村上椅子

小さい部屋の12月、古椅子など。

小さい部屋さんに、椅子など搬入してきました。いよいよ明日から展示が始まります。
前回ご紹介のつなぎ布の小座布団のほか、古椅子も少しお持ちしました。古椅子とは、いつも「Re:椅子」としてご紹介している、古い椅子を修理、張り替えて再生したもの。スツール、木の小椅子など小さいものが中心ですが、アームチェアもあります。小さい部屋さんのやさしい雰囲気にぴったりかと。

ざっくりしたウールのチェックの椅子。背もたれが小さくて、なんとも可愛らしいんですよ。他にも、どことなく、素朴で懐かしい雰囲気の、ほっこりできる椅子をご用意しています。

 

そして、お久しぶりのさかなクッション。椅子のはぎれをつないで作っています。可愛すぎないぬいぐるみとして、意外と男の子に人気とのうわさも。椅子やソファの腰あてなどに、お使いください。ひとつひとつ、作った順にナンバーがふってあります。

 

基本的には小さい部屋の店主にしおかさんにお任せしていますが、私も7日、8日あたりはお店にいようかなと思っています。ご来店をお待ちしております!

つなぎ布の椅子用座布団

小さい部屋さんでの展示、いよいよ今週末にせまってきました。

気に入った布は、ほんの小さいかけらでも捨てられない。そんな端切れをならべているだけで、あ、この組み合わせかわいい!この色合わせ斬新!と楽しくなります。そんな布をつないで椅子用の小さいお座布団を、コツコツと作りためました。こんなサイズ感です。

ちょうど、小さなスツールに乗るサイズ、おおよそ24cm×32cmです。

こうやって布の椅子の気分を変えるのも良いし、木の椅子にのせてもらっても。

ふかふか、ではないですが、お尻の痛さや冷たさを軽減してくれ、気分も楽しくなるそんなおざぶです。

作るときはこんな感じで、まずなんとなくこんな色合いかな、というはぎれをランダムに寄せ集めてみるところから始まったり、このかけらが使いたい、と小さなパーツからどんどんひろがっていったり、いろいろです。

同じ色の組み合わせでも、隣に並ぶものが変わるとがらっと印象が変わるので、ピッタリくるところを探してぐるぐる回したりあれとこれを入れ替えたり。

いざ縫い合わせてみても、あんまりでほどいてやりなおすことも。。縫い代の分面積が減ると、感じが変わってしまいます。

そんなこんなで、できあがった座布団たち。ここでざざーっとご紹介。他にもあります。

裏側は無地または柄物で、つなぎ無しにしています。落ち着いた色のもあれば、ちょっと明るい色を持ってきたものも。お好みでどうぞ。

色だけでなく、ひとつひとつの布の質感の違いもぜひ楽しんでいただければと思います。

 

小さい部屋の12月 のおしらせ

小さい部屋さんの、布ものを中心とした企画展に参加します。

古布を使ったカバン、エプロン、スカート (岡林尚子さん)
つなぎ布、つまみ布 (c.h.sさん)

などなど。

村上椅子からは椅子生地の残布をつないだ小さな椅子用座布団と、いつもの古椅子、それからお魚クッションを少しお持ちする予定です。

座布団はシックなのから、ちょっとポップなのまで。またご紹介しますね。
古椅子はあまり数はありませんが、スツール、小さめの木の椅子、それから肘つきの小ぶりなソファを少しだけ用意しました。どうぞお楽しみに。

ゆったりと期間をとっていただいていますので、冬の贈り物を探しに、一年頑張った自分へのごほうびに。ぜひほっこりしにいらしてください。

 

2019.12/7(土)〜12/25(水)
11:00~18:00 、木金定休

場所:小さい部屋

京都市中京区尾張町225 第二ふや町ビル201
tel/075-748-1168

2019-11-29

12月のカレンダー

 

あっという間に師走ですね。

土曜日、営業時間の変更がありますので、お気をつけください。

12月7日 12時から
12月21日 17時閉店

年内の営業は28日までです。
12月29日(日)から1月5日(日)まで、お休みとさせていただきます。

また、1月のショウルームは予約制とさせていただきます。お手数ですがご来店の前にお電話かメールにてご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

ゲストハウスのソファクッション

 

設計事務所様のご依頼で、ゲストハウスのためのソファを製作しました。
台は大工工事で作ってもらい、クッションを置くだけのタイプです。

エントランスからすぐの共有スペース、団欒の場としてゆったりとした造り付けソファをコの字型に配置されました。床の高さから階段4段ほど下がったところに、囲まれるように作られたソファコーナーは、とっても落ち着きます。

今回のお仕事では、これまでしたことのない縫製の指示があり、かなり神経を使いました。
普通は、マチの縫い合わせの部分にシンプルに何もしないか、ステッチを入れる、またはパイピング仕上げとすることが多いのですが、ありきたりなものは嫌だということで、グログランテープ(帽子などに使う)を縫いつける仕様に。

やや起毛していて毛の流れのある布に、柔らかいテープを縫い付けるので(しかも黒で見にくい)慣れるまでやや時間がかかりましたが、なかなか綺麗にできたのではと。

大きめクッション背もたれ、座面あわせて18個、ミシンを走らせた距離は何メートルになったかな、なんて考えたり。
たくさんの人に座ってくつろいでいただければ嬉しいです。