村上椅子

2007-05-09

作業風景

80センチ


村上椅子の仕事場の入り口は、一見普通の家の玄関のような引き戸です。
そして中にはいればもう一つ引き戸が。
その幅80センチ。けっこうせまい。
便利なところは、ソファがここを通れれば、たいていの家には納められる
という目安になること。
まっすぐでは通らなくても、「く」の字にしてみたり、
左右に振ってパズルのようになんとか通したりします。
たまに、ここを通れないソファの張り替えがあります。
そんな時は外で分解するか、外で張り替えるかどちらかと言うことに…。

今日、張り替え終わった応接用のソファもぎりぎりサイズでした。
背中の高さも奥行きも大きくて、しかも3人がけなので重い!
外の引き戸をはずしてしまってなんとか運び出しました。
これが難無く置かれていたなんて、大きいお家だったんだなあ
とあらためて思ったり。

村上椅子のオリジナルソファが基本的にこぶりなのは、
日本の住宅事情にあったソファを、という思いからですが、
実はこの80センチという間口がいい基準になっていたのかもしれません。

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