2016-08-25
カリモク椅子変身
お盆が過ぎたら夏も終わりといいますが、
いい加減もういいよ、というくらい毎日暑い京都です。
仕事が終わった後のビールなしでは過ごせません。。
盆休みは順々に家族が風邪をひき、私ひとりだけ、なんとか気力で乗り切りました。
秋の冷やっこい空気が待ち遠しいです。
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さてこちらは、小ぶりなアームチェアの張り替えのご依頼。
変身前。
面影を残しますか?とお聞きしたところ、
がらっと変えて欲しいとのこと。
お好みに合わせて、すっきりシンプルなデザインに変更しました。
旅館の広縁に置いてある椅子みたいな雰囲気にしたい
とおっしゃったので、ちょっとレトロな濃いグリーンの、
起毛した布をおすすめしてみました。
変身ぶり、お気に召して良かったです!
秋の展示会予告
福岡県うきは市吉井町は、雄大な筑後川が流れ、町を見守るように山々が連なり、その裾野には果樹園が広がる自然豊かなところです。また江戸時代には宿場町として栄え、白壁づくりの建物や水路などが残っている、歴史の感じられる町です。
そんな静かな時の流れる町の、細い路地を入っていったところにある古いアパートの一室に、「山下カバン」があります。
「山下カバン」は文字通りカバンのお店。古い布で作られたカバン、そして山下さんの目で選ばれた古道具が、居心地よく並べられています。
初めてうかがったときから、なんとも懐かしくホッとするようなお店の雰囲気(と山下さんのお人柄)をすっかり気に入ってしまい、厚かましくも古椅子市をさせてくださいと頼んで開催させていただいたのが3年前。今度は、山下さんが京都に来てくださいます。
古い布を生かして一つ一つ丁寧に作られたカバンと山下さんの選ばれた古道具、
そして、村上椅子の手で再生した「古椅子」が一緒に並びます。
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「山下カバンと古椅子」展(仮)
期間:2016年9月17日(土)〜28日(水)(22日(木)、23日(金)はお休みです)
場所:村上椅子 2階ショウルーム
京都市上京区近衛殿北口町190
(詳細は後日お知らせします。)
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また、日程を同じくして、昨年、一昨年と古椅子展でお世話になった「小さい部屋」さんを会場に
関昌生さんとにしおゆきさんの二人展 「すてきなサーカス」 が開催されます。
こちらは、針金の作品と陶の人形の展覧会。関さんは山下さんと同じ吉井町で「四月の魚」というお店を構えられていて、にしおさんは山下さんともお付き合いがあって、、といろんなところでつながっており、楽しい企画になりました。
お近くの方はもちろん、ぜひ遠くの方も、秋の京都への旅をご計画ください!
2016-08-12
花の透し模様の回転椅子
レトロな回転椅子の張り替えご依頼。
背もたれの花がどっしりした椅子に優しい雰囲気を添えています。
一度は張り替えてあるのでしょうか。典型的なこの時期の詰め物(=ワラや綿)ではなくウレタンが見えています。
さて足を外して、裏から剥がしていきましょう。
この、マイナスネジで足を本体に取り付けてあるところのぴょこっとした形、
なんとも素朴で素敵だなと思うのですが。
どうも一度、板を入れて修理してあるようですが、
丸い小さな板でバネを押さえつけるのにも限界があったようで、
板は割れてしまっていました。
これじゃちょっと安心して座れませんね。
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張り替え後。
緑色とベージュっぽい糸を組み合わせた、ざっくりした織りの生地を選ばれました。
裾のフリンジをやめるとすっきりスマートにみえます。
気に入っていただけたようで私たちも嬉しいかぎりです。
ご依頼ありがとうございました。
2016-08-03
アイアン椅子張り替え
言いたくないけどつい口から出てくる暑い〜。
昨日は炎天下のまっ昼間に重いソファを運んで階段を往復し、ドーンと疲れが出てその後椅子から立てなくなりました。。
皆様もどうぞお気をつけください。
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さてさて、ちょっと前に張り替えた椅子。
曲線の面白い鉄のフレームに、
革張りのぽこっとしたシートがはまっています。
外して革を剥がします。
かなりイメチェン。
薄いベージュの、ぽこぽこ水玉生地です。
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ただいまご注文が混み合っております。
張り替え、定番商品の製作とも、2ヶ月ほど納期をいただく場合があります。
どうぞご了承くださいませ。
2016-07-23
夏の営業
8月のお休みをおしらせします。
7(日)、8(月)
14(日)、15(月)、16(火)
21(日)
28(日)
また、今年も8月のショウルームの営業は、ご予約制とさせていただきます。
事前にお電話かメールにてご連絡ください。
工場の営業時間内(9:00〜12:00、13:00〜18:00)で対応可能です。
お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。