2011-02-01
金沢の旅2
さて、椅子の完成も見届け、山口さんや辻さんにもお会いできたので
今回の任務は終了。
せっかく来たのだから、冬の金沢を楽しまねば!
というわけで
金沢に住む友人夫妻と美味しいお魚とお酒を堪能。
美味しいからって、それ飲み過ぎですよイスオさん。
で、酔っぱらったイスオさんじゃなく、私の方が
つるつるに凍てついた道ですってんころりん
(しかもちびを抱っこしたまま)、、、。
めげずに、翌朝は
雪の金沢城と兼六園をお散歩しました。

真っ白な世界!

有名な、雪吊り
ばっちり温泉にも入って、意外に雪、大丈夫やったなあと
言っていた帰り道。福井県に入った辺りから、みるみる雪が激しくなり
時には前が見えないくらいに、、、。
しかしここは、冷静なイスオさん。頼りになります。
止まってしまっている車や、渋滞もあったけど、
そんなに時間もかからず、無事帰ってこられました。

翌日新聞をみてびっくり。
電車も高速道路もストップということで、一日ずれていたら
帰って来られてないところじゃないですか。
またもや思い出に残る旅がひとつ、ふえたのでした。
2011-01-31
金沢の旅1
金沢で木工家の山口和宏さんの個展が開かれるということで
行ってきました。
会場のfactory zoomerはガラス作家の辻和美さんのギャラリーショップ兼カフェ。
前にはゆったりと犀川が流れ、白いお店は清々しく心地よい場所です。
そういえば前来たときは、ものすごい雨に見舞われたっけ、、と思い出しながら
ガラガラとお店の戸を開けて中へ。
座面の革張りを担当させていただいた新作の椅子は
二階への階段をあがったところに二脚ならんでお出迎えしてくれました。

福岡と京都、遠くはなれているため、打ち合わせは電話にて。
イメージされている革をこちらでも想像してご提案し、
サンプルを取り寄せてその中から決められ、
座面の板だけを送ってもらい、張って送り返して、、というやりとりで完成しました。
どうやら座面の仕上がりは気に入って頂けたようで、これから
布張りのものや素材を変えてもいろいろ作ってみたいとおっしゃっていました。
フルーツを盛ったら素敵だろうな、という大きな丸い鉢。
パンとサラダの朝食セットに良いサイズの長方形の皿。
使い道を考えるのが楽しい、様々なお皿や盆、カッティングボードなど
木の器類もたくさん、端正に並べられていました。
一階のカフェでは普段オオヤコーヒ焙煎所さんのコーヒーがいただけるのですが、
展覧会の期間中はフードコーディネーターの冷水希三子さんによる、
小麦粉のお菓子を山口さんの器で楽しめるということで、食べない訳にはいきません!
さくさく、もっちり、ふんわり。いろんな粉の表情を楽しめる
四種類の焼き菓子が用意されていて相当悩みましたが、
「ファーブルトン」と「バナナとローズマリーのケーキ」を選びました。
どちらもしみじみ、美味しかった~。チビと取り合いです、、、。
写真を撮り忘れたのが悔やまれます。
お近くの方はぜひぜひ行ってみて下さい。
遠い方も、雪がちょっと大変ですが、ぜひ。
・・・
山口和宏 木の仕事 展
2011年1月29日(土)~2月6日(日)
12:00 – 19:00 水曜定休
作家在廊 1月29日(土)
場所など詳しくはfactory zoomerさんのHPを。
・・・
そして、雪の金沢の風景は、「金沢の旅2」へつづく。
2011-01-20
臨時休業のお知らせ
2011-01-20
ハイスツール

あたらしいRe:椅子、ひとつだけですが出来上がりました。
ちょっと腰掛けるのに便利なハイスツール。
パイプの脚にぽっこり丸い布張りの座面です。
キッチンにこういうのがひとつあると、いいですね。
2011-01-15
Patina 1

新作ソファ、Patina完成しました。
コンパクトなのに座り心地が良いというのが、いつも目指しているところですが
今回はリビングでリラックスして長時間座っているようなソファをイメージし
座面の床からの高さや後ろに掛けての傾斜、背中との角度、肘の高さ、
そしてもちろん使うクッションの組み合わせなどを何度も調整しながら
より、ゆったり座れるよう理想の座り心地を作りました。
背中のクッションの中身は羽。もたれるとプシューッとしずみ、
身体に馴染んでしっかり支えてくれて、とっても気持ちいいんです。
この感じは、ウレタンでは表現できません。
座り心地のことばかり話しましたが
このソファ、なんと言ってもこの木製のフレームが存在感を
放っています。製作はいつもお願いしている田中智章さん。
なんとも気持ちのよいお仕事をしてくださいました。
すべすべ感を肘をなでて味わって下さい!

横から。

後ろ姿も美しいでしょう。

これまで、「椅子張り屋のソファ」ということで
張りぐるみのものを主に作ってきましたが、いろんなタイプのソファから
お選び頂けたほうがよいかなと、今回は木が表に出ているタイプを作ってみました。
木のフレームのソファはまた、年月とともに色に深みが増していき、
味わいが出てきて、育てていく楽しみのあるものだと思います。
フレームにはブナ材、張り地はしっかりと目の詰まって織られた
コットンを使用しました。とても上品で温かみのある肌触りです。
詳細はホームページのオリジナルのところにUPしてあります。
ぜひ実際に座りにいらしてくださいね。
ナラ材の2人掛けももうすぐご紹介出来る予定です!