2014-11-25
ローソファ
秋らしいカラーリングのロータイプソファ、
エキスポさんのご依頼でお作りしました。
写真は立てて置いてある状態ですが、
背もたれ付きのものがふたつと無しの四角いクッションのようなのが3つ。
脚はなく床に並べて使います。
紫と緑の太い畝のモケットは輸入の生地。
その中に一点、アクセントになっている黄金色のクラシカルな花文様のは、
今や貴重な国産のモケット地です。
シェアハウスの共同スペースで使われるそう!
豪華ですねー。
***
京都は観光シーズンまっただ中。
有名なスポットへ行かなくても、そこここで美しい紅葉に出会えますね。
堀川通り、寺ノ内あたりのイチョウ並木。
今年も見事でした。今日の雨で散ってしまうかな、、。
保育所帰りに葉っぱの絨毯を踏んで遊ぶべるのもあと少し。
こちらは少し前の植物園。
メタセコイヤの大木の燃えるような橙色に
紅い実がぎっしりなった木(名前はわからなかったけど)
いろんな秋が楽しめるのは植物園ならでは。
もうすぐ寒い季節がやってきますね。
2014-11-09
檸檬の色
日が落ちるのがぐっと早くなりました。
そろそろウールの恋しい季節ですね。
椅子は、季節で着替えることはできませんが、
こういう時期にはやっぱりもこもこした生地に目がいきます。
ウールは発色が良いそうで、村上椅子でお選びいただける
スコットランドのメーカーの物も綺麗な色が豊富に揃っています。
生地サンプルを眺めて、組み合わせを考えるだけでも、楽しくなります。
こんな明るい黄緑色の椅子、ワンポイントにいかがでしょう。
村上椅子の前庭のレモンの木に何年ぶりかに実がなり、
無事収穫することができました。
剪定も自己流、アゲハの幼虫には葉っぱをどんどん食べられたり
なんせほったらかしの木なのですが
みずみずしい緑色のきれいな実を10個ほどつけてくれました。
いつでもスーパーには輸入物の黄色いレモンが売られているので、
レモンの旬について考えたこともなかったのですが
国産のものは秋から冬にかけてだそう。
緑からだんだん黄色みをおびてくるのを順次収穫するようです。
緑のレモンは若々しくさっぱり爽やかな酸味です。
もちろん無農薬、皮まで使わないともったいないですね。
ちょっとずつ、大切に食べたいと思います。
2014-10-28
the Story of My Life
安楽椅子の張り替えをご依頼いただきました。
上の写真は張り替え後のすがた。
張り替え前の写真をいつものごとく撮り忘れたので
変貌ぶりをお伝えできないのが残念です。
3~40年程前のカリモクの製品で、緑色のゴージャスな
花模様の張り地に滑らかな形のツヤ塗装のアーム。
当時よく流行ったのでしょうね。このシリーズの応接セットなど、
どこかで見た事のある椅子だと思います。
その椅子を、素敵に変身させられないかというご相談で
色の組み合わせでいくか、柄でいくか、悩むところ、、。
シンプルに布の力を借りようと、このユニークな張り地をご提案したところ
すぐに気に入っていただき話が進みました。
近づいてみて見ると、人の顔やら動物やら椅子やら
いろんなものが賑やかに描かれています。
タイトルは the Story of My Life、Maira Kalmanのデザインです。
モダン過ぎず、かといって古くさくなく、可愛らしすぎず
ほどよくクセがある。なかなか無い柄物です。
色は落ち着いていますが個性的な柄の布の力のおかげで、
最初は気になって変えたかったテカテカしているアーム部分は
そのままでも良いかなということになりました。
クッションのマチとぐるりについていたヒダヒダはやめて、
細いパイピングを回すシンプルな形に変え、
背もたれには共布でカバーを添えました。先には小さなタッセルを。
合わせてオットマンも欲しいとのことで、
ちょうどよさそうな物を見繕い、同じ生地で張り替え。
側面のマチ部分は柄の中の一色と合わせた黄緑色の別布で。
椅子の座のクッションの裏も同じ生地で揃えてあります。
シンプルなオットマン、木部の雰囲気は違いますが、
同じ布を張ることでゆるい統一感が出て良かったのではないでしょうか。
町家の縁側でゆったりと、気持ち良さそうですね。
2014-10-18
新入りです
気持ちよい秋晴れの週末となりました。
すっかりご無沙汰しております。
さて村上椅子に9月末、新しいメンバーが誕生しました。
それにともない、しばらく私はお休みをいただいております。
長女が生まれたのが6年前の秋の終わり。
その時の事をいろいろ思い出しながらの再出発という感じです。
ありがたいことにお仕事も忙しく、ずっと走り続けてきたここ数年。
こんなにゆっくり家で過ごせるのは本当に久しぶりです。
赤ちゃんのくれた貴重な時間だなと思っています。
(実際は久々の赤ちゃんのお世話であたふた、、
「ゆっくり」でもないのですが。)
夫婦2人の小さな店ゆえ
ご注文をうけても随分お待たせすることも多く
行き届かないところがあったり、
不規則な営業となったりでご迷惑をおかけして心苦しいのですが、
しばらくのあいだ温かく見守っていただければ幸いです。
いつの間にか、業務連絡と施工例紹介のように
なってきてしまっていたこの日記ですが、
思い返せば、こんなひとたちがやってるのですよ、という
私たちの人となりが少しでも伝わればと始めた「イスコ日記」でした。
もう少し、そんなこともまた書いていければなと思ったりしています。
どうぞ、よろしくお願いします。
2014-10-04
10月4日の営業時間
勝手ながら10月4日(土曜日)のショウルームの営業は、
13時から18時とさせていただきます。
急なお知らせになってしまい申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。