2006-08-25
革の裁断
うちで椅子張りに使うのは、牛革(要望があれば何革でも張りますが)。
写真にうつっているサイズの牛半頭分ずつで購入します。
牛ってけっこう大きいものです。
革をつかうときは、まず念入りに傷がないかを探します。
牛さんの虫刺されの痕や、生きている間のちょっとした傷なんかが結構あるんです。
それを、味としてあえて使うところもあるようですが、
基本的にはその部分を避けて、無駄のないように工夫してパーツをとっていきます。
張ってしまってから小さな傷が現れてきてやり直し…、ということもあり、
とても気を使う作業なのです。
2006-08-24
日よけ
鹿児島のおばあちゃんの庭からはるばる連れて帰ってきた『んべ』の苗。
(『んべ』とは、鹿児島の言葉で、あけびの一種のようです。)
長旅にもめげず、元気にやってきたのに、
ベランダに植えて日、3日と経つうちにしんなり
カサカサになってしまいました。
南向きのあまりにきつい日光と暑さがだめなんだと、
イスオさんが、傘で日陰を作ってみました。
どうか生き返ってくださ~い。
それにしても、はじめて聞いた『ん』からはじまるこのことば、
しりとりは終わりなしだなぁ。
2006-08-21
大きな椅子
すっかりお休みのペースになってしまってた私のからだ。
どうにか四日目にして、ゆるゆるともとに戻ったようです。
そういえば子供のころは、お休み明けの何日かは午前中授業、
なんていうのがあったような気がします。
さて、今張り替えているのは、大きなハイバックの1人がけの椅子。
皮張り、鋲仕上げのアンティークな雰囲気の椅子なのに威圧的に見えないのは
まぁるいおでこと、ぽこっと出た下腹みたいな、背中の2段階のふくらみのおかげ。
なんだか親しみやすく、誰かに似てるな…、と思えるような椅子です。
いろんな表情や性格まで感じさせる、椅子って不思議だなあと思うのです。
2006-08-18
2200キロの旅
九州にいってきました。
京都から、西へ、西へ。
福岡と熊本にいる友人を訪ねながら南下し、
最終目的地は鹿児島県の北の方にある、長島というところ。
イスオさんのおばあちゃんが住んでいる島です。
そこでは普段では到底体験できないことばかり。
船に乗せてもらって本土と島をつなぐ橋を下から眺めながら魚釣りをしたり
(もちろん釣った魚はすぐに食卓に)、
誰もいない自然のままの浜で泳いだり、
木になっているトケイソウ(パッションフルーツ)の実をもいで食べたり、
五衛門風呂を薪で炊いたり、、、。
なにより、なかなか会えない友人と沢山話せたこと、
おばあちゃんと一緒にすごせたことが嬉しかった、
充実した旅でした。
今回の旅で走った距離なんと2200km。
ハイエースとイスオさん、お疲れ様でした。
2006-08-11
お盆休みのお知らせ
ふぅ~
ひとまず、しごとが片付きました。
いっちょまえにお盆休みをとってやろうと
休日返上でがんばって、晴れて、休んでも大丈夫かなという状態に。
ほんとならこの暑さ、ヨーロッパのひとのように
1ヶ月くらい休んで避暑にでも行きたいところだけど、無理な話。
というわけで、8月12日から16日(17かも…)まで、
お休みさせて頂きます。
鹿児島まで車で12時間かけてのお墓参り。
久々の長いお休み、羽をのばしてきます。