村上椅子

2006-04-30

張り替え

ホッチキ祭り


張り替えの椅子の古い生地をはがしていくと、目を疑うほどの大量のタッカーの針がでてきました。その様子を、助っ人に来てくれている友人O氏が命名(正確にはタッカー祭りかも)。
普通は釘を抜いた上で新しく生地を張るのですが、時間がなかったり手をぬいたりするのに針を残して張り替えるひともいるのです。
しかし。今回はそれがどうやら4度目!
古い生地の破片が残されているのでわかります。赤いモケット、ベージュの花柄のモケット、茶色のモケット。そして今張り替える前のはベージュの花柄の生地。そのそれぞれの針がほとんど残されているのです。
これだけ針が残っているとさすがにもう打つ所がなくなってくるし、何よりきれいに張れません。
ということで、一所懸命針を抜いていく作業。普通に張り替えするより相当手間がかかります。ちゃんと抜いておいてくださ~い…。
それにしても、業務用とはいえ4回も張り替えて使ってもらえる椅子はそうそうないと思います。
新しい生地は真っ白で織りで模様が入った布。
これからまた、何年使ってもらえるのでしょうか。

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