2018-02-19
埼玉納品の旅 その後。
ちょっと長くなりますが、納品後の旅行の記録を。
納品旅に出る時は、その土地の美味しいものや名所などを楽しみに行くのですが、今回は納品先が友人宅だったので、そちらでゆっくりさせてもらうことに。旦那さま手打ちのうどんを鶏肉や野菜の入った出汁でいただく、郷土料理でもてなしてもらい、楽しい時を過ごしました。
ついでに長野に行きたいなとも思っていましたが雪が心配で断念。暖かい方向、なんとなくのイメージで太平洋側かな?という発想からコースを考えてみました。
埼玉から一直線に海を目指して南下します。普段見る日本海とは全然違う、まっすぐずっと続く水平線とキラキラ輝く海に車中は大歓声。
小田原の町を少し散策しました。天気はとっても良いですが、強烈な寒波の真っ最中で寒い!!お昼は老舗の料理屋さん「だるま料理店」にて天丼やお寿司などをいただきました。建物は登録有形文化財に指定されているそう。大勢のお客さんで賑わっていました。
そして次は、熱海に向かいます。
海に浮かんだ船のようですが、これはホテルからの景色。
普段は車中泊やエコノミーな宿を利用することの多い私たちですが、今回は非日常を味わおうと、ちょっと面白いホテルに泊まってみました。
海岸の断崖にめり込むようにして、岩盤の上に立っているホテルは、昭和48年築。シャンデリアや絨毯など内装もかなりゴージャスで昭和の香りがぷんぷん。。夕食はローマ宮殿をイメージしたという広大なダイニングルームでディナーショーを見ながら。だったのですが、そこだけはちょっと想像以上に濃くて。。なぜか私たち家族がステージの真ん前の席で、あーさんがただならぬ雰囲気と大音量に怯えて食事どころではなくなってしまい、ノリについていけない場違いな私たちはチーンとなりながら、ひたすら演奏が終わるのを待ったのでした(汗)
それにしても、景色は本当に素晴らしかった。すべての客室から海が見えるそうです。海から昇る朝日を見たのは初めての経験で、素晴らしい風景に心洗われました。
翌日は熱海の町をすこし散歩。昭和レトロな喫茶店や気になる店があちこちに。
早咲きの桜が咲いていて、そこだけぱーっと春が来たようでした。ただし気温は低く、「さむ!!」といいながら町の洋菓子屋さん「三木製菓」で買ったアイスクリームを食べるムスメたち。
そして少しずつ京都の方向へ寄り道しながら戻っていきます。
雄大な富士山を見ながらのドライブは気持ち良かったなあ。(写真が一枚もないのですが)
途中、たまたま道路標識で見つけた畑毛温泉が気になって「富士見館」に立ち寄りました。ぬる湯でとっても気持ち良いお風呂で、ムスメたちも大喜び。その後、館主さんお薦めというすぐ近くの食堂で昼食をいただきました。
昼定食1000円は結構なボリューム、具沢山の茶碗蒸しまでついてます。海鮮ちらしだけど、かんぴょうにたくあんまで入っていたり「デザート」はポンカン丸ごと、素朴でほっこりしました。
近くに柏谷横穴群という遺跡と公園があったり、ゆったり広々してとても気持ちの良いところでした。泊まりでまたゆっくり温泉入りに行きたいなあ。
沼津の雑貨やさん「hal」さんも素敵なお店でした。自分の買い物をし、そちらも満足。
そしてもう一度海を見ようと海辺に向かったら、激しい風。。立っていられないほどで、あーさんと私は早々と車に退散しました。
楽しい旅もここまで、あとは京都まで高速を飛ばして。イスオさんお疲れさまです。
(なんだか、旅の終わりはいつも海に立ち寄っているような。)
なかなか遠出も以前のように気軽にはいけませんが、お仕事の縁があればそれをきっかけに、また、まだまだ見たことのない景色や知らない文化、食べ物に出会いにいきたいなと目論む私でした。
(いすこ)