2008-07-26
がりがり
言いたくないのについつい口にしてしまいます。暑い~。
あまりの暑さに実家からもらってきたかき氷機をガリガリ。
子どもの頃を思い出します。
祖母からもらった、これまた昭和な青いガラス器に盛りつけて。
あっという間に溶けてしまいます。一瞬の涼しさでありました。
最近のムラカミ家はどうも時代に逆行しているというか、
古いものにとりつかれています(デジカメよりフィルムカメラを
欲しがってみたり)。
便利、簡単もよいけれど、
ちょっと手間を楽しんでみるのもまたよいかなと。
2008-07-22
つつむ
得意先のかたに、さすがイス張り職人さんは梱包するのも上手ですね、
と言われたことがあります。
丸っこい椅子を包もうとしたら難しくて、同じようにはいかなったそう。
そう言われてみれば椅子を張るのはラッピングするのと
似ているところがあるような気もします。
型をとってミシンで立体的に縫って被せる場合は別として、
立体を一枚の布で包むのですから、どこでどの程度ヒダをよせ
とめていけば、美しく仕上がるか、ということが重要。
時には仮どめをしながら生地の配分を考えて包んでいくわけです。
そんなやり方が、無意識に梱包にも生かされているのかもしれません。
さて今張っている椅子の座面は相当厚みがあります。
厚ければあついほど、表にシワを出さずにつるっと張るのは難しい。
ある程度の厚みからは、わざとヒダをとって張るのですが(その方が綺麗)
今回は表側はつるっと丸くというご要望。
ぎゅっと引っ張り、裏側で均等にヒダをよせて、生地の余分が出ないよう
張っていきます。これはニット系の相当柔らかい布でないと不可能。
ぽこっと丸く可愛らしいスツールができあがりました。
(写真撮るの忘れましたが)
それぞれの椅子の形状に似合った(向いている)張り地を選ぶのも
大切なのです。
2008-07-14
「手から手へ 展」のお知らせ
久々のイベントのお知らせです。
来月、神戸のギャラリー、デラ・パーチェにて
こどもをテーマとしたグループ展に参加します。
* 手から手へ 展 *
おとなからこどもたちへ。贈りたい、伝えていきたいコト、モノ、気持ち。
様々なジャンルの作り手たちが、それぞれの目線から発表します。
2008年8月19日(火)~8月31日(日)月曜休み
11時~18時 (最終日は17時まで)
神戸市中央区北長狭通4-9-10 黒澤ビル1F
GALLERY & SPACE DELLA-PACE
tel 078-392-9638
ワークショップも行われます。
参加者、地図など、詳細はこちら。
盆地の京都に生まれ育った私にとって、神戸というと
海があって、山があって、からっと爽やかな風の吹くオシャレな街
というイメージ。以前から一度は展覧会をしてみたいと思っていた場所です。
そんな神戸で、ポチテックさんを中心に集まった、素敵な作り手さんたちと
ご一緒できるということで、とっても楽しみです。
どんな展覧会になることでしょうか。
2008-07-08
できあがりました
ここのところ、古い椅子を修理して張り替えた「Re:椅子」が
たてつづけにお嫁にいってしまい、ショールームは少々さみしい感じに
なっていました。
せっかく来て下さった方がたには申し訳ありませんでした、、。
今、イスオさんが急ピッチで古い椅子を張替え中。
今日出来上がったのは、肘の無いタイプの張りぐるみの小椅子です。
座るところは昔ながらのバネ入りで、程よく弾力があって気持ちいいですよ。
もちろん、バネも一から吊り直し、新しいクッションを仕込んであります。
写真ではちょっと黒っぽいですが、青と緑のミックスした深みのある色。
一脚は背中にふたつ、ちょこんとくるみボタンがついていて、
もう一脚はなぜだか(イスオさんの気まぐれ)ボタン無しです。
肘が無いのであまり場所もとらないし、ちょこっと座るのにも便利な
椅子たちです。詳細はまたホームページにてお知らせします。
新車、新築、、と新しいものが良いという考えがまだまだ根強いと思いますが、
「Re:椅子」を世に送り出し始めて、
新品にはない空気、存在感を気に入って下さる方が
意外にたくさんおられるということに気づかせてもらいました。
時代の流れもあるのでしょうが。
私たちのしごとを通じて、古いものを(もちろん新しいものも)
大事に使っていこうという気持ちが
もっともっと伝わってゆけば、嬉しいことです。
2008-07-04
Tシャツ
七月、京都の蒸し暑さも本番になってきました。
Tシャツのシーズンですね。
そこへちょうど良いタイミングで、イトマキムイのTシャツが届きました!
上のは子供用(2才くらい)。ほかにワンサイズ大きいの(3才用)の色、柄ちがいと
大人用があります。
これは大人用。こっちが前で
村上椅子のHP