2020-11-12
黒い曲木の椅子
引き続きRe椅子のご紹介です。
ずっと製作の余裕がなく、あと一息のところでおいてあった古い椅子たちを、勢いに乗ってギュギュっとまとめて仕上げました。
曲木のフレームが美しい、飛騨産業の古いダイニングチェア。もともとはこってりした黒っぽい塗装にぺかぺかのビニールレザーが張ってありましたが、せっせと塗装をおとし(ここから寝かすこと約1年…)美しい木肌が引き立つ自然な塗料で仕上げ、ぐっと素敵に生まれ変わりました。
ただ、 塗料を落とすのが大変手間な上、綺麗な木地が出てくるとも限らないので、持ち込まれた椅子の塗装の直しは色を合わせて傷を目立たなくする程度で、塗り直しはお受けしておりません。あしからずご容赦ください。
横から。綺麗なアーチですね。
正面から。座から背への一体化したかたちも愛嬌があります。
やや青みを帯びた黒の柔らかな手触りの布で、張り替えました。
座面は少し低く広めで、座り良いです。
小さい椅子をご紹介することが多いので、ダイニングの高さでゆったり座れるこのタイプはなかなか珍しいです。
ご来店は予約制としておりますが、ぜひお気軽にご連絡のうえ座りにいらしてくださいね。
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2020-11-06
花柄モケットの丸椅子
丸い籐椅子を、布張りに張り替えました。
少しだけ残っていたお気に入りの花模様のフランスの布、もともとの籐編みの模様にもにていてよく馴染み、しかもまるでこの椅子のために残っていたかのようなサイズだったので、二人一致で迷わずこの布に。
フレームもつやつや綺麗です。
座高が少し高いですが、それがひょいと腰掛けるのに丁度良い感じです。
軽くて扱いやすいのも良いですね。
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2020-11-04
薄い黄緑の小椅子
新しく店にならんだRe:椅子のご紹介です。
丸みを帯びたかたちの愛らしい、小さめの椅子です。
木枠は濃いめに塗装しなおしていますが背板にややムラが出ています。
気になる方は確認されてからのご購入をおすすめします。
布はイギリスの毛麻混紡生地。黄緑とオレンジ系の糸がミックスしたような味わいのある色と、生成りの糸の平織りです。この写真の色みが一番実物に近いかと思います。
横から見ると、座面の板がまっすぐ平らではなくて前にカーブさせてあるのがわかります。
そのおかげで足への当たりも優しく、見た目も柔らかい雰囲気になっています。
裏側。
座ってみると、高さは普通の机に丁度良い感じ、背もたれはちょうど腰にあたるぐらいの高さです。
見た目もかわいく程よい軽さで実用的でもある、おすすめの椅子ですよ。
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2020-09-29
青い小椅子
Re:椅子を更新しました。
こじんまり小さい椅子、やや低めで座面も小さいですが大人も座れますよ。
座はs字バネを入れ、縁を黒い小さな鋲で仕上げています。
選んだのは基本に戻って、レトロな雰囲気の別珍素材。
回り回ってやっぱりこの色が好きなんですよね。
どうしても青が強く写ってしまうのですが、次の写真が本物に近い色かと思います。
落ち着いたブルーグレーです。
木部は触りすぎない程度に、古びた風合いを残して磨き、オイルを塗っています。
サイズと価格は、こちらをご覧ください。
2020-09-28
丸椅子
ひさしぶりに、Re:椅子のご紹介です。
軽やかな丸い足のスツールを、東欧のビンテージの織物で張り替えました。やや色あせがありますが、しっかりと厚みのある布で、味わいのある濃い茶色のフレームととても馴染んでいます。
座面はゆったり大きめで、安心感のあるサイズです。
でも重たくないのが良いですね。
足の先のさりげない装飾も素敵です。
椅子自体は、古い日本のもの。
よく見ると、アサヒ地下足袋という文字と、大阪船場の商店の名前が刻まれていました。
ひなびた味わいのある椅子になりました。ぜひ座ってみてください。
サイズ等詳細はこちら→ no.196 ◎