2018-10-24
11月のカレンダー
早いもので、紅葉の季節も間近。気持ちのよいお天気が続いてる京都です。
11月の営業カレンダーです。
3日(土曜日、文化の日)は営業します。
11月22日、23日は臨時休業とさせていただきます。
その他、月火水にお越しになる場合はご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
…
先日、少し遠出して奈良の葛城高原へ行ってきました。
夕暮れどきのススキ野原を見てみたかったので、山頂のロッジに泊まろう!という計画。登山はおちびさんが歩かないから無理やなということで、夕方に山麓に着いてロープウェイでらくらく上まであがりました。
ススキの穂はまだ開き始めたばかりでしたがそれでも風に揺れて幻想的な景色に皆歓声。曇り空ではありましたが、大阪湾、関空や淡路島まで眺めることができ、ひんやりとした秋の空気も心地よく、本当に気持ち良い時間でした。
…
翌朝はきれいに晴れました。
お散歩たのしいな。
行きも帰りも、ロープウェイは貸切!
紅葉の時期は混むのでしょうか??
京都市内からは少し遠いですが、手軽に非日常を楽しめて、よい気分転換になりました。
こういう時間、必要ですね。
2018-10-05
EIGER
新しいRe:椅子ができました。
すでに村上椅子では何脚も直して販売してきました、おなじみ飛騨産業のアイガーです。1960年から販売され、1966年にはグッドデザイン賞、1982年にはロングライフデザイン賞を受賞しているとか。また、創業90年を記念して、復刻版も販売されているようです。曲木の技術をつかった美しく軽やかな形、やや後ろに傾斜した低めの座面が座りやすく、まさにグッドデザインな椅子ですね。
発売当初は籐が巻いてあったのですが、途中で樹脂製のものに変わったそうです。
座面はスペインのメーカーのさっぱりした手触りの布で張り替えました。この椅子には赤が似合う気がします。
今回は、フレームの塗装も綺麗だったので、汚れを落とすだけですみました。いつもよりお安くしています。どうぞチェックしてみてください。→こちら
2018-09-27
10月のカレンダー
日中はまだまだ半袖ですが、朝晩はぐっと涼しくなってきました。
さんまに栗や柿。秋の食べ物が楽しみです。
でもそんな、のんきなことばかり言っていられないなあとつくづく感じます。
鞍馬の火祭りは30年ぶりの中止となったとか。台風による倒木などの除去が進まず電車も復旧していないようです。
先日散歩に行った鴨川や御所でも、大木が根こそぎ倒れていたり、折れた木が落ちていたりで通れないところもあり、被害の大きさを改めて感じました。
年々激しくなっている自然災害に備えるのはもちろんですが、社会全体が、おかしくなってしまっている地球環境について、そして、暮らし方について考え直す時なのではないかなと思います。
…
さてさて10月のお知らせです。
ショウルームは木金土に開けます。日祝はお休み。他の平日はご相談ください。
また6日(土)は都合により12時からの営業となります。
どうぞよろしくお願いします。
2018-09-26
CH30
Hans J Wegner デザイン、Carl Hansen & Son社の”CH30”の張り替えご依頼。
飴色に育ったフレームがいい感じです。一見普通のダイニングチェアに見えるのに、この座り心地の良さはなんでしょう。横に広い座面でゆったり座れることに加え、背もたれのアールの具合や微妙な角度、高さ。いろんな体型の人に対応できるように計算してデザインされているのでしょうね。そしてなんてことないけれど、美しい。
さて、裏側はこんな感じ。
座面の底の板は裏生地で隠さないのが、デンマークの椅子です。
布はほつれてこないよう、縁を折り曲げて打ち付けてあります。が均一に引っ張りながら釘で止めるのはなかなか難しかったのかそれともそんなことは気にならないのか、かなりラフな仕上がりですね。
中身のウレタン。
かなりボソボソになっていて、こんなお菓子あったなあと。
全てスッキリ取り替えて。お客様のご指名の、dopタンバリン柄(ミナペルホネン)で張りました。
この生地、表がピンク、裏は紫! いつの日かピンクの表地がかすれてきて下から紫色が出てきたら、どんな風になるのでしょう。
座面底の仕上がり。今はタッカーがあるので釘より大分楽ですが、よくある椅子と違って座面が本体から外れないので、なかなか張りにくいのです。
そして、完成した図を撮り忘れました。。ここまで書いておいてすみません。
ぱっと目を引く可愛らしい椅子になりましたよ。
(9/27追記)↓↓↓
日記をご覧になったお客様が写真を送ってくださいました。
ありがたいです!
2018-09-21
ヤヤコロいろいろ
樹輪舎京都さんのオリジナル椅子、ヤヤコロ。
ちょっとシックな植物文様のモケットで張りました。
ウォルナットの足とよく似合う。
今回は遠方からのご注文だったので、お好きな雰囲気やイメージをお聞きして、こんなのどうでしょう?と写真のやり取りで張り地を決めていただきました。
椅子を受け取られたお客様から、家にぴったり合っていて、ずっと使っているように愛着がわいています、との嬉しいお言葉を聞けて、一安心。
クリックひとつでぽんと買える気軽さはないけれど、こうやってやり取りをする中で、自分だけの椅子を作る時間、待っている時間も楽しんでいただければなと思っています。
実はこの椅子をご注文くださったのは、以前にもご家族がそれぞれ同じ椅子を購入されており、それを見て気に入って、とのこと。それもまた嬉しかったです。
布選びで全然違う椅子になって、面白いですね。
ヤヤコロは、村上椅子2階ショウルームでも、見本を展示しています。
気になるかたは、こちらをご覧ください。→http://jurinsha-kyoto.com/furniture/yayacoro/