2006-02-08
納品ドライブ
あっという間に日記を書かないまま1週間がすぎてしまいました。
今日は琵琶湖の東側にソファの納品にいってきました。
イスオさんのお友達がデザインされ、本体部分の製作をKnotさん、クッションを私たち村上椅子に依頼されたもの。座と背中のクッションをベルトで本体に取り付ける、珍しいタイプの3人がけソファです。選ばれたお色も本体がしっくり濃い茶色、クッションがオレンジがかったキャメル色で、落ち着いた感じに仕上がりました。
その後、家具職人の友人のところに打ち合わせに寄り、薪ストーブの暖かさについつい長居してしまいました。
それから、滋賀県に来た時お決まりのドライブ気分で、永源寺の近くのヒトミワイナリーというところにも寄り道。おばちゃんに勧められるままにいろんなワインを試飲し、袋はちょうど3本入りますよ~、という言葉に、1本だけのつもりが3本も買ってしまいました。商売上手ですね~。(のせられやすいだけなのか?)
ワインには詳しくありませんが、私なりにいうと、甘口でぶどうの味がしっかりする、口当りの良いワインでした。
そのほか、自家製パンや国内外のジャム、オリーブオイルなども販売されていて、お土産探しにもよさそうです。
2006-02-01
カラーコーディネーター
うちに帰るとポストに何やら封筒が。
開けて見てみると、昨年の12月に受験したカラーコーディネーター検定の結果ではないですか。
受けるだけ受けて、すっかり忘れていました。
結果は、合格!
あまり自信がなかったので、びっくりするやら嬉しいやら。
これからは、1級カラーコーディネーターを名のれます。
まあ、とりあえず資格は得ましたが、これは机の上での頭で覚えた理論。
これからもたくさんの物を見て、学んで、自分なりにお客さんに提案したり、物を作る時の参考にして行けたらと思います。
村上椅子のページ
2006-01-29
母娘孫珍道中
祖母、母と三人で京都文化博物館にいってきました。
離れて暮らしている祖母ですが、幼いころはよくいろんな展覧会に連れられて行ったものです。そのころはおばあちゃんとのお出かけが嬉しいだけで、実は興味も持っていませんでしたが、今思うと、分からないなりに何か受けとるものがあったのでしょう。
美術館や博物館は私のすきな場所になっています。
芸術に興味を持たせてくれた祖母と久々の展覧会、とても楽しみにしていました。
お目当ては『柳宗悦の 民藝と巨匠たち』展。
日常使いの雑器の中に美をみいだし『民藝』ということばを生み出した、柳宗悦の集めた、日本各地の焼物、木工品、着物などの民藝品と、民藝運動に関わった巨匠たちの作品が展示されています。
最近『デザイン』という言葉があちこちで聞かれます。「デザイン主義」「デザイナーズ住宅」などなど…。
でも見栄えやかっこよさ、変わったかたちなどをつくり出すことが、デザインだとは私は思いません。素材に逆らわずその良さを活かして、かつ使いやすいものにすれば、おのずともののかたちは決まってきます。その中から、美しいかたちは生まれてくるのではないでしょうか。
民藝のジャンルからは外れるかも知れませんが、現代の一職人として、使いやすく美しい実用品をつくっていけたら、と思います。
その後は親、子、孫(みんな蛇年生れ!)でイタリアンのランチ。
ちょっと(?)そそっかしいのが似たものどうしの三人。みんな好きにしゃべるから会話もちぐはぐ…。でも楽しいひと時でした。
皆が元気でこうやって出掛けられる幸せを感じた一日でもありました。
2006-01-26
豆のカレー
個展に向けて準備!とはりきったのもつかのま(たった一日)、また張り替えのイスがどさっとやってきました。それを片付けるまではお預け。隙間の時間をうまく利用していかないといけません。
今日の夕飯は豆のカレー。じっくりいためたタマネギのみじん切りと合挽肉、ミックスビーンズで作ります。白い花豆や赤インゲン豆というと甘く炊くことが多いので、甘いものというイメージがあったのですが、カレーにもよくあって美味しくいただきました。
栄養も豊富だし、もっと豆料理を試してみたくなりました。
村上イスのページ
2006-01-23
作戦会議
三日ほど前から風邪をひいていたのですが、今回はほとんど熱も出ることもなくもう治りました。
きっと、昨日一日、もうあきた!と言いたくなるほどごろごろ、ごろごろ、していたおかげでしょう。いっつも、もういいだろうと思ってつい出かけてしまって長引くのです。
元気になった今日は、春に京都でする展覧会の作戦会議。何をどういう風に展示するかをふたりで相談です。
ギャラリーのスペースを思い出してあれをここに、これはあそこに…と頭の中で並べてみては、また消して…。どうも欲張ってあれもこれも、置きたくなるのです。
初の個展、しかも本拠地京都でということで、ずいぶん前から楽しみにしてきましたが、いよいよ本準備です。すてきな展覧会が迎えられるように、じっくり煮詰めていきます。