2019-11-08
薄黄緑の肘つき椅子
秋らしい爽やかなお天気が続く京都です。
さて、秋といえばきのこ(強引、、)。このきのこたち。一体なんだと思いますか?
正解は、この椅子のパーツです。
こちらはリペア前の椅子。この穴からねじ止めして組み立て、ネジを隠すために木の栓をしてあるんです。
これが、枠組みを修理するときに、上手に抜ければいいのですが、中には壊れてしまうものもあります。そんなときは木の棒を削り出してそっくりなものを作ります。上の写真の中のいくつかは新しく作ったものが混じっています。色もあわせて塗っています。
Re:椅子は、こうやってその時々に応じて、生地の張り替えだけでなく、欠けたパーツを作ったり、木部の修理、塗装ときには溶接などなど、いろんな技を使ってしっかりと使える椅子に仕立て直しています。
今回ご紹介するのはこちら。
明るめの木色のすっきりとした軽やかなフレームに、渋めの薄黄緑色の麻混ウールを合わせました。ナチュラルな白っぽい色の糸と所々オレンジや緑の混じった織りがなんともいい色。少し味の出た木肌も良い感じです。
軽くてコンパクトだけれども、座面にバネをいれているので少し弾力があって、小柄〜標準体型の方には座りやすい椅子だと思います。背中も布張りだと気持ち良いですね。
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