村上椅子

2005-10-13

張り替え

巨大ソファ完成


ここのところ、私達を苦しませていたのは、このソファ!
今日、やっと張り替え終わりました。
スイスの高級ソファメーカー、deSede社のものです。(裏のシールが本物ならば)。
ファスナーで約30cm幅のソファ27個を連結して、なが~いソファにするのですが、茶色の少し艶のある合皮で張ったので、まるでむかでのようなちょっと異様な雰囲気。
依頼先には同じものがもう1台(27個)あり、緩くカーブを描いて並んでいる様は圧巻です。
これでやっと、11月の展示会に向けて製作、といきたい所ですがまだもう少し、無理そうです。
間に合うのか?!

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2005-09-18

張り替え

おばあちゃん椅子 その2


やりかけたままになっていたおばあちゃんの椅子のその後。
白と薄い黄緑の合皮で2脚ずつすっきりシンプルに張りました。
残る2脚はもらえることになったので、1脚ずつ好きな生地を選んでみました。
Kさんセレクトはあやしげな紫の花柄のモケット(毛布みたいな肉厚の生地)、私は白っぽいベージュに茶がまざったナチュラルな感じの布。
自宅は椅子だらけだけど、食卓用のまともに座れるものは2脚しかなかったので、やっとこれでお客さんにも座ってもらえるようになりました。
ますます椅子屋敷です。

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2005-09-10

張り替え

イームズいす


前に書いた、頂戴してきたハ-マンミラー社の椅子が、こんなふうになりました。
張り地は、以前デンマークに行った時に生地やさんで見つけ、スーツケースに詰め込んで持って帰ってきたもの。写真ではよくわかりませんが、こげ茶色をベースに薄ーいそらいろとピンクの丸が並んでいる柄です。無地もいいですが、こういうふうに柄があるのも、なめらかなかたちが引き立ってなかなか良いです。
本来の仕様では、かたいゴムのチューブようなものに生地を縫い付けて、それをフレームの縁にはめてとりつけてあり、座の下と背の後ろ側には生地が張られていないのですが、特殊なミシンがないと同じようにはできないので、そこにも布を張り、縁で手縫いをして仕上げています。
張り替えたKさんによると、その手縫いがいちばん大変とのこと。
修行中の私にはまだまだうまく出来そうにありません。
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2005-09-05

張り替え

おばあちゃん椅子張替


おばあちゃん家でずーっと使っていた椅子です。
何脚かは脚を切られて不思議なバランスになっているけど、そこがまた愛嬌があっていい。
片手で軽々持ち上げられるところもいいし、あらためて見てみるとなかなか素敵。
ただ、古くなって座面の板が割れてきているので、張り替えることになりました。
まず、ビスで留めてある座と背中の張り部分を取り外し、木枠だけにします。
脚の接合部分に隙間ができてしまっているので、接着剤を入れて、もう一度締め直します。
背中の板はまだしっかりしているので古い生地を剥がしてまた使い、座面だけ新しく合板を切って、ウレタンフォームで肉付けします。
今日はここまで。次はいよいよ張っていきます。
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2005-08-03

張り替え

新しい仲間、やってくる


またまた椅子を頂いてきました。
ハーマンミラー社のサイドシェルチェアを一度張り替えてあるものですが、縁がぼろぼろに破れてしまって無残な姿です。で、持ち主の方にとっては粗大ゴミだったのですが、私たちにとってはそんなもったいない!ということで、うちにもらわれてきました。枠さえきちんとしていれば、好きなようにリメイクして使えるんですから。

自宅にはそうやってもらわれてきた椅子達がたくさんいます。こじんまりとしたアパートの部屋に小椅子が4脚、ちょっとゆったり座れる椅子が3脚、1人掛けのソファが2脚。
中には、ゴミ捨て場においてあったのをこっそりいただいてきたものも…。
木や金属の脚部分を塗装しなおしたり、籐で編んであったのを皮張りにしたり、クッションと生地を新しくかえたりして生まれ変わったいろんな椅子達が共存しています。
新しくやってきた椅子は、どんなふうに変身するでしょうか。
また、ホームページでUPする予定です。