2011-12-15
もこもこの気分

カバンはもっと増えないの?
というご期待
(またはプレッシャー)にお応えして
バッグをいくつか作りました。
人気のもこもこの植物文様生地で
丸っこいフォルムに。
持ち手は本革です。
小さい方は、ちょっとおでかけに
大きい方はかなりたくさんはいります。
生地がしっかりしているので
物を入れても型くずれしにくいです。

横からみると
三角に裾広がりのマチ。

黒いのもあります。
一枚目の写真のバックにうつっているのは
「田中美穂植物店コーヒショップ」さんの植物の飾り。
丸いリースと迷いましたが、紅い実と黄緑の実、
オレンジのカラスウリのシンプルに束ねてあるのが
気に入りました。
何気なく束ねてあるようで、センスがいるんですよね。
お店にまだまだ、すてきなのがいっぱいつってありましたよ。
2011-12-14
目の覚めるような

むかし、アメリカの船で使われていた椅子だそう。
しっかり重くてがっしりした作りです。
この張り地もステキですが
もうずいぶんくたびれてしまっています。
特に肘掛けの前は、ネコちゃんのお気に入りの場所だそうで、、、。
・・・
張り替える前には、どんな座り心地だか
ひとまず座ってみます。
むむ、背もたれがペコペコする、、、。

めくってみると、こんな大きなバネが。
そして、それを繋ぎとめる紐が切れてしまっていたのでした。

丈夫な紐で留めます。
そして、クッションをとり替え、
鮮やかな緑色に変身。
イメージどおりに仕上がったでしょうか?

2011-12-10
小旅行

ときには遠方の作り手さんからも、張りの依頼がやってきます。
岐阜で木工をされてるトコトワさん。
いつもながらの完璧な梱包には、感心させられます。
といっても、厳重に、梱包材でぐるぐる巻きにして
送ってくるわけではないのです。
定番で作られているスツールが、ちょうど入る大きさの
お手製の段ボール箱に
二脚または四脚がうまく組み合わされて動かないように
きちっとはいって、要所要所にクッションがいれてあります。
座面に革を張ったら、またこちらも同じように
箱に入れて送り返せばよいだけ。
しかも、返送用の伝票までいつも入れておいてくださるので
記入する手間もいりません。
完璧な気配り、ありがとうございます。
今日、またそちらへ出発しましたよ。
2011-12-08
ポキート
随分ご無沙汰しております。
あんな椅子やらこんな椅子やら
こなしていくうちに12月もあと20日あまり。
最新のおしごとはスペイン料理のPoquito(ポキート)さんの新しい椅子です。

ベンチソファと、片肘、肘無し椅子の座面を張りました。
設計、木部製作は樹輪舎京都さんです。
これまで細長い店内にカウンター席、というスタイルの
お店だったのですが、お隣の物件が空いたので
壁を取り払ってリニューアルされました。
これまでのお店の居心地の良さを充分いかしつつ
まったく違和感を与えず広くなった設計がすばらしい。
既存の長いカウンターはそのままで、
新しい空間には壁沿いのベンチソファとアームチェアの
テーブル席。ゆったりとくつろげます。
仕切って個室風にも使えるそう。

レセプションにお招きいただいたので
できたてほやほやの椅子にさっそく座って
美味しいお料理をいただいてきました。
定番のポキートサラダやキノコのアヒージョ、
コッペガ二のリングイネ、ウニのスパゲティー
鴨肉のロースト、などなど、、、。
ここには書ききれないほど多彩なお料理は、どれも素晴らしく
至福の一時でした。
席数は増えても、またいつもいっぱいなんでしょうね。
・・・
さて、カウンター椅子も新しく作られたのですが、
制作風景はこちら。

座面の板はおしりに馴染むようくぼませて削ってあるので、
それを生かすよう薄いウレタンをいれ、
赤茶色の革を張りました。

鋲打ちは、樹輪舎京都のYさんが助っ人にきてくれたおかげで
三人体制で。順調にできあがりました。


新しいのにレトロで、とてもいい雰囲気です。
皆さんもぜひ座りに行って下さいね。
・・・
Poquito KYOTO
京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401-10
(ロイヤルホテルの北側)
電話 075-212-8450
18:00~1:00、無休
2011-11-18
連結鋲

ずらっと並んだこのかざり鋲。
打っていくのはさぞ大変だろうとお思いでしょうが、、
実はとめてあるのは四つおき。

この、5つにひとつ、穴の空いているところだけ
鋲を打てば良いという、便利な「連結鋲」があるのです。
さらに大きな工場になると、エアーで鋲を打っていける
鋲打ち機なんてのも存在するのですが、
ここは地道に金槌で。
これ、ただ楽をしようとこうなっているのではありません。
ひとつづつ鋲を打つより、木枠への負担が随分少なくなるのです。