2006-05-08
命名

「むらかみいす展」で募集していた新作椅子の名前が、決定しました。
その名も“マウント フジ”。
はじめ聞いた時は、「えっ・・・(絶句)」という感じ。
でも、だんだんと、背中の上のなだらかな曲線(富士の裾野のような)や
気品のある佇まいには、その名前がぴったりに思えてきました。
ほかにも、いろいろな案をいただのですが、張り地にちなんだネーミングが多く、
生地にかかわらず共通の名前にしたかったので、形、雰囲気を表しているこれに決定。
ただ、この名前を提案してくれた方がどなたなのか、思い出せないのです。
それ私!という方はぜひご一報下さい。
ささやかなプレゼントを差し上げます。
2006-05-06
納品

ゴールデンウィークの七日間をかけての張り替え仕事、無事納品がすみました。
京都祇園にある高級クラブの椅子です。
広い室内に並べ終えてみたら、これだけの数の椅子が
あの小さな仕事場にはいっていたのが不思議な感じ。
真っ白な椅子がずらーっと並んで、さらに豪華な雰囲気になりました。
2006-05-05
真っ白の椅子

連休中の大仕事が完了し、今日は積み込み作業。
1人掛けの写真の椅子が40脚、その他2人掛けやらスツールやらで、計70脚の張り替えです。
この間もくもくと作っていたボタンは、このように椅子の背中につけるのです。
真っ白の生地は太陽の光の下でみると、眩しくて目も開けられないくらい。新しくなった!という感じがして気持ちいいです。
早く終わったので、せっかくのいい天気を満喫しようと近くの東寺に出かけてみました。
ちょうど、春の特別公開中で五重塔の内部や宝物館も閲覧できました。
弘法さんやがらくた市では何度か訪れてはいるものの、お堂に入るのは初めて。
特に21体の立体曼陀羅は圧巻でした。五重塔も、近くで見ると大きいんだな~と改めて感心。
大きなクスノキなどの新緑がとても鮮やかで、本当にいい気持ちでした。
仕事が一段落ついた解放感も加わってでしょうか。
あとは明日の納品が無事終わりますように。
2006-04-30
ホッチキ祭り

張り替えの椅子の古い生地をはがしていくと、目を疑うほどの大量のタッカーの針がでてきました。その様子を、助っ人に来てくれている友人O氏が命名(正確にはタッカー祭りかも)。
普通は釘を抜いた上で新しく生地を張るのですが、時間がなかったり手をぬいたりするのに針を残して張り替えるひともいるのです。
しかし。今回はそれがどうやら4度目!
古い生地の破片が残されているのでわかります。赤いモケット、ベージュの花柄のモケット、茶色のモケット。そして今張り替える前のはベージュの花柄の生地。そのそれぞれの針がほとんど残されているのです。
これだけ針が残っているとさすがにもう打つ所がなくなってくるし、何よりきれいに張れません。
ということで、一所懸命針を抜いていく作業。普通に張り替えするより相当手間がかかります。ちゃんと抜いておいてくださ~い…。
それにしても、業務用とはいえ4回も張り替えて使ってもらえる椅子はそうそうないと思います。
新しい生地は真っ白で織りで模様が入った布。
これからまた、何年使ってもらえるのでしょうか。
2006-04-27
くるみボタン製造機

今日はくるみボタン作り。
ソファの背中などに付いている、生地で包まれたボタンです。
単なる飾りだけではなく、綿などの詰め物が動かないようにとめる役割もはたしています。
今回のは釘状になっていて、刺して裏から金具で固定するもの。他に、足が割ピンみたいになってるものや、丸い穴がついていて紐を通して使うものもあります。以前はサイズもいろいろあったみたいですが、今椅子用で使うのは20ミリか16ミリのものくらいです。
実は写真にある器械のレバーを手でガチャンとやって、ひとつひとつ作っています。
最初見た時は、なんて原始的な!と思ったものです。
今回はその数なんと、700個!…もう、うんざり。
半分もいかないうちに、なんだか気分まで悪くなってきました…。
しかし。これだけ作ったと言うことは、これを椅子に取り付けなければならないと言うこと…。
ゴールデンウィークにある張り替えで、使うのです。
その様子はまた後日。