村上椅子

大山崎山荘美術館

今日から「かんさいいすなう」展、開催されています。

昨日行われた関係者での開会式に参加し
一足お先に、展示の様子を見てきました。

山荘へ向かう道中の緑。
あいにくの雨でしたが黒く濡れた木の幹とのコントラストも美しく
しっとりと深い緑を楽しみながらの道のりでした。

緑に囲まれた重厚な雰囲気の美術館に到着です。

報道関係者への記者発表もあり、大人数で館内をぞろぞろと移動しながら
各作品の前で作家がコメントしていきます。

私たちのいすは「地中の宝石箱」とよばれる
安藤忠雄さん設計の新館の、中央の小部屋に置かれていました。

イスオさんが喋ってくれるからと、ぼーっとしていたら
私にもマイクが回ってきてしまい、冷や汗かきながら
お話させていただきました。
 

なかなか自分の作品について多くの前で話す機会などないので
良い経験させて頂いたかな、、。
後から、こういえば良かったということが色々と出てきて、
日頃から頭のなかのぼんやりとしたイメージや
なんとなく思っている事、というのを
もっと整理してきちんととらえることが大切だなあ、と
痛感しました。

・・・

本館の、黒田辰秋にゆかりのある漆の作家さんたちのコーナーは
やはりさすがの見ごたえ。
なかなか気軽には座れない存在感です。

そういった重厚ないすやまさに造形作品といえるような
オブジェのようないすもあれば、
日常生活ですっと使えるような、
若手作家の軽やかないす、モダンないすもあり、
そのほぼすべてに座ってみられるのが
この展覧会の面白いところかなと思います。

会期は9月25日まで。
ぜひ皆さんお出かけください。

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