2007-06-06
ちょっと山登り
喜多村朋太さんとpotitekさんの「日々の器展」にいってきました。
京都・左京区の吉田山の東がわ、雰囲気のある石段をのぼったところに
その会場はありました。
古い大正建築が並ぶなかの一件「碧山居」です。
建物の中へ入ると、その空間に魅入られました。
畳の上に、たくさんの器が静かに存在感をもって並んでいます。
そしてその向こう、縁側越しには、ぱーっと拡がる東山の風景が。
それもそのはず、この建物、山の斜面に三段階ある古い家のならびの、
一番上の段に位置しているのです。
シンプルながら味わいのある、陶の器、木の器と、素晴らしい眺望。
正座して、ずーっと静かな気分を味わっていたいような、
素敵な空間でした。
その後、もう少し山を登って、「茂庵」というカフェで休憩。
こちらは山の西側の景色を一望しながらお茶が楽しめます。
窓からは爽やかな風と緑がそよぐ音が。
いつも近くは通っているのに、こんなところがあったなんて…。
展覧会は10日までです。カフェとあわせて、是非お出かけ下さい。
詳しくはこちらまで。