2011-09-27
祇園の朝
祇園の納品の朝。
ガイドブックを手にした人々が足早に向かっているのは
八坂神社でしょうか。
ちょっと足を緩めてみてください。
四条通に並ぶ店みせの隙間、ふと覗くと
細く薄暗い路地が奥へと延びています。
足を踏み入れればそこには
お茶屋さんが軒をならべる別世界。
2011-09-22
芝生の貼り替え
奇跡のように天気予報が晴れに変わった二日間、
店の前の駐車場の芝の植え替え作業をしました。
やる前の様子。
四年前の秋にオープンするとき植えたのは「西洋芝」。
ちょうど種があるから、、という単純な理由で選びました。
冬には枯れて茶色になってしまう「高麗芝」とちがって、
冬でも青々してきれいだということだったのですが、
京都の夏の暑さを乗り切れずに翌年には消滅、、、。
その後、植え替えたいなあと思いながらも芝の出回るシーズンは
何かと忙しく、取り掛かれないまま。
ずっとこんな見苦しい状態だったのです。
ついにとりかかれる時がきました。
ぼうぼうの雑草を抜き、土がかちかちになっている部分は
掘り返してやわらかくし、2.5センチ程掘り下げて平にならします。
そしてちょうど良い幅にカットしておいた芝を
並べていきます。
最後に肥料をまぜこんだ「目砂」を振りかけてならして
できあがりです。
しゃがみこんで作業すること丸二日間。
こんな感じに。
ちゃんと根付いてくれるでしょうか。
今度はほったらかしにせず、きちんと面倒を見て
枯らさないようにしたいです。
2011-09-17
ハイスツール
ひさびさに「Re:椅子」の新しいのができました。
黒いパイプ脚の、丸いハイスツール。
ぽっこりなっている一番高いところで、約57センチです。
ちょいと腰掛けるのに良い高さなので
キッチンのカウンターなどにいかがでしょう。
そんなイメージで、明るい山吹色と若草色の布を
張ってみました。
足をおくところが四角いのもすてきです。
中途半端な高さの椅子って、なかなか無いので
ぴったりくるかたにはもってこいかも。
2011-09-15
再発見
まだまだ日中は暑いですが、朝夕は涼しい風も吹き
少しは秋の気配を感じられるようになってきました。
この秋は京都観光、と考えておられる方も多いのでは?
そんな方にお薦めの一冊。
枻出版社の「Discover Japan」は
「日本の魅力、再発見」をテーマに、
宿、食、工芸など世界に誇る日本文化を紹介する、雑誌です。
10月号は「この秋、京都はこう歩く。」という特集。
実際京都に住んでいてもなかなか出向くことがなく知らない事ばかり。
この秋こそは、ぜひ色々と訪ねてみたいものです。
さてこの号の「京都スイバ新聞」の
”ここじゃないとアカン”店コーナーで
村上椅子をご紹介頂いています。
「スイバ」っていうのは京都弁でお気に入りの場所のことだそうです。
ご存知でしたか?、、、私は知りませんでした。
京都の人がお薦めする店ということでご紹介いただきました。
ありがとうございます。
秋が深まるのに向けて、あったかそうなバッグやこものも
少しずつ製作しています。(今は見るだけで暑いけど)
もう少し涼しくなったらお店にも並び始めますので
ぜひお楽しみに!
2011-09-10
北欧から
布持ち込みでの張り替え依頼も承っております。
・・・
ベーシックなベージュの合皮張りのこの椅子。
これを、お客様がフィンランドで買って来られた生地で張り替えました。
アーティストたちの集まるマーケットで手に入れられたそう。
リバーシブルで使えるのを生かして、
座と背もたれの表側は黒ベースを表とし、
座のマチと背もたれ裏側、パイピングは白ベース、
というふうに張り分けました。
生地の作家さんも、自分の布が海を渡り、
遠い国で椅子になるのを楽しみにされているそう。
世界で一つだけの椅子になりました!