2021-08-18
patina(ブナ)
夏は一体どこへ、、というような空模様の中、お盆らしくないお盆休みが終わりました。
海にも行けず、祖父母宅へも行けず。。こどもたちの経験できたはずの色々なことがぐっと狭められた状態が続きまた季節が移っていくと思うとなんともやるせない気持ちではありますが、今おかれた場所で楽しいことを見つけて日々過ごしていきたいです。
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さて少し前にお納めしたpatina一人がけのご紹介です。
明るい青で爽やかに仕上がりました。このところの長雨の鬱陶しさも少しは晴れるような綺麗な青。イタリアのコットンリネンです。
さらっとした肌触りも心地よく、もはやpatinaの定番生地になりつつあります。でもとても色数が豊富なので、同じ色でかぶることはありません。そして色でそれぞれに雰囲気が変わるのが面白いところ。
今回選ばれたフレームの材質はブナです。できたてはすべっと白くて無垢な雰囲気、木のさらっとした素朴な質感を生かしたいので、色のつかないワックス仕上げにしています。
一方10年以上たったショウルームに置いているものは、こんなに色が濃くなってつやつやに。
なかなか外へ出にくいこのご時世、自分の空間を心地よく整えようという方向に目が向かれる方も多いようです。そんな自分だけの椅子に、このpatinaはぴったり。映画を見たり音楽を聴いたり本を読んだり。しっかり目のウレタンの座面とフェザーの背もたれクッションの組み合わせは長く座っていても疲れません。そして、幅もあまり広くないので肘で囲まれている感じがまた落ち着きます。