが今回は、心にしみた、出てくる人々や色や雰囲気が今の気持ちにぴったりきて、とてもよかったと、言ってくれたのです。
その影響か、鳥をモチーフにしたバッグまで、せっせと作りはじめました。
そのうち、新商品となって、お目見えするかもしれません。

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