2016-10-22
富山納品の旅 2
さて納品も無事終わり、ここからは家族でのお楽しみ。
夏からなかなかゆっくりお休みをとれていなかったので、
自然の中でリフレッシュです。
車を東へ走らせると、雪の残った山々が見えてきて歓声。
国道沿いの渋い食堂で名物たら汁をいただきました。
どーんと鍋ごと出てくるのが豪快。
旨味の溶け込んだおつゆがしみじみ美味しい〜。
帰るよというと、つゆ!と最後まで座りこんで平らげていました。
そしてヒスイ海岸へ。名前のとおり、ヒスイが採れるそうです。
たとえヒスイでなくてもいろんな種類の綺麗なすべすべの石がたくさんで
何時間でもしゃがみこんでいられそうです。
ライトをあてると透き通って光る石に大喜び。
夜はバンガローに泊まりました。
月の綺麗な夜でした。が、疲れて9時前にはこどもと一緒に寝てしまった。
焚き火しながら秋の夜長を楽しもうと思っていたのに残念です。
早朝の海。綺麗だったなあ 。
初めは母にしがみついていたあーさんですが、
次の日にはすっかりビーチコーミングのとりこに。
ふたたび富山市方面へ戻る途中、魚津水族館へ。
大正2年開業、現存する水族館としては日本で一番古いんだそうです。
昼は大衆食堂、地元のお客さんと朗らかなお母さんとのやりとりも面白い。
夜は駅前の大衆酒場。子供達も一丁前にカウンターに座って。
お店のみなさんに可愛がってもらいました。
おいしくてあったかい夜でした。
・・・
最終日は私の希望で、富山民俗民芸村の民芸館へ。
建物は岐阜から移築された板倉だそう。
村内には茅葺きの「民芸合掌館」などもあり、圧巻でした。
おおらかな臼や鉢などの木のもの、細やかな手仕事で編まれた背負子や刺し子、
いろいろと興味深かった。
帰る前にもう一度海に。かすかに立山連峰が見えます。
最後に山の中にある源泉かけ流しの温泉に寄り道。
昔は温泉宿だったようですが、今は立ち寄り湯としてだけ営業されています。
電気もついていずひっそりしていて、かなりマニアックな雰囲気。
鉄の匂い、茶色く濁っていてピリピリするくらい強いお湯でした。
きれいな景色、美味しいお魚、優しいひとびと、
そして美しいものに触れて大満足の、濃い三日間でした。
また気持ちも新たに頑張れそうです。