村上椅子

2023-06-28

Re:椅子

食堂椅子 その2

引き続き、昭和の食堂椅子のご紹介。

こちらは良く見かけるタイプもの。
単純なつくりですが、やっぱりきれいだなあと思います。

小さい椅子ですので、男性や大柄なかたには少し心もとない感じがするかもしれませんが、私(163cm)が座ると背もたれがちょうど腰にあたって、すっと背中が伸ばせて気持ちいいです。足はちょうど床につく高さ。軽くて楽に動かせるし、コンパクトなスペースで使うにはとても便利です。

背もたれの裏は鋲仕上げ。
丸みを帯びたかたちが愛らしいので、モケット生地を合わせて、ふわっとした雰囲気にしつつ、色味は落ち着いたトーンで。

フレームは綺麗に磨いていますが、古いものですので、色のむら、傷などあります。気になられる方はなるべくご来店の上、ご確認ください。

メールでのご注文も、お受けしております。
サイズ、価格はこちらから↓

 

re:椅子  no.243

re:椅子  no.244

sold  

2023-06-26

Re:椅子

食卓椅子 その1

久しぶりにRe:椅子が出来上がり、店に並んでいます。

こちらは、昭和の食堂椅子。コンパクトなこのタイプは、庶民にも椅子とテーブルでご飯を食べる、という暮らしが広がった時代に、いろんなメーカーが作っていたようですが、これはよく見かけるのとは少し違っています。
丸脚で、後ろ足がキュッとくびれていたり、座面の形やカーブも美しい。

座るとカーブが体にそって、すっと背筋が伸びる感じです。
そんなイメージを生かして、爽やかな2色の組み合わせで、張り替えてみました。

座面はさっぱりとしたリネンコットン、汚れの目立たないミックスカラーの織りで。


背もたれは優しい水色のウールを合わせました。
手縫いで仕上げています。

脚部は塗装の剥がれやムラ、傷なども少しありますが、古いもののリメイクとなりますのでご了承ください。気になるかたは店でご確認いただければと思います。

2脚あります。小さめのダイニングチェアをお探しのかたに、おすすめですよ。

Re:椅子 no241,242

2022-07-23

Re:椅子

辻木工のダイニングチェア

続いてRe:椅子のご紹介です。

昭和のはじめに福岡で創業した木工家具メーカー、辻木工のダイニングチェア。
こちらはおそらく70年代から80年頃の、少しモダンな雰囲気の椅子。北欧の椅子を意識したデザインでしょうか。

背もたれはちょうど腰にあたるくらい。カーブが優しくフィットして、そのカーブの終わりはちょっとした肘置きになっていて、これがあるだけでとても楽です。

後ろ姿もきれいです。

上から。

フレームの塗装は少し傷がありましたが全体的にはきれいなので、補修程度にしています。

今回は座面のふちを薄い感じに仕上げてみました。座るところは3センチの厚みのクッションが入っており、クッション性は十分です。
張り地はオーソドックスな平織りのものを。ウールとアクリルの混紡ですが全くチクチク感はなく、さっぱりとした雰囲気です。最近はこんな落ち着いた色にひかれます。

2脚あります。
ダイニングテーブルに合わせてぜひどうぞ。

サイズ、価格はこちら。

Re:椅子 no.239,240

2022-07-22

Re:椅子

肘つき長椅子

肘つきの長椅子ができあがりました。ずらっと並んだボタンがアクセントです。
置いてあるのを早速みつけたうちの子、きれいやなあ!誰が作ったん?と。高評価でした^^

3人並べるくらいの幅はありますが、奥行高さも控えめで、3人掛けソファとしてはコンパクト。街中のふつうのお家には、いいサイズだなあと思います。

すっきりシンプルな肘かけ。

背もたれ裏側には銅の鋲。これから渋い色になっていきます。

張り地はくすんだ緑系のミックス生地。濃いグリーンやオレンジっぽい茶色、オリーブ色。いろんな糸が織り込まれています。見た目に反して、触り心地はすべすべです。張り替えてないのかというぐらいレトロな雰囲気な布で、すでに馴染んでいますが、今回はあえてこれを合わせてみました。

もちろん中身のバネやクッション材はすべて取り替え済み、座り心地はしっかりめです。
ぜひ座ってみてくださいね。

サイズ、価格はこちら↓

Re:椅子 no.238

2022-07-16

Re:椅子

オールドマルニの食堂椅子

新しく店に並んだRe:椅子のご紹介です。
その昔よく見た形の食堂椅子。こちらはマルニ木工のシールが貼られていました。

 

このロゴマークは1950~70年代中頃まで使われていたそう。

上から。座面の形がきれいですね。

わたしは横からのこの姿が好きです。

よくある食卓椅子と少し違うのは、座面を丸くツルッと張るのではなく細いマチがついて立ち上がっているところ。これは、元々の張り方にならいました。この工程でかなり手間がちがうのですが、ぱきっとした立体感がでて印象的です。

生地は茶色がかったグレーのあまり織り目の目立たないスベッとしたものをあわせてみました。

背もたれの縁にも同じく細いパイピングを回してちょっと一手間。
小さめの黒い鋲でとめています。

フレームには少し塗装の剥がれや傷がありますが、修理済みです。

座高はテーブルやデスクと合わせて使える高さ。コンパクトで軽くて、使いやすそうですよ。

ぜひ座りにいらしてください。

 

価格、サイズはこちら↓

Re:椅子 no,237