2012-11-22
12/1のショウルーム営業時間変更のおしらせ
勝手ながら、都合により
12月1日、ショウルームは12時オープンとさせていただきます。
また、明日23日(金)の勤労感謝の日は
通常通り、13時から18時の営業です。
お間違えのないよう、
よろしくお願いいたします。
・・・
ちなみに明日はショウルームをオープンして5周年の記念日!
ですが、なんのイベントも予定しておりません、、、。
思い返せば、張替の通常業務に追われる中
がらんどうだった店に並べるものをせっせと作り、
さてこれからどうなることかと
たいへん緊張してその日を迎えたものでした。
オオヤさんにコーヒー屋台を出してもらい、
たくさんのかたにオープンを祝っていただいたなあと。
今では、少しは接客にも慣れ(いつもあたふたしておりますが
これでもまだましになったのです、、)なんとか店らしくやっています。
みなさま、ありがとうございました。
あっという間のような、まだそれだけしかたっていないのか、
というような、ふしぎな感覚。
もっと魅力的なお店になっていけるよう、がんばっていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
2012-11-20
リネンのソファカバー
フレームの曲線の美しい、ソファ。
アイボリーの生地で張られていて、とても素敵なのですが
小さな男の子がいるお宅、こどもはとんでもないことを
やらかすものです。せっかくのソファが台無しになる前にと
カバーの製作をご注文いただきました。
生地はナチュラルな色のリネンをご希望。
ご自身のインテリアに対するしっかりとしたイメージをお持ちのお客さま。
リネンの色ひとつとっても微妙なニュアンスに敏感です。
これがいい、とおっしゃったものがカバーにするには薄かったため
その生地の色み、織りの感じを手がかりに、カバーに出来る厚みのあるものをと
布やさんをいくつもあたって、ようやくこれだというものを見つけました。
サンプルをいろいろ合わせてみてかなり悩む。
自然光のあたるところで見てみたり、離れてみたり、角度を変えたり。
さて直線で構成されたソファだと話は簡単なのですが
このソファの美しさを生かして、カバーをするとなると
なかなか難しいものです。
まずは全体を大きく眺めてみてどのような位置でつなぎ目をいれ、
どういうバランスで仕上げるかをイメージし、デザインを考えます。
肘から背もたれに繋がるラインをきちっと出せるように、
その部分にパイピングを入れることでイメージは固まりました。
まるでオーダーメイドの洋服を作っているように
(どのようにするのか見た事はないですが…)
まず別の布をあててマチ針で仮どめしながら型をとり、
そこからお洗濯したときの多少の縮みを考慮して
少しだけ大きく型を直してそれぞれのパーツをつくり、
その型をもとに裁断、縫い合わせていきました。
ソファ本体はすっぽりと服を着たような感じにし、
別置きの座面のクッションも同じ布でカバーしました。
肘の先は、まどを作ってフレームがちらりと見えるように。
カバーを被せたときに位置の目安にするためと、
固い所があるのをお子さんがわかるようにとのふたつをかねています。
後ろはかわいらしくリボンでとめて。
縮んだりした時に融通がきくようにしました。
リネンは洗うことで風合いの変化も楽しめる素材です。
これで心置きなく、お使いいただけそうです。
・・・
とても喜んでいただけて、ほっと安心した帰り道。
今回初めて通った阪神高速7号北神戸線、
秋空に山々の紅葉が美しく、気持ちよいドライブとなりました。
2012-11-09
山口さんの椅子
福岡から、荷物がとどきました。
木工家山口和宏さんの椅子の座板。
丁寧に、一枚ずつエアークッションをはさみ
張り上がって、ボリュームが増えても
同じ箱で送り返せるよう大きな箱で。心配りに感謝です。
さて今回は20枚というたくさんの数。
厳選された数種類の革と布
(いずれも、飾らない自然な雰囲気で、でも素朴すぎず品のよい)
で張らせていただきました。
これは、タンニン鞣しの黒い革。
一旦福岡へ送り返しますが
じつは、京都で今月末ある展覧会のための椅子なのです。
送料の事など考えたら、そのままこちらで取付けて、、
と思いそうなものですが、そこは山口さん。
出来上がったものをひとつづつ、本体と合わせて完成させ
自分の目で確認の上、また送られるようです。
丁寧なお仕事。
椅子ばかりを並べた展覧会、楽しみです。
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「山口さんの椅子」
日時:2012年11月23日(金)から11月27日(火)まで
11時~19時
場所:ボンジュール!現代文明
京都市中京区新烏丸通り竹屋町上ル東椹木町121
最寄り駅は京阪電車の神宮丸太町駅。
2012-11-06
新作 ent
新作のスツール、完成してショウルームに並んでいます。
安心してどっしり座れるように
ゆったり広めの座面にしました。
でも、見た目によらず軽くて持ち運びもらくらく。
安定しているので玄関で靴を履くのにもよし。
また、ダイニングでも使える高さなので
来客などで椅子が必要な時にも便利です。
前から
横から
横向き(巾の狭い方を左右に)に座るのも、気分が変わって、
なかなか良いです。
スコットランドの上質なウールと麻のテープの組み合わせで
とても優しい、しっくりくる座り心地。
まるでソファのようなスツールに仕上がりました。
定番はオレンジ、きみどり、ベージュの三色で脚はナラです。
革のボタンと共布のくるみボタン、お好きな方から選べます。
またまたこっそりこだわりの裏側は、、
麻テープの模様がかわいらしいので
あえて裏地を張らずに見せています。
隠してしまった方が、仕上げは楽なのですが。。
ボタンは銅の輪っかでとめて。
サイズなど詳細はまた後日、HPにアップします。
ぜひ座りに来て下さいね。
2012-11-03
アームチェアとスツール
新しく一階ショウルームにならんだ椅子を、もう少しご紹介。
根強い人気、飛騨産業のアームチェア。
毎回言っていますが、軽くてコンパクトながら
抜群の座り心地の良さ。そして美しい姿。
これこそ『デザイン』というものだと思います。
こちらは、久々に登場のスツール。
四方に裾広がりの、跳び箱のようなバランスです。
緑とベージュ系のミックスされた布で張っています。
早くもsold outです(11/3)
スツールは場所をとらないので、
ついいくつも欲しくなってしまい困りますね。。。