2008-08-09
へアイス

へアイスに座ってへアイスを張るの図。
子供用ですかと聞かれますが、このように
村上椅子では低い台での作業用に使っています。
男の人が座っても、大丈夫。
もちろん、子供がちょこんと座ると、ぴったりサイズでかわいい。
そんな椅子です。
19日からの『手から手へ 展』に向けて、いろんな色を製作中。
今回はこの定番のへアイスのみの出展となりますが、
ほかの作家さんの作品と並んで、響き合って、
どんな雰囲気をつくり出してくれるでしょうか。
2008-08-07
肘付き椅子

木工作家、ポチテックさんの椅子です。
今回も製作は樹輪舎 京都さん。
村上椅子は座面の張りを担当させてもらいました。
選りすぐりのブラックウォルナットを贅沢に使った巨大テーブル
(4m×1.4m!)と肘付きの椅子が10脚という大仕事です。
詳しくは樹輪舎さんのブログで紹介されていますのでどうぞ。
シートは白と黄緑の二種類のソフトレザー(合皮)で張りました。
このソフトレザーは、革らしいしなやかな感触がありつつ、
水拭きが出来るなど革よりは扱いやすいので、
安っぽくしたくないけどお手入れが楽なのがいい、という所には
よいのではないでしょうか。
いつもポチテックさんの椅子は、ピシッとしたラインが
カッコ良いなあと思います。それでいて、男性がつくる『ビシッと』とは
ちがって、そことなく繊細さがあるというか、、、。
この素敵な椅子がテーブルと一緒にずらっと並ぶ姿、
見てみたいものです。
2008-08-05
水難の相
最近雨の降り方がおかしいですね。
さっぱり降らないなあと思っていたら
ドーッとバケツをひっくり返したような雨
(しかもちょうどちょっと外出したときに限って)。
そして何も無かったかのようにもう晴れています。
先週は旅先で大水に遭い、55年ぶりという川の氾濫で
たまたま泊まっていた宿が浸水。脚の付け根までの泥水の中を
なんとか脱出したという事件がありました。
イスオさんの素早い判断で、荷物も車も無事ですんだのが
不幸中の幸いでしたが。
あっという間の出来事でした。
そういう状態での人間の無力さと、
自然をそんな風にしてしまった愚かさについて
考えさせられる貴重な体験となりました。
そして今日、たまたま雨にあたってしまった外出の理由はというと
、、、携帯電話を水没させたのでした。
災難はいつやってくるかわかりません。
備えと迅速な対応が大切だなあということで、、。
(後者の事件は私がどんくさいだけですが。)
それにしても水にまつわる災難続き。
この夏は水辺には近寄らない方が良いのかも。
. . .
というわけで個人的な連絡になりますが、
私の携帯に連絡くださるかたはメモリーが消滅してしまったので
名乗ってくださいますようお願いします。
2008-07-26
がりがり

言いたくないのについつい口にしてしまいます。暑い~。
あまりの暑さに実家からもらってきたかき氷機をガリガリ。
子どもの頃を思い出します。
祖母からもらった、これまた昭和な青いガラス器に盛りつけて。
あっという間に溶けてしまいます。一瞬の涼しさでありました。
最近のムラカミ家はどうも時代に逆行しているというか、
古いものにとりつかれています(デジカメよりフィルムカメラを
欲しがってみたり)。
便利、簡単もよいけれど、
ちょっと手間を楽しんでみるのもまたよいかなと。
2008-07-22
つつむ

得意先のかたに、さすがイス張り職人さんは梱包するのも上手ですね、
と言われたことがあります。
丸っこい椅子を包もうとしたら難しくて、同じようにはいかなったそう。
そう言われてみれば椅子を張るのはラッピングするのと
似ているところがあるような気もします。
型をとってミシンで立体的に縫って被せる場合は別として、
立体を一枚の布で包むのですから、どこでどの程度ヒダをよせ
とめていけば、美しく仕上がるか、ということが重要。
時には仮どめをしながら生地の配分を考えて包んでいくわけです。
そんなやり方が、無意識に梱包にも生かされているのかもしれません。
さて今張っている椅子の座面は相当厚みがあります。
厚ければあついほど、表にシワを出さずにつるっと張るのは難しい。
ある程度の厚みからは、わざとヒダをとって張るのですが(その方が綺麗)
今回は表側はつるっと丸くというご要望。
ぎゅっと引っ張り、裏側で均等にヒダをよせて、生地の余分が出ないよう
張っていきます。これはニット系の相当柔らかい布でないと不可能。
ぽこっと丸く可愛らしいスツールができあがりました。
(写真撮るの忘れましたが)
それぞれの椅子の形状に似合った(向いている)張り地を選ぶのも
大切なのです。