村上椅子

2012-07-06

定番の椅子

青緑のマメスツール

定番のマメスツール、かたちは気に入ったけど、
もう少し低いのが欲しい。
そんなご要望でお作りした、マメスツール・ロータイプ。
脚の長さを通常より8センチ程短くしました。

ちょっと背の低めの方が、
玄関で靴を履く時に楽に手が届く高さ。
座面が低い分、座ったときの安心感もあります。

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2012-07-03

定番の椅子

黄金のROSA

随分前に(→こちら)書いていた、イギリスのファブリックで張った
オリジナルソファのROSA、こんな風に仕上がりました。

想像どおり、生地のムラ感のおかげで、シンプルなこのソファに
独特の存在感が。クッション部分はこのしなやかな生地のおかげで
良い感じにシワが出て身体にもなじみ、気持ちよいです!
ショウルームの見本もこの生地で張り替えたいくらい、気に入ってしまいました。

一般のお客さんでは、なかなかお見せしても良い反応のかえってこないこの生地、
ご提案したらすぐに気に入って下さったのは、
じつは前回のブログにもご登場の建築家Uさん。
さすがに、いくつかの色のご提案の中から、現場でじっくりと(厳しい目で)お選びに
なっただけあって、お納めしたらこれ以外ないというぐらいぴったりでした。

螺旋階段の上から。

オットマンをこのように離してスツールとしておくのもよいですね。

アーティストさんの壁画の雰囲気ともばっちり。

螺旋階段をはさんで、向こう側にダイニングスペースがあります。
右手は、ずどーんと長い、キッチンカウンター。まるでお店のようです。

一見、派手になりそうで、他のインテリアとの兼ね合いもあって
選ぶのを躊躇されるのかもしれませんが
意外に張ってみるとそこまでクセもなく、シックな雰囲気に仕上がります。
綺麗な色もたくさん揃っているのでおすすめですよ。

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2012-03-20

定番の椅子

新モジャ

モジャライフ、バージョンアップしました。

もこもこ、ふわふわのモジャライフ。
ごらんのとおり、羊をイメージした椅子です。

このたび、より本物らしさを目指して、
張り地をウール100%に変更しました!
なかなか、色、毛足の長さやもこもこ感、そして価格の面で、
希望にかなうものが見つからず、変えたいなと思ってから
随分時間がかかってしまいましたが、
晴れて、ニューバージョン完成です!

ここでウールの長所を説明しますと、、。

・繊維に弾力性があり、経年変化が少ない(へたれにくい)。
・汚れがつきにくく、ついた場合でも取り除きやすい。
・静電気がおきない。
・夏涼しく、冬温か。

良いことづくめですね~。
そして、なにより気持ちいい!
ついつい、わしゃわしゃーっとなでたくなります。

以前の茶、白(薄いピンクベージュ?)の二色展開から
真っ白の一色になってしまいますが、脚、顔の色は
ダーク(ブラックウォルナット)とナチュラル(ナラ)の二色から選べます。

頭は引き出し

おしりはミニテーブル

となっております!

このバージョンアップにともない、
残念ながら、値上げさせていただきますことをご了承ください。。

価格等、詳細は近日中にホームページにアップします。

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2012-03-07

定番の椅子

オットマン

久々の新作のご紹介です。
定番ソファ、ROSAのオットマン。

オットマンとはいっても、ソファの座面と同じ高さで
対面に置いて、スツールとして座ったり、
上にトレイを置けば、サイドテーブルにも。
そしてソファに繋げて並べたら、こんなふうに、、

カウチソファに早変わり。
これで、家族でゆったり座れますね。

このROSA、あらためてご紹介すると、
背もたれの低さと肘の薄さがポイントなのです。
広々サイズながら圧迫感がなく、部屋をすっきり広くみせてくれます。
背もたれに置いていあるクッションをはずしても、
本体の背もたれにもバネと厚みのあるウレタンフォームが入っていて、
充分クッション性があるので、お好みで使えます。

その、外したクッションは、実は肘の奥行きとぴったりサイズ。

座面に傾斜をつけていないので、
こうやって、枕にしてごろんと寝るのにもいいですよ~。

今まで、赤紫色のファブリック張りだったROSA、
生地が廃番になってしまったため、
オットマンの製作と合わせて張り替えました。
ちょっと雰囲気の変わったショウルーム、ぜひ見にいらして下さいね。

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2011-11-09

定番の椅子

マメスツール 

定番商品、マメスツールの脚の塗装です。
木枠はいつもお願いしている滋賀県の田中サンの担当ですが
出来る範囲の事は自分たちでしようと。

ドイツのシュトックマー社というところの
蜜蝋ワックスを使っています。
ブナのナチュラルなスベスベ感を生かそうと
濡れたような色にならない塗料を選びました。
蜜蝋と柑橘油など自然の成分が原料。
一見何も塗っていないようにも見えますが、
ちゃんと木が呼吸出来るように保護して
自然なツヤを与え、ほこりなども付きにくくしてくれるのです。

・・・

そして、あまり見えない所ですが
裏側(底)はきらきらとした小さな真鍮の鋲を
ずらりと打って仕上げます。

たいていの普通の椅子はというと、
何かそばにあれば覗いてみて下さい。
黒い裏用の布をタッカーでパンパンパン、、ととめてあるだけです。

ちょっとひと手間(10手間ぐらい?)ですが、
ひそかに気に入っている部分。

こういう小さなことの積み重ねで
私たちの椅子になっていくのです。