村上椅子

2008-06-14

作業風景

乾燥中

ビスケットのように見えますが、椅子の座面です。
並べて、乾かしている最中。
というのはヌメ革は堅いので、そのままではカーブに馴染まず
裏に巻き込んで張れないため、水で濡らしてしなやかにして椅子に張るのです。
そうして乾いてしまえば、初めは白っぽくて軽やかな雰囲気ですが、
使い込むうちにどんどん色が深く飴色のようになっていきます。
椅子本体もオイル仕上げのナラ材とのことで、使うほどに味わいを増す椅子となることでしょうね。

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2008-06-07

作業風景

6月7日

イスオさんがいいもの作ってくれました。
ミシンの補助テーブルです。

骨になっているのは、いただき物の棚板のない台
(ガラクタとともに屋外におかれていた年代物)。
それにうまいことイスに使うビニール芯の巻を吊ってくれました。
これが、するすると引き出して使いやすいのです。
一番上の段には布を張って物がおけるように。
脚にはキャスターも付いていて、移動もできて便利です。

なんでも作ってしまおう精神、素晴らしい!

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2008-01-08

作業風景


お正月が明けてから、しばらくずっとこの作業をしています。
スワンチェア-に似た形の椅子でもないスツールでもない物体。
本体はFRPで出来ていて、そこにウレタンを張り付け、生地を糊張り、縁を手縫いで仕上げる。
案外気軽に受けた仕事なのですが、んー想像以上に時間かかります。
いつできあがるのだろうか……。

でも楽しっ      いすお

2007-10-10

作業風景

大仕事


お待たせしました、ようやくしごと再開しました。
新コウバもようやく秋らしく涼しくなってきて、
爽やかな風が吹いています。
風の通り抜ける心地よいコウバでしごとができて幸せ気分です。
(音の出る作業のときは閉め切ってますけど)。

でもまだ、引っ越しは終わってません。
荷物の移動、整理以外に重要なのが外構工事。
駐車場に石を並べて目地に芝を生やそうという壮大な計画です。
『壮大な』というのは、一枚23キロの石を104枚並べるのです。
下に敷くセメントや砂、目地に入れる土も、結構な量になります。
それをすべて自力でホームセンターで調達という事で、
無謀かとも思われましたが、なんとか半分近く石が並びました。

作業自体はなかなか楽しく(と自分に言い聞かせ)、
仕事の合間見てコツコツやっています。
今月中には出来るかなあ、、、。

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2007-09-11

作業風景

ヌメ革はり

今日は椅子の座面張り。素材はヌメ革です。

同じかたちの座面でも、素材によって張るコツがちがいます。
布、ビニールレザー、革。それぞれのクセがあって
それをちゃんと読み取って張らないと、
表に変なしわが出たり、ぼこぼこしたり。

ヌメ革は固くてぱしっとしているので、
そのままではとうてい、丸い形に馴染みません。
そこで、とっぷりと水につけて柔らかくして張ります。

引っ張って、カーブのきついところで均等にしわを寄せて
とめていきます。すると綺麗な丸みがでて、表にはしわが出ない。
これは厚みがあればあるほど、むずかしい作業です。

水で濡らしても結構固いので、だんだん左手の指の力がなくなって、
邪道ですが、ペンチで引っ張ってみました。
ちょっと靴職人の気分です。

イスオさんのように美しいしわが作れるまで、修行は続きます。

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