2017-05-30
アームチェアのセット
Re:椅子のソファのご紹介です。
今回元になったのは、比較的新しい時代のフレーム。ぐらつきもなくきれいで、少し傷を直しただけですんだので、リーズナブルに設定しています。もちろん、フレームに張ってあるウェービングテープや、クッションは新調しました。
二人掛けにはきれいなグレーがかったベージュのコットンリネンを。
そして、同じデザインで一人掛けも2脚あります。
こちらには落ち着いたグリーンを選んでみました。
こんな風にセットで使ってもらえると嬉しいですが、もちろん単独でもいろいろな使い方ができるかと思います。
サイズ、価格等はこちらをご覧くださいね。
二人掛け https://murakami-isu.net/re-isu/no-146/
一人掛け https://murakami-isu.net/re-isu/no-147148/
2017-05-16
コラソンさんのベンチ
ご近所に、美味しいコーヒー屋さんがあります。
同年代のご夫婦が営まれている「カフェ デ コラソン」さん。
私がご紹介するまでもなく、2012年の開店以来ファンを増やし、遠方からも訪ねてこられる人も多い人気のお店です。
お店に入ってまず目に入るのは、ピカピカに磨かれた焙煎機。
そしてカウンターにずらりと並んだ椅子。しっとりとした雰囲気が落ち着きます。
東京の名店で修行された店主の川口さんの丁寧なお仕事は、一杯のコーヒーに凝縮されています。すっきりと洗練された味で「コーヒーは苦手だけどここのなら飲める」という話も聞きます。
さて、そんなコラソンさんから、奥の席をベンチシートにしたいとのご相談を受けました。写真がまずいですが、、この奥の壁のところです。
初めに使われていたスツールの鉄の脚を活かしたいとのことで、その脚の上に長い座面を作って乗せる構造にしました。また、背もたれは軽やかに見えるよう、狭い幅のものを壁に取り付けました。
初めは黒がいいかなということでしたが、照明も暗めで、手前に置かれた黒い塗装の椅子とあわせると結構重たくなるかなという印象を受けました。茶系も検討しましたが、なんだかおもしろくない。
そこで、壁の赤っぽい木の色、それからカウンター内のキャビネットのえんじ色との相性を考えて、くすんだオリーブグリーンのレザーをご提案してみました。照明の当たり具合で、焦げ茶色っぽくも見えたり、良い雰囲気に仕上がったと思います。
カウンターでマスターとお喋りもいいですが、ゆったりしたい時は奥のベンチシートへどうぞ。お店で焼かれているマフィンやクロワッサンなどの焼き菓子もおすすめですよ。ぜひお出かけください。
✳︎カフェ デ コラソン
お店の詳細はこちらから http://cafe-de-corazon.com/
2017-04-17
5月の営業日
ゴールデンウィークのショウルーム営業予定です。
4/29(土)11:00〜18:00
4/30(日) 休み
5/ 3(水)休み
4(木)休み
5(金)休み
6(土)11:00~18:00 休み
(ご来店を予定されていたかた、ごめんなさい‼︎ 変更しました)
よろしくお願いします。
2017-04-17
2017九州の旅(その2)
さて、お天気はうすら寒く小雨も降ったりでぱっとしませんが、お次は福岡県うきは市吉井町へ。山下カバンさんに向かう路地です。何度きても、わくわくします。
すてきな古道具たちと、今回はカバンも少し、並べられていました。
やっぱり落ち着く大好きな雰囲気のお店。ここで、来年あたりまた何やら催しをさせていただこうかというご相談もさせてもらいつつ、、。
山下さんを巻きこんで、旅は続きます。
この日は吉井町の散策をしてから、お隣の大分県日田市へ。
この町にはすてきな、小さな映画館、リベルテがあります。
以前訪れた時に、いつかここで映画を見るような旅の過ごし方をしてみたいなと思っていたけれど、なんせ小さな怪獣がいるので当分無理だなあと諦めていたら、みててあげるから三人で観たらいいよ!と山ちゃんの心強いことば。というわけでお言葉に甘えてみました。見たかったこの映画を、しかもリベルテという場所で見られてほんとうに良かった。
・・・
翌日は佐賀県の唐津へ。
老舗の鰻屋さん「竹屋」にて。建物も情緒たっぷりで満喫しました。
目の前に広がる海を貸し切り、ホテルのカフェでレモンスカッシュ。
タイルの色がとても好み。もうすぐ立て替えで休業されるそうですが、このテーブルは残して欲しいなあ。。
このあと唐津バーガーも食べて、夜は福岡に戻り、お集まりいただいたお久しぶりのみなさんと、初の博多水炊きを。ほんとにおなかいっぱい。そして楽しい面々に元気をもらいました。
翌日は大分方面、宇佐神宮へ。
ふたりはいつも仲良し。
中津城のそばの渋い銭湯にも行きました。
夜は日田に戻ってお寿司屋さん「おこぜ」に。お料理はもちろん良かったのですが、ぐずる子に優しくしていただいて、温かさが本当に嬉しかったです。
夜風に吹かれて散歩。三隈川の美しかったこと。
翌日帰途につき、山口、広島、岡山とまだまだ寄り道しながら京都に戻りました。
旅の終わりの一枚は、瀬戸内の山と海に挟まれた小さな漁村にある浜。
・・・
美しいものをみて、感じて、お久しぶりの人たちとも会えて。存分に春休みを満喫しました。旅でえたものを、これからにつなげていけたらなと思います。
2017-04-17
2017春の九州旅(その1)
バタバタとしているうちに四月も半ば。
店の前のジューンベリーも散り始めています。
久々の旅の記録、以下ご興味ある方はどうぞ。
先月末はお休みをいただいて、九州へ行ってきました。
小学校の春休みが始まると同時にフェリーに乗って、いざ鹿児島へ!
初めての船旅と、2段ベッドに大はしゃぎのあーさん。
出だしからやや先が思いやられます。。
朝には鹿児島に到着、外は雨。
桜島を眺めながら市内までドライブのつもりがほとんど見えず残念でした。
でも久しぶりのお友達親娘と再会、たまたま立ち寄った県立博物館で鹿児島のことを学べたり、行きたかったケーキ屋さんにも行けて、束の間の鹿児島を楽しみました。
YANO CAKE TEN MOKU のケーキ。小さな可愛いお店でどれにしようか迷うのも楽しい時間でした。どこかで車を停めておやつにしようと思っていたけど、待ちきれずすぐに箱をあけてフォークを突っ込む娘たち。。素朴なで家庭的な見た目なんだけど、洗練された味。美味しかったなあ。今度はゆっくりと味わいたいものです。
・・・
さてさて、次の目的地はイスオさんのルーツの土地、鹿児島県の北西部の長島という島です。翌朝は晴れてくれました。
早速、嬉々として野の花を摘み花束を作るおたまさん。
生えている種類の多さが京都とは全然違います。
なだらかな斜面に段々と連なる赤土のジャガイモ畑と美しい海と。
何度訪れても心の洗われるような気持ちのよい風景です。
ぎゃははー。
親戚のおじさんにすっかり懐いて、おじいさん!おじいさん!とついて回る。
お昼は地元の人の通う食堂に。
旅先でこのような渋い大衆食堂に行くのがだんだん恒例になってきました。
向こう側、崖の下は海。
ほんとにかもめの飛んでいそうなロケーションにあります。
名物の長崎ちゃんぽん。
一週間ぐらいいたらいいのに、なんて叔父さんたちには言ってもらい、もう少しゆっくりしたかったけど、長島を後にして、次は福岡に向かいます。
(その2に続く)