村上椅子

2007-06-06

おでかけ

ちょっと山登り


喜多村朋太さんとpotitekさんの「日々の器展」にいってきました。
京都・左京区の吉田山の東がわ、雰囲気のある石段をのぼったところに
その会場はありました。
古い大正建築が並ぶなかの一件「碧山居」です。

建物の中へ入ると、その空間に魅入られました。
畳の上に、たくさんの器が静かに存在感をもって並んでいます。
そしてその向こう、縁側越しには、ぱーっと拡がる東山の風景が。
それもそのはず、この建物、山の斜面に三段階ある古い家のならびの、
一番上の段に位置しているのです。

シンプルながら味わいのある、陶の器、木の器と、素晴らしい眺望。
正座して、ずーっと静かな気分を味わっていたいような、
素敵な空間でした。

その後、もう少し山を登って、「茂庵」というカフェで休憩。
こちらは山の西側の景色を一望しながらお茶が楽しめます。
窓からは爽やかな風と緑がそよぐ音が。
いつも近くは通っているのに、こんなところがあったなんて…。

展覧会は10日までです。カフェとあわせて、是非お出かけ下さい。
詳しくはこちらまで。

2007-05-21

おでかけ

えんそく

昨日のはなし。

久しぶりに電車でおでかけ。
私にとって電車にのるのは、休みだ!という気がしてなんだかうきうき、
それだけで嬉しくなります。
というのは、いつも仕事の移動は車なので、休みの日に車でどこかへ出かけても
隣に座ってる人も同じ(=イスオ)、後ろにはなにかしら椅子が載っているため、
あまり休みという気がしないのです。

さて,一つ目の目的地はサントリーのビール工場。

無料で見学、試飲をさせてもらえます。
残念ながら機械は稼働していなかったので、
「ほんとならビールを濾過してるはずのタンク」や、
「高速回転して缶にビールを詰めていってるはずの機械」などが
静かに並んでる状態しか見られませんでした。
でも、昼間っからプレミアムモルツを堪能(一人3杯までOK!)、
駅まで無料の送迎バスまで出ていて、至れり尽くせり、、、。

ふたりいい気分で、次の目的地、大山崎山荘美術館へむかいました。

美術館とあわせて、そこへ向かう爽やかな新緑の坂道は
私の好きな場所のひとつです。
そこをゆっくり上りながら、どんな展覧会かなあと
楽しみな気持ちをつのらせるかんじがいい。


今は『版画家 川上澄生展』を開催中。
西洋のレリーフなどを取り入れた、大正時代の建物と
文明開化の末期に生まれた版画家の異国情緒に満ちた作品とが
とってもよく調和していていて素敵な展示でした。

2007-03-25

おでかけ

春のおでかけ


今日は天神さんの日。
ふたりでぶらりと出かけてみました。
昨日からの雨も止み、昼からは太陽が顔をみせてくれました。
やっと京都にも春がやってきた感じです。

梅の花も白やら桃色やらまだいろんな種類が見られ、
観光客やらご近所の人やらで、大賑わい。
何を買うでも無くぶらぶらと雰囲気を楽しみました。
そういえばまだ高校生ぐらいのときに
妹と自転車ではるばるやってきたことがあったなあと、
思い出しました。
それ以来だから、う~ん、何年ぶりだろう…。

その後ノキロアートネットさんにおじゃましました。
ただいま木の家具と雑貨のHappy Rock!!さんと、
陶器、花器の松波曜子さんの作品展をされているのです。
可愛いなあと、あれもこれも欲しくなりながら、じっくりみせてもらいました。

暖かくなって、外へ出かけたくなるこの季節、
いろんなところへ展覧会めぐりするのも楽しそうです。

2007-01-08

おでかけ

山口、納品の旅


山口県まで納品旅行にいってきました。
京都から山口…というと車で行くにはけっこうな距離ですが
もともと知らない土地へ出かけるのが好きな私。
せっかくならソファを自分達の手でお届けしたい、
という気持ちもあって、車で運んでいくことにしたのです。

途中雪のため高速道路が閉鎖されるというトラブルもありましたが、
無事に納品をすませて車も心もほっと軽くなり、
後のお楽しみは納品を口実にした(?)温泉と観光。

壮大なスケールの一面枯れ草の秋吉台や
萩の城下町の白壁と夏蜜柑の街並、
波しぶきの散る日本海、幻想的な椿の原生林など、
山口のいろんな風景に出会いました。
湯田温泉では温泉とおいしい地のものを使った食事を楽しみ、
駆け足ながら山口の良さを味わえた旅となりました。

こんな遠方からご注文をいただけるのはあまりないこと。
次はいつ、どこへ行けるでしょうか。

村上椅子のHPはこちら

2006-12-03

おでかけ

上ル下ル

今日は約1ヵ月ぶり久々のお休み。
自転車でお出かけしました。
出発地点は今住んでいる南区です。

まずはどんどん北へ。最初の目的地は東寺です。
毎月第一日曜は「ガラクタ市」が行われていて、
骨董品から古い着物、ほんとのガラクタまで、たくさんのお店が並びます。
一通りぶらぶらして、ちいさなガラス瓶と何のだか分からないスイッチ
(多分使えると思うんですけど…と売り子さん。)を手に入れました。

で、もっと、古いものをおいてあるお店をみたくなってしまい、
ちょっと無謀か?と迷った末に、荒神口に向かうことに。
鴨川めがけて東へ進み、そこからひたすら川沿いに北へ上ル。
普通の自転車で行くにはけっこうな距離です。
でも、信号や車を気にする必要のない遊歩道の、
まだ少し残っている紅葉を見ながらのサイクリングはなかなか快適。
寒いのを除いては…。

さて、やっと到着。まずはカノアでおひるごはん。
本日のスープはじゃがいもとひよこ豆のミルクスープでした。
冷えきったからだにやさしい味のスープがしみわたる~。
あったまったところで、古い家具や本などのお店「ストックルーム」、
日曜雑貨のお店「はじかみ」へ。ここでは知り合いに偶然ばったり!
嬉しいびっくりでした。

それから、お気に入りの、川端二条にある北欧インテリアのお店
「B-GeneRATEd」へ。ユーズド家具だけでなく器や照明も豊富で
たくさんのランプがぶら下がっています。ふたりで上を向いて散々迷って、
60年代、デンマークのブルーランプシェードを購入しました。

大満足で再び自転車をこぎこぎ、帰り道についたのでした。
京都市内縦断、やっぱりちょっと遠かった…。