2025-12-20
Patina2

オリジナルのソファ、patina。
いつもフレームの製作をお願いしている東近江の田中さんのところへ、新しい工場を見せてもらいがてら、受け取りにいってきました。
前の工房から、さらに広いところへ引っ越しされ、もともと倉庫だったようなところを少しずつ手を入れて心地よくしている最中とのこと。やっとトイレができたけど壁がまだない、と笑われていました。作業スペースの窓から外は大家さんの美しい畑が見えて、とても素敵な風景でした。ショウルームの併設も考えられているそうで、楽しみです。
…
さて、受け取ったソファにウェービングテープを張って、用意していたクッションを乗せたら完成です。

今回お客さまが選ばれたのは、ショウルームの展示と色違いで、背もたれは薄いベージュ、座面は赤みの入った明るいグレーに。

ナラの肘ともとてもよく似合っていて優しい雰囲気に。
相変わらず、美しいお仕事!!

早速納品してきました。


壁の淡いグリーンのペイントと、お手持ちのラグともぴったりで、とても素敵な空間になりました。
キッチンを抜け狭いドアを直角に曲がりその向こうの階段から2階へ、というハラハラする搬入路でしたが、なんとか知恵の輪のようにくぐり抜けて無事納まりほっとしました。
ご依頼ありがとうございました!
2025-12-12
デニムのソファ

植物プリントのコットン生地のソファ。
アメリカのソファらしく2mを越すゆったりしたサイズです。
数年前に張り替えを検討されましたが動かすのも大変ということで、座面、背もたれに置かれているクッションをご自身で直されて使われきたのですが、いよいよ本体ももう限界。そんなわけで今回張り替えの依頼をいただきました。
お客さま持込のデニム生地ですっきりと。
濃い茶色だったフレームは、白いペンキでみずから塗装されました。


そして、裏側はこうなっています。


お客さまがちくちく手縫いでつなげられた数々のジーパン。
これを背裏に使ってほしいとのことで、場所によって分厚いところがあったり伸縮度が違ったりで少し工夫が必要でしたが、無事きれいに出来上がりました。
座と背面のクッションを置いたら、一つしかない特別なソファが完成です。
2025-12-11
ダイニングチェア張り替え

革張りのダイニングチェアの張り替え依頼。
樹輪舎京都さん製作の椅子です。

ヌメ系の皮はやはり強度が劣るので、
使い込まれて、色褪せ、脆くなってきています。
今度はカラフルにしたいとのご希望で、丈夫な家具用の革の中から、ご家族で好きな色をあれこれ悩んで決められました。

左から、「金春、銀朱、萌黄、照柿」 と色名がついています。
これからまた、それぞれ育てていっていただけると嬉しいです。
2025-12-03
12月のカレンダー
※いつもこの投稿が一番上に表示されるようにしています。

12月のお休みは日曜日と28日から31日。
6日は午後からの営業です。
その他、配達等で留守にする時がありますので、
できれば事前に予約いただくか、または来られる前にお電話等でご確認ください。
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店の前の庭の紅葉も、そろそろ終わり。
勝手に生えてぐんぐん育ったニシキギの赤がとてもきれいです。

今年もあと少し。年末の納品ラッシュにむけ、がんばります!
2025-11-08
アイガー

久しぶりに入荷しました。飛騨産業のアイガーです。
毎回書いていますが軽くて座り心地がよい、おすすめの椅子。
ダイニングチェアよりは座高が低めで、ちょっとゆったりできます。
今回は茶色い塗装をそのままに(綺麗に磨いています)、肘の籐も新しい物に巻き直して、元々の雰囲気は残しつつ、座面は落ち着いたグレージュに。スコットランドのちょっと変わった織りのウール生地で張り替えました。


後ろ姿も良いです。

価格、サイズはこちらから↓
11/10 sold