2017-11-22
ご来場御礼
小さい部屋さんでの「編みと縫い」展、昨日をもって終了しました。
長く期間をとっていただいたので、ゆっくりとご覧いただけたのではないでしょうか。
中には何度も足を運んでくださった方もおられるようで、嬉しい限りです。
ご来場いただいたみなさまにお礼申し上げます。
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こんなかばんがありました。
椅子を張ったときに出た小さなかけらをつなぎ合わせたもの。
こちらは同じ生地で、丸い椅子の座面を張ったとき、ぐるっと回りに残った部分↓
をうまく縫い合わせて持ち手部分に使ったもの。
フランスのぽこぽこ水玉ポシェット。
デンマークのコットンの大きなトートバッグ。ソファのクッションをリメイクしました。
濃いオレンジのバケツバッグ。
フランスの黄色いお花に紺色のベルギーリネン。
こちらはグレーのウールと合わせて。
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はじめてのかばんの展覧会ということで、作り始めたころは、こんなんでいいのかなと悩みながらでしたが、小さい部屋のにしおかさんに大丈夫!と優しくお尻をたたかれ(笑)。作るにつれ、この布ならこうしたら可愛いんじゃない?こんな形もすてきかも!と、だんだん調子が出てきて、布の持つ力に助けられながら色とりどり、形もさまざまに30ほど作ることができました。
初日に素敵にディスプレイしてくださったのを見て、なかなかいいやん!とひとまず安堵。あとはにしおかさんにまかせるのみ!時々在店しては、それぞれのかばんが、それぞれお似合いの方のもとに旅立っていくのを嬉しく拝見しておりました。
にしおかさんには、このような挑戦の機会をつくっていただき、本当に感謝しています。
そして、ご一緒してくださったとりことりさん。美味しいもので展を盛り上げてくださったアカツキコーヒーさん、岡田桂織さん。楽しい時間をありがとうございました。
最後に、大丈夫!売れるよ!と励ましてくれた長女、お母ちゃんと遊びたいのを我慢してくれた次女、そしてもろもろ支えてくれた夫にも、おおきな感謝を。
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小さい部屋さんのバックヤードでこっそりお茶会。
移転のため12月で閉店されるということで、こんな風景も見られなくなると思うと少し寂しいです。
さて、ほっとしましたが、ゆっくりはしていられません。
まだまだ治療待ちの椅子が待っています。
かばんはまたいつの日か!
2017-11-04
編みと縫い はじまりました
展覧会初日は、気持ちのよい秋晴れでした。
ゆったりとご覧いただけたでしょうか。
店内の様子をちらり。
いろんなところに、編みのかばん、縫いのかばん。
店主にしおかさんの縫われたスカートには、とりことりさんのふわふわのポケットがついています。黒いふわふわウールのや、白とベージュの縞のコットンウールのなど。
古椅子と、はぎれのかばん。
とりことりさんの手編みの手袋、こちらは紐付き。早速旅立っていきました。
木の実を模した細かい編みのピンブローチ。
写真ではうまくつたわりません。是非実物をみていただきたい。
小さい小さいビーズを編み込んだ、繊細なピアスやリング。
黒も白も、どちらも欲しくて迷ってしまいます。
椅子生地のかばんに、とりことりさんの編まれたちいさなポケットを縫いつけた、コラボレーション作品。
ポケットの隠れているかばんを探してみてください。
古椅子も少しですがご用意しました。
緑のスツールは宇宙人みたいな足がお気に入り。
HPのRe:椅子のところに載せている商品の中には、会期中小さい部屋さんに展示していて、村上椅子ではご覧いただけないものもありますので、お気をつけください。
11月21日(火)まで、開催しています。
私は5日、12日、19日の日曜日に顔を出す予定です。
ぜひいらしてくださいね。
『編みと縫い』
編み / とりことり 手袋、ポケット、ビーズ編みのピンブローチとピアス
縫い / 村上有佳 かばん
村上椅子の古椅子も少し
期間:11月3日(金・祝)から21日(火) 11:30〜18:30
(定休日 9日.10日. 16日.17日)
場所: 小さい部屋 京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 2F
2017-10-17
「編みと縫い」展 のおしらせ
今の場所に移転、ショウルームをオープンしてもうすぐ10年になります。その頃からご存知のかたは、店にかばんやポーチなど、椅子生地で作った小物が並んでいたのを覚えておられるでしょうか。その後、ありがたいことに忙しくなって小物にまで手が回らず、たまに自分や家族のものを作るだけとなっていたのですが、このたびお声がけいただいて、期間限定で展示販売させていただくことになりました。
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椅子を張った時に出てくる端切れの、素敵な色あいや織りのものなど、もう椅子にはならないけれど魅力的で捨てられない。そんな、引き出しのなかに溜め込んでいた端切れが、組み合わさってかばんとなりました。
いびつな形で残っていれば、最大限それを生かしたかたちに。小さいのはつなぎ合わせて。細い部分があれば、その幅で持ち手にしようか。なかには縫いかけのクッションをリメイクしたものも。
制約のなかで、工夫するのがどうやら好きなようです。
偶然のなかから生まれ、ひとつひとつ気の向くままに作った不揃いなかばんたち。
ぴったりくる出会いがあり、誰かに身につけていただけるなら、そんなに嬉しいことはありません。
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「編み」のとりことりさんとの合同展です。緻密に端正に編まれたブローチや、手を入れるだけでほっこり嬉しくなるような手袋などが並びます。とりことりさんの編まれたポケットがついたスカートや、かばんもあります。
そして期間中、楽しみな企画も。
12日(日)アカツキコーヒーさんの珈琲と焼菓子
18日(土)19日(日)岡田桂織さんのパンケーキとワッフル(イートインスペースあり)
ぜひ、ご予定ください。
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『編みと縫い』
編み / とりことり 手袋、ポケット、ビーズ編みのピンブローチとピアス
縫い / 村上有佳 かばん
村上椅子の古椅子も少し
期間:11月3日(金・祝)から21日(火) 11:30〜18:30
(定休日 9日.10日. 16日.17日)
場所: 小さい部屋 京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 2F
2017-10-07
10月11月のお知らせ
10月もすでに一週間過ぎてしまいましたが、今月は通常どおりの営業です。
木金土はショウルームも開けております。気持ちよい季節になってきました。ぜひお立ち寄りください。
また、11月は変則的です。
11月 3日(金・祝) 11時〜18時
23日(木・祝) お休み
他はいつも通りの予定です。宜しくお願いします。
…
そして、お知らせがもう一つ。
11月23日で今の場所にショウルームを開いて10年になります。(そして気づかぬうち過ぎていましたが、おかげさまで村上椅子は春で15周年を迎えることができました)。これまで椅子をご依頼くださったお客様、力をお貸しいただいている関係業者さま、そしてずーっと細々続くこの日記を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます!
そんな節目の年ですが、うちの店では特に何もしないどころか、古椅子展も今年はお休み!と宣言していたのですが、、ちょうど(?)そんなタイミングで声をかけていただいて、私(村上有佳)の椅子生地で作ったカバンの展示をさせていただくことになりました。
「編みと縫い」 11/3(金)〜11/21(火)
場所は以前から「古椅子展」を開催させていただいている、左京区の「小さい部屋」さんです。http://www.chiisaiheya.net/
個人としての初めての展と同時に、とても素敵な編みの作品を作られる、とりことりさんとの合同展ということもあって、大変緊張していますが、いつも通りでいいから、自由にやって下さいねという店主のにしおかさんの言葉に励まされて、せっせと製作しています。また古椅子も、少しは並ぶ予定です。
まずは、簡単にお知らせまで。
詳細は近々またアップしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
2017-09-11
昭和の食堂椅子
久々にRe:椅子のページを更新しました。
以前よく手がけていた、懐かしい雰囲気のこぶりな食卓椅子のリメイクです。いろんなメーカーが同じような形で出していたので、ある年代以上のひとは、ああ見たことあるな、という椅子だと思います。私のおばあちゃんちにも、赤や緑のビニールレザーで張られたものがたくさんありました。昭和の食堂椅子と勝手に呼んでいます。
今回は、塗装の色が気にいらなかったので、すべて落としてオイルを塗り、ナチュラルで優しい雰囲気に変身させました。
背と座面の曲線がきれいなので、それがよく表れるモケットが似合うと思います。左から、辛子色、柔らかいグレー、ブルーグレーに。木部の色は辛子色のだけ、少し濃く、他の2脚は明るい木の色です。
背もたれ後ろは控えめな鋲仕上げ。
あまり広くスペースをとれない、団地やアパートの食卓用として考えられたのでしょうね。
気になられる方はお早めに見にいらしてください。
サイズなどは、こちら ◎