村上椅子

2022-01-06

雑記

2022のはじまり

新年おめでとうございます。

写真は2日午後の賀茂川、葵橋からの眺め。いつもの、出雲路橋の方が視界が開けていていいな。恒例、実家までの約3.5kmの道を歩くのも、2年ぶりです。途中で抱っこ〜おんぶ〜だった次女も大きくなって、らくらく歩いていけるようになり、月日の流れを感じました。

途中下鴨神社に寄り道。なかなかの賑わいでしたよ。

ちらりと雪が積もったりもしましたが、お天気もよく穏やかなお正月休みでした。
良い一年となりますように。

さて、親方Kが小さな作業場で一人で始めた村上椅子は、今年20周年を迎えます。
これまで関わってくださった方々、そしてそっと見守ってくださった多くのかたがたのおかげで、ここまでやってこられたと改めて感じています。ありがとうございます。
ふだんイベントごとはあまり積極的にやらないのですが、皆さまに感謝の気持ちをこめて、今年は何か楽しいことができればなと、ぼんやり思っています。(実現できるかな。。)

相変わらずのゆっくりペースとなりそうですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(Y)

2021-08-26

雑記

素材のはなし〜アップサイクルフェザー〜

クッションの素材には、ウレタンフォームや綿、羽根(フェザー)を主に使っています。今回はフェザーのお話を。

フェザーは、衣類やお布団のダウン(水鳥の毛のふわふわの部分)とは違い、芯のところまでを含むものです。これは家具用では柔らかさだけでなくある程度のコシが必要なためです。背もたれに使うと沈み込みがちょうど包まれるような感じで、ウレタンにはない良さが出るのでオススメしています。

フェザークッションはサイズを指定して特注で作ってもらっています。これまで何社かを経て、数年前からいろんな要望にも答えていただける山梨のメーカーさんに落ち着いていました。そちらから、今年に入って嬉しいニュースがありました。古くなったダウンなどのリサイクルは数年前から大手の衣料ブランドでも聞かれるようになり、世界的な流れとなってきましたが、フェザークッションのオーダーにも、再生フェザーを使うシステムが整ったとのこと。つまりこちらで注文するときに新しいフェザーだけでなく、再生のものも選べるようになったということです。

この再生フェザー、メーカーさんではアップサイクルフェザーと呼んでいます。アップサイクルとは持続可能なものづくりの考えの一つで、従来のリサイクル(再利用)ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを目指しています。(これって私たちが10年以上前からやってきた、Re:椅子のことではないですか!!)

綺麗に洗浄してゴミなどを取り除き、高温で乾燥させて再生させるので、もちろん衛生面は問題ありません。ものを長く使うというコンセプトは私たちがずっとやってきた椅子の張り替えと通じます。そして、環境に優しいということだけでなく、他にも良いところがあるんです。

実はフェザーを使う上で前から気になっている点がありました。先ほど書いたように鳥の羽根の芯のところを含んでいるので、どうしても独特の匂いが残ってしまうんです。これはメーカーさんにより差がありますが、新しいものは特にですし、後々も特に湿気の多い日などには匂いがすることも。それが、アップサイクルフェザーでは気になりません!ずっと使われてきたものは匂いが抜けているので、解消されるんですね。

それから、羽根の芯の部分はもともとはまっすぐなのですが、使われるうちにカーブしてきて、クッションに詰めたときに良い弾力が出て使い心地もよいようです。

良いことばかりのアップサイクルフェザー、進んで使っていきたいなと思っています。

椅子を張り替えるという仕事で、少しは地球に優しい生き方のお手伝いができるかなと思ってやってきましたが、張り替えるだけでは追いつきません。作業ではたくさんのゴミが出るのも気になります。
せっせと残った布を捨てずにカバンやクッションにして使うのも限度があるし、、使う材料ももっと地球に優しいものにしたいなと常々思ってきました。次は、植物原料で出来た地球に返るウレタン、使えるようになったらよいのにな。開発、普及させてほしいです。

2021-04-30

雑記

2021/4/30

嬉しいメールをいただきました。

Re:椅子として店に出していたこども椅子、遠方のお客さまでご来店かなわないとのことで、お送りしたところ、「傷や色あせた感じも美しく、優しく手をかけられたことが伝わり、またこの椅子で育ったお子さんがおられたのだなあと感じて、あったかい気持ちになりました」と。(部分的に引用させていただきました)

せっかくの古びた良さがあるからなるべく手をかけすぎずに、でも安心して使えるように、と修理をしたもの。それをこんなふうに感じ取っていただけたんだなと、ほっとするとともにとても嬉しく思いました。

不思議な縁を感じてと、お孫さんのために選んでいただいた椅子を介して、何度かのメールのやり取りの中で、お会いしたこともない小さなかわいらしいお子さんの姿やそれを見守られるご家族を想像して、ほっこりしたのでした。こちらこそ、ご縁に感謝いたします。

こんなご時世で外出もはばかられ、買い物はネットでという流れがさらに加速していることと思います。

ただ、私たちの扱っている椅子というものは、体に合う合わないがあるとても個人的なものだし、特に古い椅子のリメイクなどは、傷の感じやものの持つ雰囲気など、見て座って感じて買ってもらいたいな思ってきました。でもなかなかそれも難しい。
それならば、せめて見にこられない方には簡単にポチッと買えないようにと、ショッピングカートは作らずメールでお問い合わせいただいています。

お顔は見えなくても、メールのやり取りから、なんとなくでもどんな方がどういうところで使われるのかなと想像します。そしてホームページの説明では足りないところは補足し、気になる点があれば質問していただいて、きちんと納得いただいてからご購入いただきたいんです。パソコンやスマートフォンとやりとりしているのではなく、その向こうに人間がいるのだなと感じてもらいたいなと思っています。

そんなわけで、中には絵文字入りの和やかなメールを送ってこられたり、椅子をお送りしたら部屋に置いた写真を撮って送ってくださったり、と心温まるやり取りをさせていただくこともあります。

面倒に思う方もおられるでしょうが、、小さな個人の店だからこそ、うちのやり方として続けていきたいなと思っています。

 

 

2021-04-14

雑記

サイドテーブル

ムスメたちのW入学にあわせて新生活がはじまり、バタバタしていたらあっという間に月半ば。小学校めっちゃ楽しい!とウキウキだった次女は早くも三日目にして休みたい〜。。と言い出し、子も親もすでにぐったり、はやく休みの日が来ないかと心待ちにしている状態です。とほほ。

さて、店のこと。

椅子ではない古いものも、時々販売しています。
たとえばこの椅子に合わせて使ったら良いだろうな、とイメージのわく小さなテーブルなど。

こちらは、高い目のサイドテーブル。棚つきです。
足は無骨な感じの金属(鉄)。かといってそんなに重すぎはせず、ほどよい存在感です。
ざらっとした感じの黒い塗装がされていて、天板には木がはめこんであります。

いろいろ並べてみました。お店の什器にもいいですし、お家でも何かと使えそう。

天板の大きさ 335×480mm
高さ 695mm
下の台までの高さ 415 mm
天板の厚み 24mm

足はやや四方に広がっています。

¥22,000(税込)


いつも同じ風景だった階段下の空気が変わりました。模様替え、楽しいですね。

2021-02-09

雑記

田中さんの作品集

木工家の田中さんから、家具のカタログが届きました。

早速開いてみます。
おおー、かっこいい!

カタログではなく、写真集ですね。

ところどころに製作の場である東近江の深い山々や川などの自然の一瞬を切り取った頁もちりばめられていて、シンとした中に田中さんの世界観が伝わってくる、そんな一冊です。美しい写真も、田中さん自身が撮られています。

デザインもさることながら技術も素晴らしい。彼の作るものは、なんと表現して良いのかわかりませんが、すきっとしていて清々しいのです。

こんなセンスの持ち主に、村上椅子のオリジナル椅子の木部は製作してもらっています。ありがたや。

そして反対に、田中さんのデザインされたソファや椅子のクッション部分は、こちらで作らせてもらっています。

机や棚、額など、オーダーにも応じてもらえます。
気になられる方は、店にてカタログをご覧いただけますので、お声をかけてくださいね。

tanaka woodenworks