2025-03-01
3月のカレンダー
3月のショウルームお休みは
1日(土)15日(土)と
水、日曜日 です。
お休みが多くなっていますが、椅子の引き取り、持ち込み等でご都合のつきにくい方はご相談ください。
対応可能な時間もあります。
1日から12日は小さい部屋さんにて古椅子展を開催。
1日はそちらにいる予定です。
ほかにも日曜日など、ちょこちょこ顔を出せたらと思っています。
そんなわけでご来店の場合は、出来るだけ前もってご予約いただくか、
来られる前にお電話やメール等でご確認いただければと思います。
お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
2025-02-20
古椅子展のおしらせ
中京区、小さい部屋さんにて、古椅子展を企画いただいています。
ちょこちょことイベントごとに椅子の出品はしていましたが、単独の古椅子展としてはずいぶん久しぶりの開催。楽しみにしてくださっている方も多いようです。
どうしても以前ほどの数は集められないのですが、
小さなスツールから、肘掛け椅子、大物は三人掛けのソファまで、
それぞれの個性をいかして張り地や張り方、仕上げ方などのディティールを工夫し、
時に遊び心を加えて楽しんで修理再生した椅子たちがずらり並びます。
賑やかしに、椅子生地はぎれで作った小座布団も、すこしばかり用意しますよ。
初日とほか時々、私もお店にいる予定にしています。
ぜひぜひ古椅子の世界を楽しみに遊びにいらしてください!
・・・
古椅子展
日時:
2025.3/1(土)~3/12(水)
11時から18時
木金お休み
場所:
小さい部屋
京都市中京区尾張町225 第二ふや町ビル201
tel 075-748-1168
2025-02-04
チェックのソファ
店に展示している、作りつけソファ用の見本品。
シンプルに合板の台に背もたれと座面のクッションをぽんと置くタイプで、基本的に壁につけて使う設定なので、下の台しかないのですが、これを気に入られたお客様から、もたれかけさせる壁がないとのご相談があり、独立したソファとして使えるようにアレンジして製作しました。
フレームは18ミリのラワン合板を使っています。
一見するとシンプルで単純な作りで、背もたれをつけるのも簡単かと思えますが、強度を持たせる必要があります。クッションの見え方とのバランスも考えつつ、背もたれの枠の高さや接合の仕方などじっくり検討して設計しました。座り心地や雰囲気は変えずにクッションの厚みや高さも調整しています。
張り地は、ここぞというときに使えたらと、長いこと持っていたフランスのチェックの布。
ご提案したところ、気に入っていただいたので、この生地で最大取れるサイズでソファの幅を決め、背もたれの裏側と、内側の見えない部分は別布をあわせて、ピッタリ使い切りました。
残ったのはこれだけ。
背と座、背マチのチェックの柄合わせもできたのは、奇跡的!
・・・
さて納品。ご自身で作られたという棚など内装ともよく似合って、とてもしっくり収まりました。
お客様が、素敵に撮ってくださいました。
↓↓
ソファ幅やクッションの大きさの設定も自由度があり、張り地だけでなく使う人の希望に沿えるソファとして、これを機に定番化できればなと思っています。
カバーを交換したりしながら、永く使っていただけると嬉しいです。
ご依頼ありがとうございました!
2025-02-01
2月
2月の店のお休みは
2日(日)
9日(日)
12日(水)
16日(日)
23日(日)
24日(月・祝)
26日(水)
上記以外の日はほとんど店におりますが、作業や配達などの都合上、
ご来店の際はできるだけ事前にご連絡いただけると助かります。
また、営業日が少なくなっていますので、お休みの日にしかご予定がつかないかたはご相談ください。
という感じで今月もゆるやかにお願いいたします。
‥
あっという間に古椅子展が来月に迫ってきました。
受注のお仕事と並行していよいよ作業も進めていかねばというところ。
カレンダーを眺めているとあらためて2月は短い!
ということで、製作、頑張ります。
2025-01-21
革のソファ張り替え
ミッドセンチュリーということばが浮かぶような、レトロな革張りのソファ。
60-70年代の天童木工のもののようです。
背もたれのクッションを支えるテープも革だったり、肘かけのクッションがフレームにぐるっと巻きつけてボタンで留まっていたりと、凝った作りです。
傷みがかなり激しかったので、全体的な補修が必要でした。
本体は、木製フレームの緩みなどを再接着、座面下のバネ調整と生地の張り替え。
そして、背もたれの革ベルトも新しく製作しました。
背、座面のクッションは中材から新しく作り直しました。
張り地は、布も検討されましたが、最終的には元のものに近い革に。
シンプルにというご希望でしたので、パイピング、ボタンはやめ、つなぎ目を極力無くす縫い方にしました。
肘のクッションについては背や座とのバランスをみて、どう作るのがすっきりするか色々と考えました。その中で、革のベルトでフレームに取り付けてはというご提案が出てきて、このような仕様におさまりました。
ここだけ、チェックの布で遊び心を。
さっぱりと生まれ変わりました。
使っていくうちに柔らかく馴染んでいくのもまた楽しみです。
ご依頼いただき、ありがとうございました!