村上椅子

2006-03-25

おでかけ

本日休業!


好きなことを仕事にしてるとはいえ、休みは必要。
好きな事をしてるからこそ、いつでもその事ばかり(村上椅子のことばかり)考えてしまっているので、たまにまったくそこから離れることが大切だと思うのです。
展示会が終わるまで休んでる場合じゃない!というイスオさんをなんとか説得して、急遽お休みをとることになりました。
だって、なんていい天気!空は真っ青、気温もぽかぽかと暖かく、まさに春到来です。
このお休み、したくても出来なかった事を全部やっちゃおうとばかりに、まずは洗濯、洗濯、洗濯。その間にお布団を干して、掃除もやって、ああ、すっきり。
そして、昼からドライブへつれていってもらいました。
京都市内から162号線を通って京北から美山へと。
まだ、新緑とはいきませんが、青い空の下走っているだけで幸せ気分です。
美山のかやぶきの里では、車をとめてぶらぶらと茅葺き集落を散策。たくさんのつくしが顔をだしているのをみつけ、なんともほっこりすることができました。
もちろんくいしんぼうの私、ちゃんと、おいしいつきたてきび餅も頂き、うみたて卵のお土産も手に入れて京都へ戻ってきました。
さらにもうちょっと何かできそう、とパンまで焼いて充実の休日は終了。
ほんと、気分転換は大切です。明日から、がんばるぞ。

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2006-03-04

おでかけ

神戸へ


今日は久々に神戸におでかけ。
北野坂にあるギャラリーミウラで開催中の『難波行秀・家具展』にいってきました。
たくさん並べられた木のフォークやトレイなどは、使われている木の種類や木目も様々で、その中からお気に入りを探す楽しさがあります。また、しゅっとした(で伝わるでしょうか…)椅子やテーブルなども展示されています。
明日まで開催中なので、ぜひ行ってみて下さい。
◇ギャラリーミウラ 神戸市中央区中山手通1-18-19 三浦ビル1F tel 078-391-2665

そして、トリトンカフェで、休憩。イスオさんはホットワイン、私はホットハニ-レモンティーを頼んでみました。どちらも美味しく、ほっこりあったまることが出来ました。
その後は芦屋にある木の家具のお店、Jクオリアに。こちらは、いろんな作家さんの作品やオリジナルの家具を取り扱っておられるすてきなお店。
こうやって、よく木工作家さんの作品を見る機会がありますが、それぞれ個性が現れていて面白いなと思います。
久々に電車に乗ったり歩き回ったりで少々疲れましたが、盛りだくさんな一日となりました。

2006-02-12

おでかけ

スワロウ展


仕事を早めに切り上げて、坂田卓也製作所さんの展覧会におじゃましました。
京の老舗のお香やさん、松栄堂というお店の奥にあるギャラリースペースには、20脚弱の木の椅子たちがずらり。展覧会の題名は、ずばり、『スワロウ展』です。
この展覧会では同じ椅子でも幾パターンもの座面のものが置かれています。
木のままのもの、ヌメ革張り、布張り、そして布の置きクッションのもの。それぞれ見た印象も違いますが、座リ心地もさまざま。いっぱい座って違いを楽しめます。
また、組み立て前のパーツや設計図面なども壁面に展示されていて、椅子の製作工程も知ることが出来ます。
いろんな椅子に出会える『スワロウ展』、来週の日曜日まで開催中ですので、ぜひお出かけ下さい。
詳しくはこちらまで。坂田卓也製作所
 
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2006-02-08

おでかけ

納品ドライブ


あっという間に日記を書かないまま1週間がすぎてしまいました。
今日は琵琶湖の東側にソファの納品にいってきました。
イスオさんのお友達がデザインされ、本体部分の製作をKnotさん、クッションを私たち村上椅子に依頼されたもの。座と背中のクッションをベルトで本体に取り付ける、珍しいタイプの3人がけソファです。選ばれたお色も本体がしっくり濃い茶色、クッションがオレンジがかったキャメル色で、落ち着いた感じに仕上がりました。
その後、家具職人の友人のところに打ち合わせに寄り、薪ストーブの暖かさについつい長居してしまいました。
それから、滋賀県に来た時お決まりのドライブ気分で、永源寺の近くのヒトミワイナリーというところにも寄り道。おばちゃんに勧められるままにいろんなワインを試飲し、袋はちょうど3本入りますよ~、という言葉に、1本だけのつもりが3本も買ってしまいました。商売上手ですね~。(のせられやすいだけなのか?)
ワインには詳しくありませんが、私なりにいうと、甘口でぶどうの味がしっかりする、口当りの良いワインでした。
そのほか、自家製パンや国内外のジャム、オリーブオイルなども販売されていて、お土産探しにもよさそうです。

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2006-01-29

おでかけ

母娘孫珍道中

祖母、母と三人で京都文化博物館にいってきました。
離れて暮らしている祖母ですが、幼いころはよくいろんな展覧会に連れられて行ったものです。そのころはおばあちゃんとのお出かけが嬉しいだけで、実は興味も持っていませんでしたが、今思うと、分からないなりに何か受けとるものがあったのでしょう。
美術館や博物館は私のすきな場所になっています。
芸術に興味を持たせてくれた祖母と久々の展覧会、とても楽しみにしていました。

お目当ては『柳宗悦の 民藝と巨匠たち』展。
日常使いの雑器の中に美をみいだし『民藝』ということばを生み出した、柳宗悦の集めた、日本各地の焼物、木工品、着物などの民藝品と、民藝運動に関わった巨匠たちの作品が展示されています。
最近『デザイン』という言葉があちこちで聞かれます。「デザイン主義」「デザイナーズ住宅」などなど…。
でも見栄えやかっこよさ、変わったかたちなどをつくり出すことが、デザインだとは私は思いません。素材に逆らわずその良さを活かして、かつ使いやすいものにすれば、おのずともののかたちは決まってきます。その中から、美しいかたちは生まれてくるのではないでしょうか。
民藝のジャンルからは外れるかも知れませんが、現代の一職人として、使いやすく美しい実用品をつくっていけたら、と思います。

その後は親、子、孫(みんな蛇年生れ!)でイタリアンのランチ。
ちょっと(?)そそっかしいのが似たものどうしの三人。みんな好きにしゃべるから会話もちぐはぐ…。でも楽しいひと時でした。
皆が元気でこうやって出掛けられる幸せを感じた一日でもありました。

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