村上椅子

かもめバッグ


4ヶ月ほど前にこの日記に書いた、イスオさん作の「かもめバッグ」。
試作を私が使ってみて様子をみていたのですが、
今回「京都展」で初めて商品として並びました。

生地はアクリルとウールの混紡の椅子生地。
写真では色が分かりにくいですが、朱色に近い赤、
渋めのブルーと、濃いめの黄緑を用意しました。
波間にかもめが浮かぶイメージの底部分はヌメ革を使用。
初めは白っぽいですが、どんどん色が深くなっていき、いい味がでてきます。

サイズは写真にある、小さめのお出かけサイズと、縦長のトートの2種類です。

村上椅子のHP

ピンクッション


「ヘアイス」を小さくしたかたちのピンクッション。
ただいま、どんどん製作中です。
中身を改良してふわふわ感をアップ、
色もチャコールグレーが加わって、三色になりました。
東京へ、連れていきますよ。

村上椅子のHP

椅子生地グッズ


125センチ×15センチのこの布、一体何のためのものでしょう?
答えは、ピアノの鍵盤カバー。
ピアノの生徒さんへの記念品として、依頼されました。
村上椅子では本業の椅子張りの他に、椅子生地を使ったバッグなどの小物も製作しているのですが、ピアノのカバーはもちろん初めての試み。
表はカラフルな椅子生地、裏は今年ふうに小さな青いイカリの柄の木綿の布を使い、
表側に裏布の柄が少しまわって見えるように作ってみました。
ピアノの鍵盤カバーというと、赤いフェルトのようなものが掛かっていますよね。
でも、蓋を開けてこんな明るい色のがあれば、楽しい気分でレッスンができるかも、と思います。

ちなみに、うちの実家のピアノの鍵盤カバーはずいぶん前から行方不明で、
この間帰ってみたら、代わりにそっくりな色のマフラーがかけてありました…。

村上椅子のページ

かばん


展示会も終わって、さっそく通常業務再開。
打ち合わせなど、京都市内をうろうろしました。
久々に川端通をとおったら、花も終わりに近付いていました。
それにしても、出町柳から北の高野側沿いは、あんなに長い桜並木だったんだな
と、毎年桜が咲く度にあらためて気付きます。
写真がなくて残念ですが、新緑の混じる桜もとてもきれいでした。

移動の途中に、壽ビルヂングにあるギャラリーに寄りました。
四条河原町を少し下がったところの東側にある、これまた雰囲気のあるレトロな建物。
かつては銀行か何かだったそうで、ぐるぐると階段を上がっていくと、
それぞれの部屋には設計事務所やらアトリエやら、看板がかけられています。

お目当ての5Fのギャラリーではバッグの展示会中。
たまたま、むらかみいす展に来られたバッグ作家さんに
お友達が今すてきな展示会をしてるから、と薦めて頂いたのです。
ふしぎなご縁に感謝です。
ニットの小さなバッグは色も楽しいし、形もユニークでかわいらしい。
ひとつひとつに表情があって、とってもすてきでした。
会期は22日(土)まで、11時から18時。

私自身はかばんは専門ではないので、見よう見まねで作り出し、
村上椅子では、展示会の時にだけ作っています。
意外に椅子より手間がかかるんですよね。(慣れてないからかも)
目指すところは椅子と同じく、実用的、かつ嬉しい気持ちになれるもの。
今回の椅子とおそろいバッグ(写真)も好評だったようです。
気まぐれなかばん作りだけど、すこしづつ作リ続けていけたらな。

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バッグできました。


展示会に向けての作品が、ようやく揃ってきました。
今日は二人それぞれのバッグが完成です。
イスオさんのウェーピングバッグはホームページにはのせているのですがイベントに出すのは初めて。イスのクッションの下などに使う丈夫なゴムのようなベルトを縦横に編んで作っているシリーズで、これまでのトートと斜がけバッグに加えて、小さめのころっとしたトートバッグが出来上がりました。
私はというと、新作の2脚の椅子と同じ生地で、椅子のイメージのバッグを作りました。
椅子から生まれてきたみたいな感じにできあがりました。

むらかみいすのページ