村上椅子

2022-11-05

張り替え

スワンソファ張り替え

FRITZ HANSEN社、スワンソファの張り替え依頼です。

スワンソファは、アルネ・ヤコブセンが1958年にコペンハーゲンのSAS ロイヤルホテルのためにデザインしたソファ。
曲線で構成されるフォルムはシンプルながらどの方向から見てもとても美しく、洗練されています。

早速脚を外して、裏側から古い生地をはがしていきます。

表面の綿やウレタンもはずして、すっきりとベースだけになりました。

凹みなどを補正したのち、新しいウレタンで覆い、布を張っていきます。

まずは背から座、アームの内側までの、表側を曲線になじませながら一枚の布で包むように張ります。
それから背と座面の裏側も、ぐるっと一枚の布で覆い、表の生地と裏の生地の境目を手縫いでつないで仕上げていきます。

赤い生地も美しいかたちが際立って素敵でしたが、今度はがらっと雰囲気を変えて空色に。
デンマーク DANISH ART WEAVINGのウールはなんともいえない絶妙な色合いとふわっとした質感が素晴らしく、さすがにこの椅子にとてもよく似合っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご依頼いただき、ありがとうございました。

 

白いソファ張り替え

ソファの張り替えご依頼です。

11年ほど前に、建築家さんからのご縁で注文製作したソファ。
合皮が劣化して破れてきてしまったとのことで、久しぶりの再会です。

今は完全なオーダーメイドには対応していないのですが、当時は、海外の有名ブランドのものではサイズが大きすぎて体格や空間に合わない、といったご要望が多かったため、一からお作りすることが時々ありました。

同じような、白に。
今回は、張り替えと同時に、高さを並べて置いているソファに合わせたいとのご希望で、背を5センチほど低く作り直しました。

 

w1750mm。ゆったりと上品な雰囲気、どっしりした重みと高級感を持ちつつ、奥行きを少なめに設定することで使い易いサイズとなっています。カクっとした見た目ですが座面にはスプリングが内蔵されているので、程よく柔らかく心地よいです。

改めて昔の仕事を目にして、自画自賛とはなりますが、シンプルながらじっくりと真面目に作られたソファだなという感じを受けました。

すこし前にも、17年前にオーダーで製作したソファの張り替え依頼がありましたが、そちらもとても座り心地も良いし思い出もたくさんあるからずっと使い続けたいとおっしゃっていただきました。

直しながら使い続ける暮らしをもっと広めたい、そしてずっと使い続けられるもの、使い続けたいと思うものを作りたい、という思いをもって20年前に始めたことが、少しずつ根を張って、こうして続けられていること。そして、張り替えという機会に手がけた椅子に再会できることで、長くご愛用いただいている様子をじかに感じられるのも、とても嬉しくありがたいことだなあと思ったのでした。

 

2022-10-13

おしらせ

2022 きょうと椅子

今週末、15,16日の二日間、木の椅子の展示会が開かれます。

第4回「きょうと椅子」

(以下、DMから)

会場に並ぶ70脚の個性豊かな椅子たち。その一つ一つに触れ、座る。

作品に込められた作り手の思いを知ることは、椅子が暮らしの中で持ち得る価値を深める体験となります。

「きょう」から「あした」へ、椅子の文化を紡いでいきます。

10/15(土)16(日)

10:00~19:00(16日は~18:00)

場所:京都文化博物館 別館ホール

歴史ある博物館の建築も合わせて楽しめます。
木工作家さんたちのそれぞれの椅子。ぜひ座りにいってみてくださいね。

 

https://www.kyotoisu.com/

2022-10-13

おでかけ

信州・坂田さん訪問

日々どんどん過ぎ去っていきますが、9月のことを振り返り。

久しぶりの遠出をしてきました。
目指すは京都から長野にお引越しされた、坂田卓也製作所さん。

京都・高雄の古民家に工房を構えておられた頃からのおつきあいで、椅子の座面の張りやソファのクッションなど、お仕事させていただいてきました。京都市内で広い場所へショウルームも設けての移転。そして今年の春、第三のスタートを切られたのは、自然豊かな長野県茅野市です。

お仕事と並行して工房に併設したお家の方も整えている最中で、なかなか進まないとのこと。訪れた日もYさんは壁の左官作業中でしたが忙しい中お宅拝見させていただきました。
敷地内には大きな木々、工房の窓からは畑が見え、気持ち良い風がふいていて、とても静かで。(愛犬デシくんの写真しか撮ってませんでしたが)こんなところでゆったりとお仕事できたら最高だなあと羨ましくなりました。
大きくなったら長野でこういうお家に住むねん!とムスメもすっかり気に入った様子でした。

旅のスナップを少し。
松本民芸館。お庭もすてきでした。

お蕎麦を食べたり、塩尻の鉱石のミュージアムへいったり。
農産物直売所では、信州ならではの、スーパーでは見ないようなきのこや豆類、虫(食べる用)などが並んでいて見ているだけでも楽しめました。

いつもはビジネスホテルか民宿に泊まることが多かったのですが、今回はもともと夏休み旅行として計画していたので、高原の素敵なB&Bに一泊しました。ノマの森さん、素朴なお部屋のしつらえも、テラスでの朝食もとても気持ち良く、存分に非日常気分を味わいました。

最終日の朝。怪しい雲行き、、

大型台風が西の方から接近という予報で、旅程をコンパクトにまとめて急ぎ足で帰宅しました。

2022-10-07

おしらせ

10月

これが10月??という暑さから、一気に涼しく(というか寒く)なりました。
気がつけば先月は1回しか更新しておらず、、学校行事やらも重なってばたばたと過ごした9月でした。

急にあったかい色合いの布物が恋しい空気感。
長いこと作れていなかった小座布団も、またぼちぼち作っていきたいです。

さて10月も予約制で営業しております。
日曜祝日はお休みです。
ご来店の際は、なるべく前もってご連絡いただきますよう、お願いします。

このスタイルにして2年以上たちますが、せっかくのショウルームがもったいないなという気持ちもでてきて、ふらっと立ち寄れる日も作っても良いのかなとも思ったり。
それにそろそろ、雨漏り調査で剥がしたままの天井とか、クロスのはがれとか、そのうちと見て見ぬ振りしてきたものも直さなければ。。。

一方、新しく作ったスツールを定番商品のページに載せようと思ったものの、写真画像を加工するやり方を忘れてしまって四苦八苦。そのまま何週間かたってしまい頭がいたいです。いつになるやらですが、お待ちください。

こんな感じで、あっちにふわふわ、こっちにふわふわと、やりたいことやるべきことが出てきてはまとまらず片付かず、、、
結局目の前にある、ご注文を受けている製作・作業が優先と日々が過ぎていきます。

来月には今出川のショウルーム15周年を迎えます。
理想の店に近づけているのかはわかりませんが一度立ち止まって見つめ直したいなあと思います。