2008-02-06
おうちじまん
新聞社のかたが取材にこられました。
こんどは、私たちじゃなくて、建物の取材。
こだわりの家を紹介するコーナーだそうで、
自分たちも参加させてもらって出来上がった家だけに、
ついつい説明にも力がはいります。
2階の椅子生地張りの壁の話だけでおさまらず、
3階のリビングもお見せして、家具、家に対する思いなど、
いろいろと語ってしまいました。
そんなにスペースはないだろうから、話をまとめるのが
大変かも、、、ごめんなさい。
2月21日の京都新聞朝刊の市民版ページに掲載予定です。
2008-02-02
誰?
古い応接ソファ(40年くらいたつのでしょうか)
を張り替えるため生地をめくっていると、、、
こんなひとが現れました。
2008-01-25
お出迎え
この冬初めて、ここ京都今出川にもうっすらと雪が積もりました。
朝からいそいそと子供のように雪だるまを作るいすおさん。
お店の入り口に設置されたそれは、、、
ぶ、ぶさいく、、、。
思わず笑ってしまう顔で、みなさんをお待ちしてます。
2008-01-21
古椅子
昔の椅子、はいりました。
バネを吊り直し、生地も張りなおして
村上椅子風に甦った椅子。
コンパクトで素朴なかたちが良いです。
新品とはひと味ちがう空間を創ってくれそう。
こんなふうに気まぐれに、雰囲気のある古い椅子も
お店に並べています。
ぜひチェックしに来て下さい。
2008-01-11
座りよさのわけ
ハンス・ウェグナ-のイージーチェアを張り替えています。
オーク材のフレームに、座るところと背もたれ部分は
クッションが乗っているタイプ。
そのクッションの中身が上の写真です。
四角く作られた金属の枠の中に、直径5cmくらいの小ぶりの
コイル状のばねがたくさん連結されています。
そして、それをヘッシャン(麻の布)でくるみ、綿をかぶせ、
さらにウレタンフォームでまいてあります。
日本の椅子では、置きクッションの中身にこのようにしっかりしたバネを
使ったのは見たことがありません。
たいてい、全部がウレタンフォームの固まりか、良いものなら羽毛を使っているか。
バネの良いところは、はね返りがあり、他のものよりもちがよい
(へたらない)ところだと思います。
本体のフレームの座の部分にも、細長いコイル状の金属のバネが張られていて
(これまた日本では手に入らない)、
この、二重のクッションのおかげで心地よい沈み加減と弾力が得られるのです。
もちろん、座るところと背もたれの傾き具合や角度など、形の設計も重要です。
素材の使い方と、形、大きさ。
そのそれぞれがうまく噛み合うことで、良いデザインが完成されるのですね。
このクッションは、バネはまだ生きていたので
破れていたヘッシャンを新しいものに換え、
綿、ウレタンも新しくくるみ直して、再生させました。
利益、効率を重視して、量産向けの簡単に扱える材料ばかりが
出回っているような気がします。
手間をかけてでも、より座り心地が良く長もちする椅子を
作っていく姿勢が大切だなと、あらためて感じました。