村上椅子

ありがとうございました。

福岡の山下カバンさんで開催していた第五回古イス市、
無事終了しました。

京都から出ていって古イス市をするのは初めてのこと。
どうなるかすこしばかり心配でもありましたが、
予想以上にたくさんの方々にお越しいただき、
楽しかったというお声をいただいて、ほっとしています。
はじめましてのかたがたの中に、
九州各地から駆けつけてくれた懐かしい顔も。
暑い中、おこし下さって、本当にありがとうございました。

古い物、そのままも味があっていいけれど、
強度や使用感に心配があったり、
新しい家の雰囲気に合わなかったりするので
古いものの良さを残しつつ、きちんと直してきれいにしてあるのがいい
というふうに言っていただいて、
張り替えることによって古い椅子の新しい魅力を引き出し、
使い繋げていくお手伝いができているのかな、と
改めて、嬉しく思っています。

来られなかったかたのために、展示の様子を。

吉井の古い町並みの、細い路地を入っていったところに、
山下カバンさんはあります。

二階建てのアパートの一室、ここが入り口。
知らない方には少し分かりにくかったでしょうか。でも
遠方からもわざわざ訪ねて来られるお店なのです。

運び込んだ椅子は55脚。かなりのボリュームに
さてどうしようと、しばし思考停止の三人。
ですがそのうち、ひとつずつ、パズルを解くようにして、
すべてがうまくそれぞれの居場所に収まりました。

そして椅子たちは、待っていたかのように
ぴったりくる持ち主と出会い、引き取られていきました。
京土産コーナーも大人気。初日でほとんど売り切れてしまい、、
楽しみにされていたかたは、すみませんでした。

たった三日間でしたが、居心地のよさに
最後は立ち去りがたい気持ちでした。
代わりにと行っては何ですが、ご好意により
古イスを少しばかり残してきました。
山下カバンさんで販売していただきますので
会期中行けなかったかたは、ぜひ。

また、いけたらなと思っていますが、
次はやっぱり、京都でしないとですね。
頑張って作ります。

旅の風景は、また後日。

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古イス市 @山下カバン

吉井町にて、はじまります!
目印は表に置かれた青いパイプイス。

いつもの、村上椅子ガレージでの古イス市とは
また違った雰囲気で、じっくりいろいろな椅子を
楽しんでもらえそうです。
山下カバンさんのモノを選ばれるセンスや
ディスプレイにはいつも、惚れ惚れしてしまいます。
そんな空間をお借りして私たちの椅子を
九州の方にも見ていただけること、とても嬉しく思っています。

こちらは京みやげコーナー。
私たちが勝手にセレクトした、定番からマニアックまで
京都のおみやげが並んでいます。

今日から、三日間。
ぜひお近くのかたは、この機会にお越しください!

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2013-05-23

作業風景

第五回古イス市、もうすぐです。

いよいよ、山下カバンさんでの古イス市が
今週末にせまってきました。

椅子はすべてできあがり、
あとは細かい準備を進めています。

あれもいるかな、これもいるかなと
必要なものを思い描きながら。

積み込みもほぼ終了。色んな形、サイズのものを
交互に組み合わせながら49脚!
予想以上に載りました。
イスオさんが頑張って運んでくれます。
(私たちは新幹線でラクさせてもらいますよ。ふふ。)

帰る時には、軽くなっていればよいのですけど。。。

お天気も、どうやら土、日は晴れそうです。
皆様のお越しをお待ちしております!

*第五回古イス市

日時:2013年5月25日(土)、26日(日)、27日(月)の三日間。
   午前11時から夕暮れまで

場所:山下カバン 
   福岡県うきは市吉井町939‐1 上村アパート2
   
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サーカスカーテン

ここのところずっとミシンを踏んでいました。

ロックミシンをかけたり

つないだり、ステッチでおさえたり。。

完成したのは、全長約15mのカーテン。
あまりに大きく重くて扱えないので、四分割で作りました。

いわゆる「カーテン」らしくない雰囲気を出すため、
インテリア用の厚手のコットン生地を使い、
生成り、グレージュ、焦げ茶色の三色を配置した
大きなストライプに縫い合わせました。
裏表なく使えるように、ということで、つなぎ目は
縫いしろを包んでかくしてしまう「折り伏せ縫い」としました。
タックはあえてとらずに、クリップでレールにとりつけることで、
緩やかで自然なドレープを出すデザインです。

この天井に付けられたレールが、グルッとカーブして丸い小さな部屋をつくり、
それを囲んで、部屋が三つの空間に緩やかに分けられています。

それぞれ、ネイルサロン、オフィス、キッチン、と
使い分けられるそう。

さすがexpoさん。おもしろいアイディアですね。
なんだか、サーカスのテントのようです。

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もうすぐです

福岡での古イス市、いよいよ来週末となりました。
今回は、張り替えた椅子だけでなく、
張られていない椅子(木の椅子)も数点用意しています。
修理を済ませたその椅子たちには、
山下カバンさんにクッションを作ってもらっています。

たとえば上の写真の椅子は、実は手に入れたとき、
布が張ってあったのですが、剥がしてみたら
こんな素敵な模様が出てきました。
そこで、釘の跡をパテで直し、塗装しなおして、
そのままで使えるように。
張り込まずにクッションを乗せる形にすることで、
おしりが痛くならないように、という座り心地の面と
椅子の可愛さ両方をいかせるようにしてみました。
どんな風になるのか、私たちも楽しみです!

そして、今回は出張古イス市ということで、
私たちが選んだ京都みやげを、少しですが販売します。
これを考えるのが、難しいけど楽しかった。
こちらもお楽しみに!

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