2006-07-28
蓮の花
滋賀での打ち合わせに行く途中、草津・烏丸半島に立寄りました。
この季節の名物は琵琶湖岸に広がる一面のハス畑。
あんなにたくさんのハスを初めて見ました。
見事な花が、もうしばらく楽しめるようです。
面白かったのは聞こえてきたやや年配のご夫婦の会話。
おくさん:『すごいな数やな~、これ買ったら高いんやで。』
だんなさん:『レンコンようけ(=たくさん)とれるなあ』
美しい自然を目の前に、現実的なお話でした。
そばには水生植物公園や琵琶湖博物館もあり、
の~んびりいろいろ楽しめそうなお薦めスポットです。
2006-05-20
休日
今日はひさびさのお休み。
友人との約束の時間にはあんなに降っていた雨もあがり、
晴れ晴れした気分でランチに行ってきました。
お店は四条烏丸ちかくにある、リストランテ「バッサーノ デル グラッパ」。
軽めのコースは2種類のパスタ、2種類のメインからそれぞれ一つずつ好きなものが選べます。
私の頼んだのは、パスタが「鴨肉と万願寺とうがらしのクリームソースのリングイネ」、メインが「サーモンのローストとアスパラガス じゃがいもの冷たいスープ添え」。
どちらも、とっても美味しくいただきました。(写真撮るのも忘れて…)
そしてデザートはパイナップルのシャーベットと濃厚なチーズケーキ。
おしまいのエスプレッソまで久々のおしゃべりは尽きること無く、ゆったりとしたお昼を過ごすことができました。お腹もこころも満足、満足。
たまにのこういう時間は、自分の日常とは違う世界との接点となるので、とっても貴重です。
友人にとってもそうであってくれると嬉しいのですが。
その後も、街をぶらぶらと歩いてリフレッシュしてきました。
いすおさん、わたしだけ美味しいもの食べてごめんね~。
◇リストランテ「バッサ-ノ デル グラッパ」
京都市下京区仏光寺通烏丸東入る上柳町325
tel (075)344-1277
2006-05-19
バザールカフェ
今日は外回りのついでに烏丸今出川近くにあるバザールカフェでお昼を食べてきました。
住宅街の中にあるこのカフェは、街中にいることを忘れさせるようなゆったりした空間。入り口から、足場板のしいてある木陰の通路をはいっていくと、鮮やかな緑あふれる庭が出現します。そして写真にあるテラス席から、建築家ヴォ-リズ設計の洋館を改装したという店内へと。
お店では、いろんな国籍のひとたちが働いていてメニューも多国籍。自国の料理を日本人の口に合うようにアレンジして出していて、お値段もリーズナブルです。
「国籍や性別、年齢など異なった立場の人たちが互いの違いを尊重しあい、共に生きていくことを確認しあう」ことを目的に活動している、非営利のカフェなのだそうです。
ここでは無料の建築相談も行われています。
改装、家を建てる方法、シックハウスのことなど、なんでも相談できます。
毎月第2木曜日の午後3時から8時にいけば、『建築相談所』という素朴なフダをたてて建築士の方が座っておられます。設計事務所を訪れるのは勇気がないけどちょっと話を聞いて欲しい、という人のために行われているので、気軽にお声を掛けて下さいとのことです。
もちろん、建築相談をしなくても、ライブなどのイベントも行われているし、普通に行ってのんびりコーヒーを飲むこともできる、交流の場であるカフェ。おすすめです。
バザールカフェ 京都市上京区岡松町258
電話 (075)411ー2379
営業時間 木、金、土 11:30~20:00
2006-04-21
淡路島へ
淡路島にいってきました。
夜中の張り替え仕事、第3段です。
せっかくいつも行かないようなところにいけるんだから!と
夜10時からのところ、早めに出発しました。
嬉しいことに雨の予報が遅れて、とってもいいお天気。
乗ってみたかった「たこフェリー」で島へ渡ることにしました。
船に乗るということが普段の生活ではないので、それだけで旅行気分です。
明石と淡路島の岩屋をつなぐこのフェリーはその名のとおり、
白い船体に真っ赤な大きなタコの絵が描いてあります。
一時間に2本ぐらい運行しているので制服姿の学生さんも。
明石海峡大橋で地続きで行けるのも便利だけど、
橋の下をくぐって淡路島にいくのも、なかなか気分が盛り上がって楽しかったです。
さて、淡路島に着いたら、海岸線を気持ちよくドライブ。
道の駅でタマネギとか地元の特産品を買うぞ!と思っていたら、
閉まっていてがっかりしました。
まあ気を取り直して、次は温泉に。「東浦花の湯」というところにいきました。
ここは、日本三大美人湯のひとつの龍神温泉に匹敵するくらいの良質のお湯だそうで、
地元のひとでにぎわっていました。
そして、さらに車を走らせ、目的地洲本に到着です。
夕食は地元の魚を食べさせてくれる割烹、寿司のお店「福一」でいただきました。
温泉にはいって美味しいもの食べて、ああ満足…。
後は寝るだけと言いたいところですが、本番はこれからです。
仕事自体は、数が少なかったのでけっこうすぐ終わり、今度は橋を渡って帰路につきました。
ここからが、長かった…。
高速で事故か何かの渋滞に巻き込まれ、京都に帰り着いたのは午前4時前でした。
しかもその3時間後には椅子の引き取り、そして夕方までに張り替えて納品。
さすがに疲れました。
淡路島には、またゆっくり遊びにいってみたいと思います。
2006-04-14
デンマークの椅子
自分達の展示会期間中ですが、ぜひとも行っておきたい展示会が他にあり
始まる前に見にいってきました。
京都の興石という北欧家具のお店で行われているのは
「フィン・ユールとデンマークの家具デザイナー展」。
フィン・ユール、ハンス・ヴェグナー、オーレ・ヴァンシャーなど
デンマーク家具の巨匠たちの貴重な椅子を集めた展示会です。
デンマークの椅子は大好き。
高い技術があるからこそできる、線の細さと木という素材をいかした
美しい曲線、そして人間工学にもとづく、からだにしっくりくる座リ心地が、
なんともいえません。
デンマークの有名な家具デザイナーたちは、自身が職人でもあり
技術とデザインが相互に磨かれていったのだと思います。
木と技術とを知っているからこそ、無理のない美しいかたちが生まれる。
それを思うと、学校でデザインを学んでそのまま「デザイナー」になるのは
おかしなはなしですね。
さて、おいてあるものはもちろん私の手におえるお値段ではないけれど、
見ているだけでも幸せな気分。
そんな中、デザイナーの名前には疎い私でも
間違いなくすごいものだとわかる椅子に座らせてもらいました!
世界に2脚しかないという、ヴェグナーが最初に作った椅子です。
椅子としての完成度は低いらしいのですが、それでも包まれるような
座り心地でした。
置いてある椅子たちの張り方や仕様、使われている生地、材料など
じっくり観察。ああ、中身も見たい…。
ほんとうはずっとみていたかったのですが、時間がなく残念でした。
なんともいえない満たされた気持ちで、頭がぼーっとなってしまいました。
やっぱり、いいものを見ることは大切ですね。
興味のある方はこちらまで→
フィン・ユールとデンマークの家具デザイナー展
明日までです。
ついでにむらかみいす展、明後日までです。