2006-08-21
大きな椅子
すっかりお休みのペースになってしまってた私のからだ。
どうにか四日目にして、ゆるゆるともとに戻ったようです。
そういえば子供のころは、お休み明けの何日かは午前中授業、
なんていうのがあったような気がします。
さて、今張り替えているのは、大きなハイバックの1人がけの椅子。
皮張り、鋲仕上げのアンティークな雰囲気の椅子なのに威圧的に見えないのは
まぁるいおでこと、ぽこっと出た下腹みたいな、背中の2段階のふくらみのおかげ。
なんだか親しみやすく、誰かに似てるな…、と思えるような椅子です。
いろんな表情や性格まで感じさせる、椅子って不思議だなあと思うのです。
2006-08-01
ウェービングテープ
2006-07-10
張り替え後

先日張り替え中だった椅子。
がらっとイメージをかえて、朱色の小紋柄を選ばれました。
椅子の雰囲気にとてもよく合っています。
中身のクッションもすべて取り替えて、座り心地も見た目もしゃんとしました。
これだけきれいになると、張り替えた甲斐があったなあと言う感じ。
よいものは、こうやって修理しながら長く使えるからいいですね。
2006-07-05
張り替え中

今日も雨が降ったり止んだり、梅雨らしい一日でした。
そんな中、納品で通りがかった鴨川では、
増水した茶色い流れの中、釣りをしてる人がちらほら。
大丈夫なんでしょうか…。
さて、今張り替えているのは、こんな椅子。
猫足で、背中がスッと伸びた、ちょっと中国風の椅子です。
もともとの張り地は、すてきな植物柄のびろうど調の布。
でもすっかり傷んでしまっています。
めくったら、中のウレタンもぼろぼろ。
黄色い粉になって、あちらこちらに飛び散ります。
吸ったら体に悪いんでしょうね~。
ここまでなるのは、相当長い間使ってこられたんでしょう。
全部、新しいのに取り替えます。
どんなふうに生まれ変わるかは、また後日。
2006-04-30
ホッチキ祭り

張り替えの椅子の古い生地をはがしていくと、目を疑うほどの大量のタッカーの針がでてきました。その様子を、助っ人に来てくれている友人O氏が命名(正確にはタッカー祭りかも)。
普通は釘を抜いた上で新しく生地を張るのですが、時間がなかったり手をぬいたりするのに針を残して張り替えるひともいるのです。
しかし。今回はそれがどうやら4度目!
古い生地の破片が残されているのでわかります。赤いモケット、ベージュの花柄のモケット、茶色のモケット。そして今張り替える前のはベージュの花柄の生地。そのそれぞれの針がほとんど残されているのです。
これだけ針が残っているとさすがにもう打つ所がなくなってくるし、何よりきれいに張れません。
ということで、一所懸命針を抜いていく作業。普通に張り替えするより相当手間がかかります。ちゃんと抜いておいてくださ~い…。
それにしても、業務用とはいえ4回も張り替えて使ってもらえる椅子はそうそうないと思います。
新しい生地は真っ白で織りで模様が入った布。
これからまた、何年使ってもらえるのでしょうか。
