2011-07-10
2011/07/10
すっかり夏本番の京都です。
最近は、店舗などの数ものの仕事が続きます。

これはフレンチ懐石のレストランの椅子。
ほかには大学の椅子、
カフェの椅子のシートクッションなどなど。。
数が多いものは、淡々とこなしていくに限ります。
頭から邪念をとりはらって、何も考えずに。
(、、いえ、ほんとに何にも考えてないわけではないのですよ。
きちっと同じように仕上がるように気を配りながら)
・・・
さてそうこうしているあいだにも
毎日どんどんと椅子が運び込まれてきています。
皆さん、どこで村上椅子のことを知られるのでしょうか。
ありがたいことです。。。

中でもこちらは、重傷のようす。
すっぽり抜けて、ばらばらになってしまっています。
よっぱらったお友達が、前後にギコギコして座っていたら
抜けてしまったそう。
とっても椅子の負担になりますので、おやめ下さいね~。
こんな椅子たちが、倉庫のなかで静かに修理の順番を待っています。
そういうわけで、ただいまお預かりしても
すぐには取りかかれない状態ですので
どうぞご理解くださいませ。。。
2011-06-20
漉いてみました

ついに村上椅子にも導入されました。
革漉き機!
レトロな風貌ですが、ちゃんと現役で使えます。
ミシンの台の幅を狭くしたようなのに載っていて
ペダルを踏むとモーターで動きます。
早速出番です。
パイピング用の革を漉いてみました。

これまで、たまに革を漉かなければならないときがあると
地道に人力でしていたのですが
時間はかかるは上手くいかないわで、とってもストレスに。
その今までの苦労は一体なんだったのか、、
というほど簡単に美しく革がすけました。
活用して出来上がった、革張りの車のシート。
パイピング部分はシャープに、
革同士のつなぎ目も分厚くごわごわせずに
スッキリと仕上がりました。

ぐっと仕事の幅が広がりそうです!
2011-06-17
大山崎山荘美術館
今日から「かんさいいすなう」展、開催されています。
昨日行われた関係者での開会式に参加し
一足お先に、展示の様子を見てきました。

山荘へ向かう道中の緑。
あいにくの雨でしたが黒く濡れた木の幹とのコントラストも美しく
しっとりと深い緑を楽しみながらの道のりでした。

緑に囲まれた重厚な雰囲気の美術館に到着です。
報道関係者への記者発表もあり、大人数で館内をぞろぞろと移動しながら
各作品の前で作家がコメントしていきます。

私たちのいすは「地中の宝石箱」とよばれる
安藤忠雄さん設計の新館の、中央の小部屋に置かれていました。
イスオさんが喋ってくれるからと、ぼーっとしていたら
私にもマイクが回ってきてしまい、冷や汗かきながら
お話させていただきました。

なかなか自分の作品について多くの前で話す機会などないので
良い経験させて頂いたかな、、。
後から、こういえば良かったということが色々と出てきて、
日頃から頭のなかのぼんやりとしたイメージや
なんとなく思っている事、というのを
もっと整理してきちんととらえることが大切だなあ、と
痛感しました。
・・・
本館の、黒田辰秋にゆかりのある漆の作家さんたちのコーナーは
やはりさすがの見ごたえ。
なかなか気軽には座れない存在感です。
そういった重厚ないすやまさに造形作品といえるような
オブジェのようないすもあれば、
日常生活ですっと使えるような、
若手作家の軽やかないす、モダンないすもあり、
そのほぼすべてに座ってみられるのが
この展覧会の面白いところかなと思います。
会期は9月25日まで。
ぜひ皆さんお出かけください。
2011-06-11
むちむちソファ 納品。
無事納まりました。

お店に一歩足を踏み入れると、、
目に飛び込んでくるアール型の黒光りするソファ。
座ってみるとこんな感じ。

頭の上よりまだ高い背もたれでかこまれて
プライベート空間ができあがり。
正面から。

この囲まれたソファ席が、三つ並びます。
張り替えではなく、一から設計してつくるので
作るときの大変さもさながら
現場でうまく納まるか、最後まで気の抜けないお仕事でした。
解放感!!!
・・・
さていろいろとお待ちいただいている皆様、、
どんどん取り掛かっていきますので
もう少しお時間くださいませ。
2011-06-07
むちむちソファ
古イス市が終わったかと思えば
一休みする暇もなく待ち構えていたのは
あのおおらかなイスオさんも、胃が痛くなるような大仕事。
(これまでやった中で、二本の指にはいるかも)
ようやく完成のめどがついてきました。
先週のあたまからほぼ一週間かかったウレタン加工。
お施主さんのイメージを忠実に再現するため
幾層にも様々な厚みと硬さのウレタンを重ねてアールを生み出し
さいごに表面にはふわふわの樹脂綿をはりました。
その間にイスオさんが型を出し、張り地を裁断。
そして加工が出来上がった私が縫製に進みます。

ワニ柄のビニールレザーです。
うー、肩がこる~。
縫えたものからイスオさんが張っていきます。
これがまたすんなりとは張れない形、、、。
出来上がりはまた後日。