村上椅子

アンダースローのローベンチ

また先月の話になってしまいましたが、
古椅子展の準備のさなかに製作、納品してきた椅子をご紹介。

ちょうど一年前にオープンのお手伝いをさせていただいた
劇団「地点」さんのアトリエ「アンダースロー」に
追加で椅子のご依頼をいただきました。

以前に納めたのはこんな椅子たち→

今回のご注文はというと。
観劇のとき赤い椅子の客席の前列に座布団席を設置されるのですが、
どうも居心地が悪いようなので、それに代わる、
足が楽で見た目も座りたくなるような
低いベンチのようなものを作って欲しいとのご要望です。

ただ、ベタ置きの厚めの座布団ではなんだか雰囲気でないな、、と
いうことで、ロビーにオーダー頂いた革張りベンチのイメージを繋げて、
木枠を見せて鋲仕上げ、という方向がまず決まりました。
そして少し浮遊感を出すため、小さな足をつけることに。
シンプルなただ丸い足じゃ野暮ったいので、ちょっと凝ったかたちにしました。
和でも洋でもない感じにしたかったのです。
フレームの製作は樹輪舎京都さん。
ありがとうございました。

設置した様子です。

イメージ通り。満足して頂けて良かった。
座布団がぐっと贅沢仕様になりました。
座りたくなるでしょう?

さざなみのような仕上げの床材とあいまって、
隊列を組んで泳いで行く何かいきもののようです。

・・・

アンダースローでは、7月いっぱい
チェーホフの「桜の園」と「ワーニャ伯父さん」
の公演が行われていますよ。

詳しくは地点さんのHPをご覧ください。

*おしらせ

7月31日(木)は都合により、お休みさせて頂きます。
8月のショウルームの営業は、ご予約制とさせていただきます(日曜定休)。
お手数ですが、前もってお電話またはメールにてお問い合わせ下さい。

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ロック製作所さん 納品編

梅雨入り間近の6月初旬、兵庫県は奥丹波まで
張り替えた椅子をお届けしてきました。
引取編→ 張り替え作業編→

納品先はロック製作所さん。
丹波市の酒造会社さんの敷地内にある、築40年の工場跡の建物を再生して、
「大人の秘密基地」のようなカフェを6月9日(ロックの日!)にオープンされます。
ゆったりした空間の真ん中にあるグランドピアノが印象的ですね。

張り替えた椅子達はこちら。

こちらのストライプのソファは
ほぼ、元のイメージを変えること無く
座り心地だけを再生しました。

このソファに座って、対面の壁に目をやるとこんなふう。

低めの椅子4脚は、少しイメージを変えて
2色で張り分けました。

柔らかい自然光を受けて色合いがとっても素敵です。
ローテーブルは京都北部、綾部の和紙職人ハタノワタルさんが製作されたもの。
ストライプのソファのコーナーには濃い青、
黄金色と紺色の椅子の前には白に近いグレーのものを。
古いもののもつ味のような雰囲気をたたえたテーブルでした。

窓際の長いテーブルも、ハタノさんの作。
一人のお客さんでもゆっくりできそうですね。

どの席もそれぞれ目線が変わって魅力的。
沢山用意されるという本を片手に、コーヒーをたのしみ、
ついでにお昼寝でもしていってもらえれば、とのこと。
ほんとに時間を忘れてしまいそうなところでした。

イベントもいろいろと企画されるそう。
まず最初は、『JUHANNUS 夏至祭 』と題して
6月21日に映画の上映会とライブを行われます。
是非みなさま、お誘い合わせの上、いってみてくださいね。

*ロック製作所
669-4322 兵庫県丹波市市島町上田210
金・土・日・月、祝日 11:00 – 18:00(ラストオーダー 17:00)

2019.3 追記:閉店されたそうです。

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efish 納品

三月の半ばとは思えない寒さの京都。
今日も、雪が降ったり止んだりの一日でした。
そんな中、五条大橋たもとのカフェefishさんに
張り替えた椅子をお届けしてきました。

すっきり、気持ちが良いですね。

今回はこのソファと、他に、小椅子をいろいろ。


(張り替え前です。)

時々、こうやって傷んだものを数脚ずつ張り替えさせていただいて
もう何度目でしょうか。
人気のカフェ、たくさんのお客さんが座られるので、
へたり方もかなり見事です。

ウレタンはぼろぼろ。
張り替え甲斐があります。

・・・

いつも、納品時には早めのランチをいただくのが恒例になっているのですが
今日は次に予定があり、残念ながらまたの機会にということで
お店をあとにしました。。

色々な椅子、みなさんもぜひ座りに行ってみてください。

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万年青さん

万年青。
何と読むかわかりますか?
私は知りませんでした。おもと、と読みます。
昔から縁起の良いとされてきた、ユリ科の植物だそうです。
そんな名前の串揚げ屋さんが、大宮鞍馬口に7月19日、開店します。

そもそものはじまりは、村上椅子を気に入ってくださり、
ちょくちょく店を覗きいらしていたお客様が
ご主人が独立開業するあかつきには、
村上椅子さんに椅子をお願いしたいなあ、とお話くださったこと。
もう二年以上前になるでしょうか(記憶が定かではありませんが)。
そして、ようやく機が熟し、本格的に相談にこられたのが、この春でした。

カウンターメインのお店ということで、
最初は既製品に好みの生地を張って
オリジナルな椅子にしようかという話だったのですが、
カウンターテーブルを樹輪舎さんが作られるとのことだったので
椅子もつくってもらう方向になりました。
そこから、お店の間口が限られているため、ゆったり座れつつ
後ろの通路も無理なく通れるという条件にかなうよう
カウンターテーブルの高さ、奥行、椅子の高さなど、
いろいろ検討して、すこしだけ背もたれのある、
すっきりかつ窮屈でない、絶妙なサイズの椅子が出来上がりました。

張り地は、やはり油が気になるので、合皮で。
落ち着いたオリーブグリーンは、お店のテーマカラーです。
長いカウンターの奥には、落ち着けるテーブル席もあります。

オープンより一足お先にいただいてきました。
20年、串揚げのお店で修行をされたというご主人。
ストップするまでどんどん出てくる、おまかせコースで
それぞれのお客さんにどの具材を出しているか、すべて把握して
手際よく次々揚げていかれるのは、さすがです。
その様子をたのしみながら、ゆっくりと堪能しました。
これは塩がいいですよ、とか、ソースが合います、
など声をかけてくださるのも、またカウンターの良さですね。

気軽に楽しめる定食コースというのもあり、気分によって楽しめそうです。
ビールも、お酒も、ほんとに美味しいと思うものを揃えられたそうで
珍しく美味しいものばかりでした。

また、セレクトされたうつわも素敵で、目でも楽しめます。
こんな、とっておきのお店ですが、お子様連れでも是非とのこと。
今日はちょっと美味しいもの食べにいきたいな、というときに
気軽に行ける、地元の人に愛されるお店として根付いてくださったら、
嬉しいなと思います。

*万年青(おもと)
 京都市上京区筋違橋町554-2
 鞍馬口大宮を少し南へ下がったところの、東側。
 当面は無休。

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サーカスカーテン

ここのところずっとミシンを踏んでいました。

ロックミシンをかけたり

つないだり、ステッチでおさえたり。。

完成したのは、全長約15mのカーテン。
あまりに大きく重くて扱えないので、四分割で作りました。

いわゆる「カーテン」らしくない雰囲気を出すため、
インテリア用の厚手のコットン生地を使い、
生成り、グレージュ、焦げ茶色の三色を配置した
大きなストライプに縫い合わせました。
裏表なく使えるように、ということで、つなぎ目は
縫いしろを包んでかくしてしまう「折り伏せ縫い」としました。
タックはあえてとらずに、クリップでレールにとりつけることで、
緩やかで自然なドレープを出すデザインです。

この天井に付けられたレールが、グルッとカーブして丸い小さな部屋をつくり、
それを囲んで、部屋が三つの空間に緩やかに分けられています。

それぞれ、ネイルサロン、オフィス、キッチン、と
使い分けられるそう。

さすがexpoさん。おもしろいアイディアですね。
なんだか、サーカスのテントのようです。

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