村上椅子

2006-04-27

作業風景

くるみボタン製造機


今日はくるみボタン作り。
ソファの背中などに付いている、生地で包まれたボタンです。
単なる飾りだけではなく、綿などの詰め物が動かないようにとめる役割もはたしています。
今回のは釘状になっていて、刺して裏から金具で固定するもの。他に、足が割ピンみたいになってるものや、丸い穴がついていて紐を通して使うものもあります。以前はサイズもいろいろあったみたいですが、今椅子用で使うのは20ミリか16ミリのものくらいです。

実は写真にある器械のレバーを手でガチャンとやって、ひとつひとつ作っています。
最初見た時は、なんて原始的な!と思ったものです。
今回はその数なんと、700個!…もう、うんざり。
半分もいかないうちに、なんだか気分まで悪くなってきました…。
しかし。これだけ作ったと言うことは、これを椅子に取り付けなければならないと言うこと…。
ゴールデンウィークにある張り替えで、使うのです。
その様子はまた後日。

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