村上椅子

2015-09-29

おしらせ

10/3の営業時間変更のおしらせ

かってながら
10月3日(土)のショウルームのオープンは14時半ごろ
とさせて頂きます。
ご予定されていた方がおられたら、
直前のお知らせになってしまいすみません。
お間違えのないよう、よろしくお願いします。

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2015 古椅子展 vol.7 のお知らせ

古椅子展の詳細お知らせです。

会期: 2015年10月10日(土)~20日(火) 
    11時30分から18時30分
    15日(木)16日(金)定休日。

場所: 小さい部屋 →◎
    京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 2F 
    TEl 075-702-7918

古椅子選びからはじまる。
壊れがあれば直す、歪みがあれば調整する。
椅子肌を整える、似合う素材をえらび
座り心地を確かめながら椅子張りをする。
ひとつ、ひとつ またひとつと
オリジナル椅子に生まれ変わる。

ソファーを中心とした椅子と共に
張替で小さく残った素材を生かして作った
オリジナルクッションも並びます。

・・・

今年もUM design の上田真理子さんに、素敵な案内状を作って頂きました。
ありがとうございます。

今回はアーム付の1人掛けソファがメイン、
3人掛け、小振りな2人掛けソファもあります。
秋が深まるこれからの季節、部屋でゆったりと過ごすお供になれるような
椅子たちをお届けできたらと思っています。
布を繋いでつくったお魚クッションも、二年ぶりに販売します。
どうぞ、お楽しみに。

それでは製作に戻ります!

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第7回古椅子展のおしらせ

今年も、京都・北白川の「小さい部屋」さんで、古椅子展を開催します。
会期は10月10日(土)~20日(火)、木金は定休日です。
昨年からのスタイルを引き継いで、長めの日程をとって
小さい部屋さんの穏やかで素朴な雰囲気の中で
ゆっくりとご覧いただける感じにしたいなあと思っています。
3連休もありますので、遠方のかたもぜひ秋の京都を楽しみにいらしてください。

・・・

「古椅子」とよんでいますが、タダの古い椅子ではありません。
色あせ、ガラクタ同然にも見えるような古い椅子を、
手を掛けて甦らせ、また世に送り出そうというものです。

きちんと座れるようにするのは当然。
時には(というかこの頃はだいたいのものは)
バラバラに分解して接着し直してグラツキをなおし、
バネやクッションを入れ替えます。
状態が悪いものは、木肌を整え、塗装しなおします。
時にはフレームをカットしたりして大胆にデザインを変えることも。

ただ、ぴかぴかに直してしまうのではありません。
その椅子の過ごしてきた時間、椅子の持っている雰囲気を大切に、
塗装のし直しも、仕上げのディティールも吟味して。

そして、その椅子がより魅力的に見える張り地を選んで
椅子に纏わせるとき、みるみる椅子は息を吹き返すのです。

時間も手間もかかりとても大変な工程ですが
生き生きと甦った椅子たちの姿を皆さんにお見せしたくて、
今年もまた開催することにしました。

一年以上かけて倉庫に集めてきた椅子たち(ここには入りきってませんが)、
いよいよ出番です。

詳細はまた近いうちにおしらせしますね。
  

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2015-08-25

張り替え

千鳥格子のはばひろソファ

とっても巾の広いソファの張り替えご依頼。
2メートル20センチもあり、余裕で四人は並んで座れます。

並行してほかの椅子も張り替え中で作業場に入れられないので
倉庫内でなんとか空間をつくってめくりの作業に。

ビニールレザーが剥離して、二色使いみたいになってしまってますが、
もとは緑色です。。

これを、黒と白の千鳥格子でというご希望。
いろいろな織の千鳥を探して、こちらの細かいウールの生地を選ばれました。

ボタン締め作業中。
ウレタン類も全て取り替えたので、自由に張り方をアレンジできます。
生地を折り込んでボタンを留めるのはやめて、
シンプルに二列並べるだけにしました。間隔などは、ふたりで相談。

こんな風に釘状のくるみボタンを作って、とめるんですよ。

・・・

完成!!
大きすぎて、外で撮影です。

張り地だけでなく、ウレタンでの肉付けの仕方や
パイピングの有無、マチの付け方など、ちょっとしたことで
全体の雰囲気や印象がかわるのが、面白いところです。

大変身を楽しみながらの、やりがいのあるお仕事でした。
ご依頼ありがとうございました。

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2015-08-24

作業風景

ほのぼの

朝晩涼しくなったとはいえ、からだを動かして作業していると、
やっぱりまだまだ暑いです。
そんななか食欲だけは衰えず、
このまま秋に向かうと思うと恐ろしいこのごろ。。

こちらはロココ調のクラッシックな椅子の張り替え、
重厚な金華山の張り地をはがしたら、
下からこんなお茶目な布が顔を出しました。
まさかお客さんもこんなのが中に眠っているとは想像もしないでしょうね。

これをなつかしいと思うのはいくつぐらいまでの人でしょう。
わが家には母が昔作ってくれた、
同じような柄の子供布団が残っています。

思いがけず、ちょっとほっこりしたできごとでした。

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