2008-08-07
肘付き椅子
木工作家、ポチテックさんの椅子です。
今回も製作は樹輪舎 京都さん。
村上椅子は座面の張りを担当させてもらいました。
選りすぐりのブラックウォルナットを贅沢に使った巨大テーブル
(4m×1.4m!)と肘付きの椅子が10脚という大仕事です。
詳しくは樹輪舎さんのブログで紹介されていますのでどうぞ。
シートは白と黄緑の二種類のソフトレザー(合皮)で張りました。
このソフトレザーは、革らしいしなやかな感触がありつつ、
水拭きが出来るなど革よりは扱いやすいので、
安っぽくしたくないけどお手入れが楽なのがいい、という所には
よいのではないでしょうか。
いつもポチテックさんの椅子は、ピシッとしたラインが
カッコ良いなあと思います。それでいて、男性がつくる『ビシッと』とは
ちがって、そことなく繊細さがあるというか、、、。
この素敵な椅子がテーブルと一緒にずらっと並ぶ姿、
見てみたいものです。
2008-03-26
四姉妹
木工作家ポチテックさんの小椅子。
座面を張らせていただきました。
定番でつくられているこの椅子、
今回は四姉妹の勉強部屋の椅子として使われるということで
選ばれた張り地はピンクとグリーンの2種類の布。
よく見るとヘリンボーン柄になっていて、
なんだか懐かしい感じのする生地です。
椅子のフォルムとあいまって、素朴で可愛らしい雰囲気に仕上がりました。
ひとり1脚のこの椅子、これから使い込まれてそれぞれの色に染まり、
大人になってもきっと使い続けられることでしょう。
現在子育て中のポチテックさんにかわって、
製作を担当された樹輪舎京都のYさんが木枠を持ってこられ、
村上椅子にて座面をとりつけて椅子は完成。
いつもの張り替えの仕事とはまた違って、
こうやって、一緒にひとつの物を作るのも、楽しい作業です。
可愛い赤ちゃんをつれてのポチさんも加わって
ショールームにて三者合作の撮影会となりました。
ついでに、椅子に座って家族写真も。、、何の撮影会なんだか。
でも、とても幸せそうな様子にこちらも顔がほころびました。
そしてこうして早くもお仕事されてる様子に、感心。
母は強しですねぇ。
2007-10-19
木と布のバランス
出過ぎず、平らすぎず、程よい膨らみ加減で、
というご依頼。
その微妙なところを探り当てるのが、難しい。
でも、これかな、というところにたどり着けると、嬉しい。
それがあたっていると、もっと嬉しいのだけど。
2007-09-16
オーダーソファ
先日作っていた、重ーいソファを納品してきました。
難関と思っていた玄関まで上る階段、意外にすんなりパスし、
(といっても4人がかりで)リビングにぴったりと収まりました。
玄関も広く、まっすぐ入れられたので助かりました。
うちのコウバから出るのが一番大変だったような。
お客様のえらばれたグレー系の縞模様と無地のツートンは、
お部屋の雰囲気にもぴったりでした。
今回の場合、製作の途中で一度座りにきて頂き、
生地も確認していただいていたので、
安心して製作を進めることができました。
無事お納めできて、ほっとしました。
2007-08-24
おもい!
ただいま制作中のこれ。
注文でおつくりしている大きなソファの、肘の部分なのです。
その幅(厚み?)約30cm、まくらになるのはもちろん、
この上にでも充分座れます。
枠組みもしっかりと作られているのでその重さは相当なもの。
肘一つで下手なソファ1台分ぐらいの重量があります。(言い過ぎ?)
これが二つ本体についたら、、、
持ち上がるか自信はありません。
でも、お客さまご希望の、しっかりした安定感のあるソファになるのは
間違いない!