2009-12-31
椅子屋金槌
初雪・ポッケさんは
この秋、京都・京北に引っ越されたところで、アトリエ見学も兼ねて
ドライブがてら受け取りに行ってきました。
写真を撮るのをすっかり忘れていたのですが
とってもすてきなアトリエでした。
以前は床屋さんだったというその小屋は
小さな丸い真鍮のドアノブや、なみなみの模様のはいった窓ガラス、
タイル張りの床などがそのまま残されていて、
ノスタルジックな空気が流れていました。
そこに少しだけ手を入れてアトリエにされています。
すでにおふたりにとっても馴染んでいるように見えました。
帰る頃には、夕暮れの空は淡いオレンジ色で、
そこに雪がちらちらと舞い、なんともいえない幻想的な雰囲気でした。
このブローチを付けるとき、受け取ったときの嬉しさとともに、
そんな風景や作ってくれたおふたりのことが浮かんでくることでしょう。
そういう買い物っていいなあ、と思うのです。
さて今年ももう終わり。
来年も思いのこもったものづくりができたら、そして
椅子をとおしてたくさんの出会いがあればなと思っています。
みなさま、どうもありがとうございました。
よいお年を。